キャラクタリギング
APEX を搭載した KineFX は、リギングに真のプロシージャル法をもたらします。ジョイントにタグを付けるだけで、アニメーション化の準備が整ったリグコンポーネントの割り当てが可能です。これにより、APEX の深い理解がなくとも高レベルのワークフローの構築でき、より高度なリグには新しい APEX スクリプトによるカスタムツールの作成が可能です。
APEX アニメーションおよびリギングツールは、Houdini 20.5 ではベータ版として提供されています。
タグ
タグを用いるとリグパーツのすばやい識別が可能になり、リグコンポーネントの割り当てが容易になります。左腕と右腕を識別し、タグへの参照を元に両腕に IK を設定できます。同じタグを共有する異なるスケルトンにはリグをプロシージャルに構築できます。
リグコンポーネント
構築済みのリグコンポーネントは APEX Autorig Component および APEX Rigscript Component SOP から利用でき、それにはフルボディ IK 、マルチボーン IK、IK/FK ブレンディング、リバースフット、スプライン、ブレンドシェイプ、デルタマッシュ、ルックアットコンストレイント、マップされたコンストレイントのコンポーネントなどが含まれています。
APEX スクリプト
カスタムリグコンポーネントは、APEX リグスクリプトで構築できるようになりました。例えば、これらのクモの脚のアニメーションは、これらのスクリプトで自動化されています。
APEX スクリプトは Python に似ていますが、APEX グラフのコードインターフェイスとして機能します。このコードスニペットでグラフの作成が可能になりました。
埋め込み CFX
羽根、ファー、しわ、 ML などがアニメーション中のリグの一部に内包できるようになり、このようなキャラクタ FX がアニメーションワークフロー内に組み込まれるため、より細かいアニメーション制御が可能になります。機械学習も、即時のフィードバックをアニメーションに提供する役割を果たします。
リギング機能は以下の製品で利用できます:
Houdini CORE | Houdini FX | Houdini Indie | Houdini Education | Houdini Apprentice