
NanoVDB は H18.5 から搭載されていて、GPU 上でのパイロシミュレーション演算に使われています。
Martin_blue さんのおっしゃるところの Houdini Volume と NanoVDB または OpenVDB を簡単にすぱっと切り分けることはできないのですが、例えば、Simple FX シェルフから Simple GPU Torch を Ctrl クリックして配置し、pyrosolver_gpu_torchfire をネットワークエディタで選択、Simulation Type を Sparse, Dense, OpenCL と切り替えれば、Dense であっても、あたかも VDB のように演算されていることがわかると思います。
シミュレーション実装の細かいところまで説明するのは私の役目ではないですが、簡単に言えば、Source になる部分と「演算」になる部分に分かれ、Dense の場合であっても VDB のように何もないところを無駄に演算しないような仕組みになっています。GPU 演算の場合、Source ボリュームは NanoVDB で構成されます。
> HoudiniにNeural VDBを導入する予定はありますか?
これにかかわらず、基本的に今後の開発予定をリリース前に公表・口外はしませんが、NeuralVDB は2022年の発表以来あまり進展がないように見えます。
ZibraVDB は Houdini本体内では Karma でレンダリングできたので、Arnold でもレンダリング出来るのではないですかね。
詳細はこちらをご覧ください。
https://ikatnek.blogspot.com/2025/02/zibravdb-for-houdini.html [
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