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総再生時間: 1時間 18分 29秒
Solaris は Houdini 独自のレイアウト、ルックデブ、ライティング用環境です。PIXAR によって作られたオープンソースの Universal Scene Description 形式、USD を元に構築されているため、USD のシーンやアセットの作業やオーサリングに最適です。USD は、系統的なアセット管理のために最適化されたシステムで、チーム作業や個人作業での効率的なフローが可能になります。
このコースでは Solaris の UI を見ていきます。始めに USD とは何かを説明し、Solaris ビューポート内でのオブジェクトの操作方法、Karma を使った Solaris 内での SOP ジオメトリのインポートとレンダリングの方法へ進みます。ここでの目標は、USD の概念と、Solaris が使われることでそれらの概念がどのように Houdini に反映されているのか、皆さんに知ってもらうことです。
Solaris コンテキストの見方と使い方を学んだ後、USD とは何かという解説に進んでいきます。
Solaris と USD の関連用語をいくつか学びます。最初に見ていくのは、Solaris、USD、USD「プリミティブ」の主な３つの言葉です。これらの定義を押さえておくと、この後の解説で USD とは何で、Solaris 内でどのように活用すべきかを学ぶ際の足掛かりになります。
USD の詳しい情報を見つけられるウェブサイトを見ていきます。USD 作業に関するネット上のトピックはますます増えています。ここでは、このコースの内容と特に関連性の高い資料をいくつか取り上げます。
USD Import/Export SOP を使って、USD を簡単な SOP レベルのジオメトリキャッシュとして使用する方法を紹介します。これにより、USD も、 Alembic、.bgeo.sc や FBX とよく似たファイル形式であることがわかるでしょう。
.usd、.usda、.usdc の違いと、シーンの構造を詳しく把握するにはどの形式を用いればよいかを見ていきます。ここでは、ASCII ファイルは視認性が高い一方、ディスクからの読み込みの速さではバイナリファイルがはるかに勝るということを学んでいきます。
USD ファイルの既定形式は .usd ですが、末尾に文字列を加えると ASCII になり、人の目による解読が可能になります。 USD ディストリビューションに同梱のコマンドラインプログラムを使うことで、このファイルを後からバイナリ形式の .usd に変換することもできます。
USD ファイルは、Mantra の .ifd や RenderMan の .rib、Arnold の .ass といった、レンダラによって作成される仲介的なシーン記述ファイルと近しいファイルだと考えることができます。これらのファイルでも、USD と同様にシーン内の全てが定義されていますが、USD では、複数のレンダラ/DCCによるデータ共有が可能です。
Scene Graph Tree には「ステージ」に読み込まれているプリミティブが表示されます。このインターフェイスのデザイン／レイアウトは、USD ディストリビューション同梱の既定ビューア、USDView に準拠しています。このチャプターでは、SGT 内で「プリミティブ」が一行ずつ表示されている様子と、最も基本的な２つのプリミティブ、「Scope」と「Xform」を見ていきます。
このペインは、SOPs での作業時の Geometry Spreadsheet と近しいペインだと考えるとよいでしょう。この Scene Graph Details ペインで「ステージ」上のプリミティブに書き込まれている値やアトリビュートを確認できます。
USD プリミティブの関連用語の一部には、わかりづらいものもあります。その代表的なものが、Leaf (末端) プリミティブ、Type、Kind の３つです。ここの解説では USD に対する理解をより強固なものにし、皆さんがより自信を持って USD の話ができるようにしていきます。
Scene Graph Tree と Scene Graph Details では様々なカラーラベルを用いることで、「ステージ」上に存在するデータの種類や、プリミティブに書き込まれたデータの種類が詳しくわかるようにしています。キーが２つ内蔵されており、これらのラベルをよりよく理解するのに役立つほか、先々確認が必要になった時の参照先にもなります。
Solaris ビューポートは、オブジェクトノードに近い見え方で、トランスフォーム関連の編集ができるよう設計されていますが、Solaris ビューポート上でのポイント／エッジ／ポリゴンの編集はできません。その際に有効なひとつの近道は、ビューポート経由でバインドしたマテリアルにアクセスすることです。
Collection は Scene Graph Tree に追加されるプリミティブの集まりで、プリミティブの呼び出しを容易にしたり、USD を介した下流での共有を可能にします。Selection は Houdini に固有のセットで .hip ファイルに保存されています。
Scene Graph Tree 内で単一プリミティブを直接選ぶのではなく、Scene Graph Tree から構文のパターンマッチ検索をすると、クエリに合致する複数のプリミティブを探し出せます。この方法を使うと、作業中のシーンにプロシージャルな変更を加えられます。
Scene Import LOP は「/obj」コンテキストを丸ごとステージに持ち込むための手っ取り早い手段です。特定オブジェクトの追加または除外には、オブジェクトフィルタリングを使うとよいでしょう。TAB メニュー内に用意された数種類の「Scene Import」を使うと、全てのオブジェクト、カメラ、ライトまたはマテリアルを手早く持ち込むことができます。
SOP Import LOP を使うと、SOP 内の特定の場所からステージ上にジオメトリを読み込めます。この方法によるマテリアルインポートの対応は限られており、主にジオメトリのインポート手段として使われています。
SOP Create LOP を使うと、ステージ上に直接ジオメトリを作成できます。内部に SOP ネットワークが含まれているため、SOP 内で作成可能なものはどれも、このノードでも作成できます。
USD ROP は、ステージからの USD ファイルのエクスポートしたい時に使います。現時点では静止画シーンのみを扱いますが、本シリーズの続編のコースでは、アニメーションも取り上げます。
シーンが Object コンテキストでセットアップされている場合、ここまで見てきたツール群を使って Solaris にシーンをインポートし、レンダラに Karma を使用すると比較的シンプルです。 Houdini 19.5 の時点では Karma ノードを配置すると「Karma Render Settings」と「USD Render ROP」ノードが表示されます。
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コメント
krzys_kite 2 年 前 |
Awesome intro course, filled in some gaps for me. Will we see any follow-up courses?
