概要 ¶
このツールを使用してビューポート内でクリックしてドラッグすることで簡単に測定結果を描画することができます。
Note
現在のところ、このツールはSOPコンテキストでのみ動作するように制限されています。
現在表示されているジオメトリ上でクリックしてドラッグすることで測定値を描画することができます。 この測定結果は最初にクリックしたジオメトリ上のポイントから現在マウスカーソルがあるポイントまでの距離を示します。
複数の測定結果を描画することができます。 新しいステートに入らない限り、これらの測定結果はビューポート内で持続されます。新しいステートに入った時点でこれらの測定結果は消えます。 この例外であるステートは、選択ステートとビューステートです。 この例外によって、測定結果を残したままビューの回転を継続することができます。
Undoホットキーを押すと、測定結果が削除されます(デフォルトは'z')。
Copy to Clipboardホットキーを押すと、直近の測定結果がクリップボードにコピーされます(デフォルトは'q')。
Pop Copyホットキーを押すと、直近の測定結果がクリップボードにコピーされ、削除されます(デフォルトは'f')。
このステートはポイントスナップが有効になっていればそれを評価します。
このステートは、マウスカーソル下に何もジオメトリがなければ主平面(XY平面、XZ平面、YZ平面)のどれかと交差します。
Ctrlを押しながらドラッグすることで角度スナップを有効化することができます。 この測定が最も妥当な主平面上に投影できるような軸を含んでいる場合には、これは、現在の測定のベクトルと現行ビューに基づいてその最も妥当な軸との角度を検索します。 次に、その角度を取得して、それを15の倍数に近い角度にスナップさせます。
Note
現在のところ、オブジェクトレベルのトランスフォームが存在する時にポイントスナップと角度スナップで問題があります。
Note
このツールを使用する時は、オブジェクトレベルのスケールがないことが望ましいです。 もし存在すれば、この測定はそのスケールを考慮します。 このせいでオブジェクト空間単位での測定値が取得されることになりますが、SOPパラメータではSOPローカル単位での値が必要です。 オブジェクトレベルの均一スケールに合わせて変換する場合には、その測定値をオブジェクトの均一スケールで割ってください。 しかし、均一でないオブジェクトスケールの場合、その測定の方向によっては変換は簡単にはいきません。