サブ画像はフレーム全体よりもはるかに高速に計算が終わるので、ビューア内でレンダーデリゲートを使用する時には画像の小さい区画のみをレンダリングするとその部分のレンダリングを速くさせることができます。 Render Regionを使用することで、画像全体から矩形領域を選択したり調整することができます。 画像の領域上をクリックすることで、その領域にレンダリングを集中させることもできるので、そのクリック付近のピクセルのレンダリングは速くなります(これは、レンダーデリゲートがclick-to-focus APIに対応している必要があることに注意してください)。

このツールは、LOPsビューアに特化しています。 オブジェクトネットワークでは、Render Regionを使用してください。

⇧ Shiftを押したままにすると、レンダリング領域の移動とスケールをもっと細かく調整することができます。

ツールバー内の“Clear Render Region”をクリックすると、レンダリング領域が除去され、フレーム全体のレンダリングに戻ります。 ツールバー内の“Clear Render Focus”をクリックすると、最後にクリックした位置での優先レンダリングが取り消され、画像全体が均等にレンダリングされるようになります。

このビューアは、レンダリング領域の周辺を表示して操作しやすくするために、レンダリング領域外のシーンをリアルタイムビューポートレンダラーを使って表示することもできます。これは、ツールバー内のShow GL Outside Regionトグルで無効にすることができます。