Houdini 20.0 Pythonスクリプト

Pythonステート ハンドル

独自ステートとハンドルを紐づけて、そのハンドルを使ってユーザ操作に反応させる方法。

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概要

ユーザがノードのViewer Stateで作業する時にインタラクティブにパラメータを編集できるようにする標準的な方法は、ノードパラメータに ハンドル をバインド(紐づけ)させることです。

ローレベルの入力デバイスイベントを解釈できたとしても、ハンドルの方が今でもステートでユーザがインタラクティブに操作できるようにセットアップするためのメインの方法です。 ハンドル自体が非常に強力で、幅広く色々とパラメータをセットアップできるように既製ユーザインターフェースを指定することができます。 色々なハンドルの多くのライブラリからそれを選択することができます。

ステートテンプレートを作成する時は、ステートにハンドルを バインド させます。 現在のところ、動的にハンドルを作成したり破棄することができません。つまり、ステートで必要となるハンドルすべてを事前に指定しておく必要があります。 しかし、hou.Handleを使えば動的にハンドルを制御することは可能です。

静的ハンドル

静的 ハンドルのバインドは、ハンドルパラメータとノードパラメータの単純な1:1のマッピングに対応しています。 移動、回転、スケール、長さなどのハンドルパラメータは、ノードのそれに該当するパラメータと合わせることがほとんどなので、このマッピングを使用することがほとんどです。

ステートに追加したい静的ハンドル毎に、そのハンドルタイプの名前、そのハンドルの内部名(各ハンドルの名前はツール内の他のハンドルと被ってはいけません)、 ノードパラメータとハンドルパラメータをマッピングさせた("node_parm_name", "handle_parm_name")タプルのリストでhou.ViewerStateTemplate.bindHandleStaticをコールします。

簡単なテスト用にPython Source Editor内で以下のサンプルを実行することができます:

import hou

class PythonMeasureState():
    def __init__(self, state_name, scene_viewer):
        self.state_name = state_name
        self.scene_viewer = scene_viewer


template = hou.ViewerStateTemplate(
    "pythonmeasure",
    "Python Measure",
    hou.sopNodeTypeCategory()
)
template.bindFactory(PythonMeasureState)

# このステートのアセットに"start"と"end"の2個の移動パラメータがあることを想定します。
template.bindHandleStatic(
    "xform", "start_handle",
    [("startx", "tx"), ("starty", "ty"), ("startz", "tz")]
)
template.bindHandleStatic(
    "xform", "end_handle",
    [("endx", "tx"), ("endy", "ty"), ("endz", "tz")]
)

hou.ui.registerViewerState(template)

動的ハンドル

動的ハンドルのバインドは、コールバック関数において、ハンドルの変更がノードパラメータにどのように影響を与えるのか、または、ノードパラメータの変更がハンドルパラメータにどのように影響を与えるのかを決定します。

ステートに追加したい動的ハンドル毎に、そのハンドルタイプの名前、そのハンドルの内部名(各ハンドルの名前はツール内の他のハンドルと被ってはいけません)でhou.ViewerStateTemplate.bindHandleをコールします。

Note

hou.ViewerStateTemplate.bindHandleは、cache_previous_parmsブール引数を受け取ります。

cache_previous_parms=Trueを渡すと、Houdiniは、そのハンドル値を追跡して、ハンドルコールバック以前 のハンドルと 新しい ハンドルの値の両方を渡します。 これは、ユーザがハンドルを動かした速さを調べたい時にその差分を追跡できるので便利です。

