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Houdini ライセンスの仕組み
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Houdini のライセンスシステムは、 クライアント・サーバモデル であり、一台のライセンスサーバと一台以上のクライアントで構成されます。ネットワークライセンスの場合、サーバとクライアントは通常別々のワークステーションですが、ワークステーション (ノードロック) ライセンスでは、ライセンスサーバとクライアントのプロセスが同一ワークステーション上で走ります。
ライセンスサーバ (プロセス) は sesinetd と呼ばれ、ライセンスのチェックイン・チェックアウトを管理します。ユーザが Houdini 製品を起動、ライセンスが必要となる場合、クライアントライセンスプログラムである hserver に通信を行い、hserver が ライセンスサーバ (sesinetd) と交信を行います。sesinetd は、ライセンスの状態を確認し、有効なクライアントに対しライセンスを許可し、クライアントが終了すればライセンスを引き上げます。 hserver がクライアントワークステーション上で走っていない場合、Houdini を起動することはできません。 Linux と Mac OSX 上では、Houdini 起動時に hserver も起動します。また、コマンドラインから実行することも可能です。 Windows 上では、hserver も sesinetd もサービス (それぞれ HoudiniServer と HoudiniLicenseServer) として実行されます。
この仕組みは、Houdini Apprentice (WS のみ)、Houdini Indie (WS のみ)、Education (ネットワークのみ)、商用版 (WS とネットワーク) で共通です。
ネットワークライセンスでのライセンス通信図:
ワークステーションライセンスでの通信図:
ライセンスの取得・更新・返却には、License Administrator ("hkey") 、また GUI 無し環境では sesictrl を使用します。
このライセンスサーバを自社内に用意せず、www.sidefx.com をライセンスサーバとする方法が ログインベースライセンス です。