COPERNICUS

新しい Copernicus コンテキストは 2D & 3D の GPU による画像処理フレームワークで、リアルタイムでの画像操作を提供、テクスチャマップ生成や Slap Comp の設定などのタスクに最適です。

Copernicus は Houdini 20.5 ではベータ版として提供されています。

テクスチャ

Tile Pattern や SDF Shape などのノードで、ノイズ、歪み、3D 形状のラスタライズなど、テクスチャマップの生成が可能です。

Slap Comp

Copernicus では合成タスクをノードネットワークとして設定でき、そしてその Slap Comps をレンダリングワークフローの一部として演算できます。

トゥーンシェーディング & NPR

エッジ検出や様々な Copernicus ノードを使用して、レンダリングに非フォトリアリスティックまたはトゥーンルックの生成が可能です。

拡張機能

Copernicus は OpenFX 準拠のツールに対応し、また機械学習を使用したカスタムフィルタの作成も可能です。

テクスチャ生成

Copernicus により Lookdev プロセスにプロシージャルテクスチャマッピングの導入が可能になります。ノイズや歪みなどのレイヤを好きなだけ使い、マテリアルに必要なルックを得られます。

仕組み

テクスチャを Copernicus ネットワーク内で生成、プレビューします。

テクスチャの例

Copernicus でテクスチャを生成し始めると、可能性は無限に広がります。

シェイプとパターン

多くのテクスチャマップの大元はシェイプとパターンであり、これらをレイヤ化して変形することでテクスチャのルックを構築します。

Tile Pattern

Tile Pattern ノードには、テクスチャの優れた開始点となる様々なオプションが用意されています。

SDF Shapes

様々なシェイプの中から選択し、面白い方法で組み合わせることでプロシージャルテクスチャを構築します。

Distort

Distort (歪み)、Slope Direction (傾斜方向)、UV Transform (UV 変換)などのノードを組み合わせ、複雑でありながら自然なルックをデザインしていきます。

Distort

歪みの設定を他のノードから影響させ、様々なテクスチャ方法が可能になります。

UV トランスフォーム

テクスチャの UV を操作し、ユニークなテクスチャのルックを実現します。

パーティクルフィルタ

Copernicus では、パーティクル シミュレーションを元に UV 座標変換が可能です。

Rasterize (ラスタライズ)

Raserize Geometry は、 Vulkan をエンジンにして、カメラまたはジオメトリの UV 空間に基づき 3D ジオメトリを 2D 画像にラスタライズするノードです。これにより、テクスチャ生成プロセスにジオメトリを直接使用できるようになります。

Channels

深度 (depth) などのチャンネルをジオメトリから 2D 空間に取り込みます。

Rasterize Rocks

岩のアニメーションを 2D に取り込み、エフェクトを重ねます。

UV Space

ジオメトリの UV 空間でエフェクトを制御できます。

Wet Maps

ジオメトリとテクスチャマップを使用して、キャラクタに涙を作成します。

インスタンス

Copernicus では、ジオメトリ上のポイントを元に、テクスチャ上にインスタンスの作成ができるようになりました。

Instance Lines

ライン上のポイントを元に、テクスチャにディテールを追加します。

Stamp Points

ポイントにコピーして、方向と色にバリエーションを与えます。

テクスチャマップの生成

Copernicus は 2D と 3D を統合、テクスチャのレイヤ化のためのオプションを数多く提供します。これらの接続はプロシージャルであり、 Houdini のノードベースのアプローチをすべてに活かします。

Tileable Textures

Copernicus ツールは、テクスチャがタイル化できるように設計されています。

Texture Mask Paint

Texture Mask Paint により テクスチャのレイヤマスクに影響を与えることが可能です。

Heightfields

Copernicus による地形のテクスチャマップの生成も可能です。

Slap Comp

Copernicus では合成タスクをノードネットワークとして設定でき、そしてその Slap Comps をレンダリングワークフローの一部として演算できます。

Post FX

レンダリングにエフェクトを追加することで、様々なルックの試行錯誤が可能です。

Background Plates

レンダリング画像と背景プレートの統合が可能です。

トゥーンシェーディング & NPR

エッジ検出や様々な Copernicus ノードを使用して、レンダリングに非フォトリアリスティックまたはトゥーンルックの生成が可能です。

Edge Detect

輪郭、深度、法線に基づいてエッジを検出し、レンダリングされたオブジェクトのアウトラインを生成します。

Robot Bunny

ライティング、シャドウ、エフェクトを変更しながら、ショットをトゥーンルックにしていきます。

NPR FX

Houdini はその VFX ツールで有名であり、 Copernicus を使用することでそれらのエフェクトを非フォトリアリスティックまたはトゥーンルックにすることができます。

Stove

2D ノードによって、3D ショットをスタイライズされたルックに変更できます。

Explosion

標準的な Pyro FX ショットをトゥーンルックに変えます。

Ground Explosion

大規模なショット対しても、これらのノードで影響を与えることができます。

Fire Torus

2D によるアニメーションをジオメトリ上でプレビューできます。

機能拡張

Copernicus は OpenFX 準拠のツールに対応し、また機械学習を使用したカスタムフィルタの作成も可能です。

OpenFX

Copernicus は、 無償の Open FX ツールおよび Boris FXSapphire Tools と互換性があります。

機械学習

ONNX エンジンの併用により、機械学習を使用したフィルタの作成、カスタムの結果の生成が可能です。

COPERNICUS の機能は以下の製品で利用可能です: :

 Houdini CORE     |       Houdini FX     |      Houdini Indie     |      Houdini Education     |      Houdini Apprentice


機能比較