False(デフォルト)を渡すと、Houdiniは、ハンドルコールバックに以前の値を渡しません。

簡単なテスト用にPython Source Editor内で以下のサンプルを実行することができます:

from __future__ import print_function
import hou

class PythonTwistState():
    def __init__(self, state_name, scene_viewer):
        self.state_name = state_name
        self.scene_viewer = scene_viewer

    def onHandleToState(self, kwargs):
        # ユーザがハンドルを操作した時にコールされます。

        handle_name = kwargs["handle"]
        parms = kwargs["parms"]
        prev_parms = kwargs["prev_parms"]

        print("User edited handle:", handle_name)
        for parm_name in kwargs["mod_parms"]:
            old_value = prev_parms[parm_name]
            new_value = parms[parm_name]
            print("%s was: %s now: %s" % (parm_name, old_value, new_value))

    def onStateToHandle(self, kwargs):
        # 必要に応じて動的ハンドルを更新できるように、
        # ユーザがパラメータ(s)を変更した時にコールされます。

        parms = kwargs["parms"]
        print("Parameters are now:", parms)
        for p in parms:
            print(p)


template = hou.ViewerStateTemplate(
    "pythontwist",
    "Python Twist",
    hou.sopNodeTypeCategory()
)
template.bindFactory(PythonTwistState)
template.bindHandle("xform", "twist_handle", cache_previous_parms=True)

hou.ui.registerViewerState(template)

動的ハンドルイベントのメソッドに渡される辞書には、以下の標準アイテムが含まれています:

node

現行ステートで作用しているノードを表現したhou.OpNodeインスタンスを含んでいます。

state_parms

現行ステートにバインドされたステートパラメータを表現した名前を含んでいます。 この辞書は、パラメータステートを変更する際に使用します。 詳細は、ここを参照してください。

state_flags

ステートに関連した色々なフラグを含んだ辞書。 ステートフラグは、kwargs引数を介して、すべてのステートハンドラーで設定することができます。

フラグ

メモ

mouse_drag

(による)マウスドラッグイベントを生成するかどうかを制御します。 デフォルトでは、マウスドラッグイベントを生成します(True)。

mouse_dragFalseの時、マウスドラッグイベントを生成しません。セレクターがアクティブな場合、選択可能なエレメントはハイライトされません。

あなたのステートではマウスドラッグイベントが不要な場合は、mouse_dragFalseに設定して、オーバーヘッドを回避すると良いでしょう。

class MyState(object):
    def __init__(self, state_name, scene_viewer):
        self.state_name = state_name
        self.scene_viewer = scene_viewer

    def onEnter( self, kwargs):
        kwargs['state_flags']['mouse_drag'] = False
        ...                

redraw

このフラグは、Trueに設定すると、マウス移動またはマウスホイールのイベントが発生した時に、ビューポートの再描画をトリガーします。

デフォルトでは、ビューポートは常に再描画します。大規模シーンのパフォーマンス問題を軽減したいのであれば、あなたのステートがでビューポートの再描画が不要な時にはredrawFalseに設定してください。

class MyState(object):
    def __init__(self, state_name, scene_viewer):
        self.state_name = state_name
        self.scene_viewer = scene_viewer

    def onMouseEvent( self, kwargs):
        kwargs['state_flags']['redraw'] = False
        if __some_redraw_test__:
            kwargs['state_flags']['redraw'] = True
        ...                

indirect_handle_drag

このフラグは、True(デフォルト)に設定すると、ビューポート内で(を押したままにすることで)間接ハンドルドラッグが有効になります。 このフラグがFalseに設定されていれば、間接ハンドルドラッグが無効になります。

class MyState(object):
    def __init__(self, state_name, scene_viewer):
        self.state_name = state_name
        self.scene_viewer = scene_viewer

    def onEnter( self, kwargs):
        # 間接ハンドルドラッグを無効にします。
        # ビューポート内でのMMBドラッグによってハンドルパラメータが修正できなくなります。
        kwargs['state_flags']['indirect_handle_drag'] = False
        ...

exit_on_node_select

このフラグは、別のノードが選択された時に、ステートを抜けるのか、それともアクティブのままにするのか決めます。 True(デフォルトの挙動)に設定すると、別のノードが選択されるとステートが抜けます。 Falseに設定すると、別のノードが選択されてもステートはアクティブのままになります。 exit_on_node_selectフラグは、ノードなしステートとノードありステートのどちらでも使用することができます。

class MyState(object):
    def __init__(self, state_name, scene_viewer):
        self.state_name = state_name
        self.scene_viewer = scene_viewer

    def onGenerate( self, kwargs):
        # ノード選択が行なわれても、このノードなしステートがアクティブのままになるように設定します。
        kwargs['state_flags']['exit_on_node_select'] = False
        ...                

