KARMA XPU
Karma XPU は実制作に対応しており、Material Linker、Material X ギャラリー、ショットのクローンといった、新しい Solaris ツールと連係します。
実制作対応
前回のリリースでは、Karma のレンダリングを GPU の処理速度で実行できるようになりました。本バージョンの Karma XPU は、主要領域の機能が Karma CPU と同等になったことで実制作での使用が可能となり、さらには Solaris のルック開発やライティング環境との高い親和性も備えています。
XPU の機能
以下、新機能の一部です。これらの機能により、Karma XPU が Karma CPU と同じレベルに引き上げられました。
ラウンド・エッジ/ダートマップ
Deep Images
ポイントクラウド
Cryptomatte
Physical Sky Light
Portals on Dome Light
Geometry Lights
IES Lights
高解像度テクスチャ
Light Filter シェーダ
ベジェ曲線
ファーマテリアル
ACES: Texture Color Space
Uniform Volume Geometry
Pyro Shader for Volumes
Evictionによる要求に応じた(Demand-loaded) テクスチャ読み込み
Absorption and Nested Dielectrics
HdCoordSystem support for shaders
テクスチャ自動最適化
インスタンスごとのプロパティオーバーライド
Render Stats
制作の現場で大きな判断を下す時は、レンダリングに関するどのような情報も役に立つものです。 今後は重要な情報が、Houdini および Karma から Render Stats パネルや詳細な HTML レポートへ送られるようになります。
Materials & Textures
Karma XPU では、シーンのシェーダ構築に Material X が使用されています。Solaris の Material Linker を使えば、マテリアルギャラリーにアクセスし、インターフェースでのドラッグ&ドロップで適用が可能です。
Solaris Clone Workflow
Solaris でのレンダリングの際に、異なるカメラやショット、さらにはタイムライン上の複数地点をクローン処理できるようになりました。作成したクローンはローカルやレンダーファームでレンダリングでき、スピーディな並行処理によってシーンでメインとなる要素を迅速に評価できます。
KARMA | Licensing
Karma は、Houdini 内部でも、また Hydra デレゲートとして他の USD ベースのアプリケーション内部でも動作可能であるため、Houdini Core と Houdini FX のライセンスを無料、それ以上の追加ライセンスを年間195米ドルのレンタル価格とするバンドルライセンスを提供します。
注: バンドルライセンスは、ローカルとレンダーファーム/クラウドの両方でご利用いただけます。
新価格は 2024年1月1日より適用されます。ボリューム価格については SideFX 販売代理店にお問い合わせください。
JANUARY 1, 2024
Houdini FX/CORE Workstation
5 Karma Tokens
Houdini FX/CORE LAL/GAL
10 Karma Tokens
Extra Tokens
$195 USD Annual Rental
Volume Pricing Available
BEFORE
Houdini FX/CORE Workstation
5 Karma Tokens
Houdini FX/CORE LAL/GAL
5 Karma Tokens
Extra Tokens
FREE on Request
KARMA & SOLARIS の機能は以下の製品に実装されています:
Houdini CORE | Houdini FX | Houdini Indie | Houdini Education | Houdini Apprentice