rmagee 2 年 前 |
Yes - a second one is coming soon
lorsange 2 年 前 |
It's outstanding tutorial. Thanks again, Peter.
rkoomera 2 年 前 |
Awesome course!
unreal-universe 2 年 前 |
nice!
dunnieboy 2 年 前 |
Even though I am familiar with Solaris/USD, I found myself watching these intro vids and wishing they were available when I first started out !
Excellent intro course. Keep 'em coming.
JoshFoster 2 年 前 |
Thanks Peter! Great tutorial.
alahab 2 年 前 |
Thank you for this wonderful course Peter! Lots of valuable information and a great delivery!
Just FYI that in the scene file that I downloaded, SOP Create section does not have the name SOPs that set "spikes" and "grid". (Video #17 at 01:03)
PArcara09 2 年 前 |
Probably just an issue of me changing something on the fly and not adjusting my master file. I'll make up a new zip file and link that with the fix. Thanks for the heads up!
thedimensionxyz 2 年 前 |
Brilliant tutorial series! Thanks Peter!
HarrryHoudini 2 年 前 |
I downloaded the scene files but can't find the scene in video 4??
PArcara09 2 年 前 |
It is there when I downloaded the linked HIP file. Maybe try downloading the zip again and opening the new HIP file?
HarrryHoudini 2 年 前 |
Hey Peter, thanks for the reply. You're right, it was a problem with the default unzip software on macOS that was the issue. The HIP file is indeed there thanks.
Anastasiiadots 1 年, 12 ヶ月 前 |
Thank you so so much! Such an awesome explanation!
lorsange 1 年, 12 ヶ月 前 |
Hi again Peter, get some troubles starting with #11 "Color Meanings" section
Get errors on the Reference node:
Error Unable to find layer file: -
Warning Fixed invalid USD path: /_
Tried to write /$OS instead of /"@sourcename" in Primitive Path, but it won't help with reference::2.0, only with first version of node
seanhedman 1 年, 7 ヶ月 前 |
super in-depth tutorial series. really easy to follow. great for getting us up to speed quickly!
Just wanted to add one invaluable hotkey for pausing the render in karma.
shift + P
That will pause your render so no need to jump into houdini GL to pause.
Mike_A 1 年, 5 ヶ月 前 |
This is a really helpful and practical introduction, especially so with the supplied scene file. Thank you Peter!
I'm looking forward to your next course on the subject.
You've taken us through the basics of Solaris and USD, but one thing I'd really like to see you talk about is the 'Why?' Particularly in relation to the solo artist / freelancer. What are the real world advantages of the Solaris workflow over the traditional SOP > ROP workflow for such users?
adamghering 1 年, 1 ヶ月 前 |
where are the files?
Fsl 8 ヶ月, 2 週間 前 |
At the top of course list
adamghering 1 年, 1 ヶ月 前 |
nevermind lol
BabaJ 3 ヶ月, 1 週間 前 |
Video 12 > 2'36"
Selecting the same light in viewport of scene does not highlight all those lights.(usual yellow)
Select All is on, Xform Primitives is set drop down, and all viewport display guides/icons(on right side of viewport) are on.
However, Scene Graph Path does show the 'lights' primitve is selected, and the following edit node does move all the lights as intended.
Display options don't seem to suggest something is amiss.
Must be some default settings changed since this video to version 20.5.410?
PArcara09 3 ヶ月 前 |
Hi there,
I would guess that there is some visual bug happening. We don't often change the default behavior of viewports. With our recent updates to our Vulkan Hydra Delegate from the OpenGL Hydra Delegate, there could certainly be some newly introduced bugs. Also, since Solaris uses USD and Hydra, any time there is a change to those codebases something unintended could happen to our implementations. I would recommend logging a bug for this, as it seems to be easily reproducible and it seems to only affect the highlighting.
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