interrupt_state

Volatileステートが有効な時または空っぽの文字列の時にPythonステートを中断するステートの名前。

onHandleToState

これは、ハンドルを変更した時にノードパラメータ(またはステート/表示)を更新することができます。

このメソッドに渡される辞書には、以下の追加アイテムが含まれています:

handle

ハンドルの文字列ID。

parms

新しいハンドルパラメータ値を含んだ辞書。

mod_parms

変更されたパラメータの名前のリスト。

prev_parms

このキーは、hou.ViewerStateTemplate.bindHandleメソッドにcache_previous_parms=Trueを渡した場合に のみ存在します

これは、前のハンドルのパラメータ値を含んだ辞書です。 これは、差分計算に役立ちます。

ui_event

ハンドル状態にアクセスするためのhou.UIEventオブジェクト。 例えば、hou.UIEvent.reasonが返したhou.uiEventReason値を使用することで、ユーザがハンドルのドラッグを開始または終了したかどうかを調べることができます。

以下のhou.uiEventReason値は、onHandleToStateに対して色々な意味があります:

  • uiEventReason.Active: ユーザがハンドルをドラッグ中です。

  • uiEventReason.Changed: ユーザがハンドルのドラッグを終了しました。この時点で、prev_parmsには直近のハンドル値が入っているはずです。

  • uiEventReason.Start: ユーザがハンドルのドラッグを開始しました。

  • uiEventReason.Picked: ハンドルメニュー操作、ホットキー、マウスクリック。例えば、Picked値はHUDスライダをクリックしたときに生成されます。

onStateToHandle

このメソッドは、 ノードのパラメータを変更する度に ステートにバインドされた 動的ハンドル毎に 別々にコールされます。 これは、変更されたノードパラメータに合うようにハンドルパラメータを更新することができます。

このメソッドに渡される辞書には、以下の追加アイテムが含まれています:

handle

ハンドルの名前。

parms

ハンドルのパラメータ名と値をマッピングした辞書。 この辞書の値を変更することで、そのハンドルパラメータを編集することができます

このメソッドでは、ノードのパラメータからパラメータを読み込んで、kwargs["parms"]内の必要なハンドルのパラメータを動的に更新します:

def onStateToHandle(self, kwargs):
    node = kwargs["node"]
    handle_parms = kwargs["parms"]
    if kwargs["handle"] == "my_angle":
        node_tx = node.parm("tx").evalAsFloat()
        handle_parms["tx"] = node_tx * 2

特別な通知

Houdiniには、ユーザが動的ハンドルの制御を開始または終了した時にステートに通知するための特別なコールバックが備わっています。

onBeginHandleToStateは、onHandleToStateコールバックの直前にコールされます。 例えば、onBeginHandleToStateを使用することで、ユーザがハンドルを制御している間に Undoブロックを開いて、Undo可能オペレーションを実行することができます。

onEndHandleToStateは、onHandleToStateコールバックの直後にコールされます。 onEndHandleToStateを使用することで、onBeginHandleToStateで開いたUndoブロックを閉じることができます。

ハンドルタイプ

名前

説明

パラメータ

angle

位置と回転のハンドル

input, onoff, px, py, pz, rx, ry, rz, scale, trs_order, tx, ty, tz, xyz_order

bboxvector

Bounding Box Vector

input, onoff, scale, twist, tx, ty, tz, vx, vy, vz

boundingbox

Bounding Box

centerx, centery, centerz, constant_scale, onoff, rx, ry, rz, sizex, sizey, sizez, uniform_scale

boundingrect

Bounding Rectangle

centerx, centery, centerz, constant_scale, onoff, orient, rx, ry, rz, sizex, sizey, sizez, uniform_scale

