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MPlayは画像とグラフのビューアとしてビューポートを4×4の16個までサポートしています(タイムラインは1つのビューポートですべてのシーケンスを表示します)。各ビューポートには別々のシーケンスを表示することができ、必要であれば2つ以上のビューポートに同じシーケンスを表示することもできます。
ビューポートレイアウトは、同時に表示するビューポートの数を設定します。メインバーのレイアウトメニューからビューポートの縦横の分割数を設定することができます。
ビューポートレイアウトは読み込んだシーケンスの数に基づいてビューポートの数を最小限に抑えようとします。そのため、2つのシーケンスがあり、レイアウトを2×2に設定した場合、2×1のレイアウトを得ることになります。なぜなら、他の2つのビューポートがブランクになるからです(ただし、ディスプレイオプションの Viewport タブの“Show All Viewports Always”をチェックすれば強制的にビューポートレイアウトになります)。
ビューポートレイアウトは、コマンドラインから-V x y
オプションを指定することでも可能です。
ビューポートの選択 ¶
MPlayのコントロールは通常はビューポートすべてで機能しますが、ビューポート単位で設定することもできます。
ビューポートはデフォルトでは一緒にリンクされています。Vを押すことでリンクを切ることができます。そうすると、現行ビューポート(枠とラベルが緑)のみがビューポートのコントロールの影響を受けます。現行ビューポートの変更は、目的のビューポート上にマウスを移動してクリックするか、またはXを押します。
再度Vを押すとビューポートを再リンクすることができます。ビューポートのラベルはリンクされていれば黄色になります。
シングルモードで複数ビューポート ¶
複数ビューポートはスプリットモードまたはシングルモードのどれかで表示することができます。スプリットモードがデフォルトで、これはビューポートすべてが表示されます。シングルモードでは1つのビューポートのみ表示され、シーケンス間をタブで切り替えることができます。
スプリットモードとシングルモードの切り替えは、Tを押します。
シングルモードはビューポートの下に細長いタブが付きます(2つ以上のシーケンスを読み込んだ場合)。シーケンスのタブをクリックすると、そのシーケンスに切り替わります。
細長いタブを使えば画像を他の画像と比較することができます。シーケンスで ⇧ Shift + クリックすると比較。 シーケンスで再度⇧ Shift + クリックすると差分をオフにします。
タブを他のタブ上にドラッグすればシーケンスを並べ替えることもできます。
最後に、タブをまっすぐ上にドラッグしてカーソルが'X'になったらシーケンスを削除することができます。