boundboundingbox

Bounder Bounding Box

bound_type, centerx, centery, centerz, constant_scale, onoff, orient, rx, ry, rz, sizex, sizey, sizez, uniform_scale

circle

Circle Transform

onoff, orient, rx, ry, rz, sx, sy, tx, ty, tz

clayxlate

Clay Translate

input, onoff, tx, ty, tz, u, v

curvepoint

Curve Point Options

keepingeo, pointlist

distance

Distance

dist, input, onoff, px, py, pz, vx, vy, vz

domain

Domain

input, onoff, u0, u1, v0, v1

edit

Edit

brushswitcher, dist, handle_group_pivot, input, inputtype, localspace, onoff, pivot_comp_rx, pivot_comp_ry, pivot_comp_rz, pivot_comp_shear_xy, pivot_comp_shear_xz, pivot_comp_shear_yz, pivot_comp_sx, pivot_comp_sy, pivot_comp_sz, pivot_comp_trs_order, pivot_comp_tx, pivot_comp_ty, pivot_comp_tz, pivot_comp_xyz_order, pivot_rx, pivot_ry, pivot_rz, px, py, pz, rx, ry, rz, shear_xy, shear_xz, shear_yz, switcher, sx, sy, sz, trs_order, tx, ty, tz, upx, upy, upz, xyz_order

extrude

Extrude

roup_pivot, grst_order , grx , gry , grz , gshear_xy , gshear_xz , gshear_yz , gsx , gsy , gsz , gtx , gty , gtz , gxyz_order , input, onoff, pivot_comp_in_obj_prexform, pivot_comp_rx, pivot_comp_ry, pivot_comp_rz, pivot_comp_shear_xy, pivot_comp_shear_xz, pivot_comp_shear_yz, pivot_comp_sx, pivot_comp_sy, pivot_comp_sz, pivot_comp_trs_order, pivot_comp_tx, pivot_comp_ty, pivot_comp_tz, pivot_comp_xyz_order, pivot_rx, pivot_ry, pivot_rz, px, py, pz, roffsetx, roffsety, roffsetz, rpivotx, rpivoty, rpivotz, rpostx, rposty, rpostz, rprex, rprey, rprez, rx, ry, rz, shear_xy, shear_xz, shear_yz, soffsetx, soffsety, soffsetz, spivotx, spivoty, spivotz, sx, sy, sz, trs_order, tx, ty, tz, uniform_scale, xyz_order

extrude2

Extrude v2

input, onoff, pivot_comp_in_obj_prexform, pivot_comp_rx, pivot_comp_ry, pivot_comp_rz, pivot_comp_shear_xy, pivot_comp_shear_xz, pivot_comp_shear_yz, pivot_comp_sx, pivot_comp_sy, pivot_comp_sz, pivot_comp_trs_order, pivot_comp_tx, pivot_comp_ty, pivot_comp_tz, pivot_comp_xyz_order, pivot_rx, pivot_ry, pivot_rz, px, py, pz, roffsetx, roffsety, roffsetz, rpivotx, rpivoty, rpivotz, rpostx, rposty, rpostz, rprex, rprey, rprez, rx, ry, rz, shear_xy, shear_xz, shear_yz, soffsetx, soffsety, soffsetz, spivotx, spivoty, spivotz, sx, sy, sz, trs_order, tx, ty, tz, uniform_scale, xform_front, xyz_order

fallbackvector

Vector with Fallback

onoff, scale, useval, vx, vy, vz

hudintslider

HUD Int Slider

value, onoff

設定

hudslider

HUD Slider

value, onoff

設定

isosegment0

Isoparm Segment

input , knotu, knotv, onoff, scale, useu, width

isosegment1

Isoparm Segment

input, onoff, knotu, knotv, scale, useu, width

mousewheelbump

Mouse Wheel Bump

onoff, value

mousewheelradius

Mouse Wheel Radius

radius

pasterange

Paste Range

input1, input2, onoff, u0, u1, v0, v1

peak

Peak

dist, input, onoff, radius, px, py, pz, vx, vy, vz

pill

Pill

botheight, botrx, botry, botrz, cbotheight, cbotrx, cbotry, cbotrz, colorb, colorg, colorr, corient, crx, cry, crz, csx, csy, csz, ctopheight, ctoprx, ctopry, ctoprz, ctx, cty, ctz, czfactor, orient, onoff, rigadjrx, rigadjry, rigadjrz, rigadjsx, rigadjsy, rigadjsz, rigadjtx, rigadjty, rigadjtz, rigadjzfactor, rx, ry, rz, topheight, toprx, topry, toprz, tx, ty, tz, x, y, z, zfactor

pivot

Pivot

input, onoff, tx, ty, tz

project

Project

axis, input, onoff, scale, twist, vx, vy, vz

softxform

Soft Transformer

input, localspace, onoff, pivot_comp_in_obj_prexform, pivot_comp_rx, pivot_comp_ry, pivot_comp_rz, pivot_comp_shear_xy, pivot_comp_shear_xz, pivot_comp_shear_yz, pivot_comp_sx, pivot_comp_sy, pivot_comp_sz, pivot_comp_trs_order, pivot_comp_tx, pivot_comp_ty, pivot_comp_tz, pivot_comp_xyz_order, pivot_rx, pivot_ry, pivot_rz, px, py, pz, roffsetx, roffsety, roffsetz, rpivotx, rpivoty, rpivotz, rpostx, rposty, rpostz, rprex, rprey, rprez, rx, ry, rz, shear_xy, shear_xz, shear_yz, soffsetx, soffsety, soffsetz, spivotx, spivoty, spivotz, sx, sy, sz, trs_order, tx, ty, tz, uniform_scale, upx, upy, upz, xyz_order

sphere

Sphere Transformer

onoff, orient, rx, ry, rz, sx, sy, sz, tx, ty, tz

translate

Translate

input, onoff, tx, ty, tz

torus

Torus Transformer

onoff, orient, rx, ry, rz, sx, sy, tx, ty, tz

tube

Tube Transformer

onoff, orient, rx, ry, rz, sx, sy, sz, tx, ty, tz

uisoparm

U Isoparm

input, k, onoff

uvedit

UV Edit Manipulator

input, onoff, px, py, rz, shear_xy, sx, sy, trs_order, tx, ty, xyz_order

uvedit_reversez

Texture Transformer

input, onoff, rz, sx, sy, tx, ty

uvpoint

UV Point

input, onoff, px, py, pz, rx, ry, rz, sx, sy, sz, u, v

uvproject

UV Project Manipulator

onoff, projtype, px, py, pz, rx, ry, rz, sx, sy, sz, torrad, trs_order, tx, ty, tz, xyz_order

uvrange

UV Range Manipulator

onoff, projtype, px, py, pz, rx, ry, rz, sx, sy, sz, torrad, trs_order, tx, ty, tz, u0, u1, v0, v1, xyz_order

uvxform

UV Transform Manipulator

group_pivot, input, onoff, px, py, rz, shear_xy, sx, sy, trs_order, tx, ty, xyz_order

uvunwrap

UV Unwrap Manipulator

input, onoff, projplanes, px, py, pz, ref_input, rx, ry, rz, trs_order, tx, ty, tz, xyz_order

vector

Vector

input, onoff, scale, twist, tx, ty, tz, vx, vy, vz

visoparm

V Isoparm

input, k, onoff

xform

Transformer

input, onoff, pivot_comp_in_obj_prexform, pivot_comp_rx, pivot_comp_ry, pivot_comp_rz, pivot_comp_shear_xy, pivot_comp_shear_xz, pivot_comp_shear_yz, pivot_comp_sx, pivot_comp_sy, pivot_comp_sz, pivot_comp_trs_order, pivot_comp_tx, pivot_comp_ty, pivot_comp_tz, pivot_comp_xyz_order, pivot_rx, pivot_ry, pivot_rz, px, py, pz, roffsetx, roffsety, roffsetz, rpivotx, rpivoty, rpivotz, rpostx, rposty, rpostz, rprex, rprey, rprez, rx, ry, rz, shear_xy, shear_xz, shear_yz, soffsetx, soffsety, soffsetz, spivotx, spivoty, spivotz, sx, sy, sz, trs_order, tx, ty, tz, uniform_scale, xyz_order

ハンドル設定

ハンドル設定は、ハンドルの挙動を変更するためのアトリビュートになっています。

関連項目:

HUD整数スライダの設定

hudharbourname('name') スライダをグループに割り当てます。同じグループのスライダ同士がドッキングされます。

hudharbourx(int) スライダグループのX位置。

hudharboury(int) スライダグループのY位置。

hudnameside(int) ラベル位置: 上(1), 左(2), 右(3), 下(4)

hudrangehigh(int) スライダ範囲の上限値。

hudrangelow(int) スライダ範囲の下限値。

hudlockhigh(int) 1に設定すると、スライダの上限がhudrangehighに設定され、スライダはその値より上に移動できません。

hudlocklow(int) 1に設定すると、スライダの下限がhudrangelowに設定され、スライダはその値より下に移動できません。

hudvalueside(int) 位置の値: 上(1), 左(2), 右(3), 下(4)

hudx(int) ビューアペイントのX位置。

hudy(int) ビューアペインのY位置。

hudw(int)

hudh: 高さ

HUDスライダ設定

hudh: 高さ

hudharbourname('name') スライダをグループに割り当てます。同じグループのスライダ同士がドッキングされます。

hudharbourx(int) スライダグループのX位置。

hudharboury(int) スライダグループのY位置。

hudnameside(int) ラベル位置: 上(1), 左(2), 右(3), 下(4)

hudrangehigh(float) スライダ範囲の上限値。

hudrangelow(float) スライダ範囲の下限値。

hudlockhigh(int) 1に設定すると、スライダの上限がhudrangehighに設定され、スライダはその値より上に移動できません。

hudlocklow(int) 1に設定すると、スライダの下限がhudrangelowに設定され、スライダはその値より下に移動できません。

hudvalueside(int) 位置の値: 上(1), 左(2), 右(3), 下(4)

hudx(int) ビューアペイントのX位置。

hudy(int) ビューアペイントのY位置。

hudw(int)

hudh(int) 高さ

xform設定

translate(int) xform移動モードを有効(1)または無効(0)。

scale(int) xformスケールモードを有効(1)または無効(0)。

rotate(int) xform回転モードを有効(1)または無効(0)。

snap_to_selection(int) 1に設定すると、ジオメトリコンポーネントへのスナップが有効になります。詳細はここを参照してください。

境界ボックス設定

translate(int) boundingbox移動モードを有効(1)または無効(0)。

rotate(int) boundingbox回転モードを有効(1)または無効(0)。

snap_to_selection(int) 1に設定すると、選択したジオメトリコンポーネントへのスナップが有効になります。詳細はここを参照してください。

ハンドルのスナップ

ほとんどのハンドル(例えば、xform, pivot, distance, boundingboxなど)では、選択したコンポーネントへのスナップを回避したいです。 これらのハンドルは選択したジオメトリを動かすことを想定しているので、そのハンドルを同じジオメトリにスナップさせると、良くないフィードバックループが起きます。 たいていの場合、ここで問題になる選択は、ノードが生成したクック選択です。

Houdiniは、選択が存在した時にジオメトリコンポーネントが選択されているのか選択されていないのかの区別しかできません。 選択が存在しなければ、Houdiniはそのハンドルにバインドされているノードが生成したジオメトリ全体が選択されていると見なし、ハンドルがそのジオメトリにスナップするのを回避します。 snap_to_selection設定を使用することで、選択されたコンポーネントにハンドルをスナップさせるかどうか制御することができ、 通常のAPIを使ってその設定をハンドルに適用することができます:

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リファレンス

  • hou

    Houdiniにアクセスできるサブモジュール、クラス、ファンクションを含んだモジュール。

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