Houdini 18.0 シェルフツール

Attach Wire to Surface shelf tool

ターゲットオブジェクト上のポイントとそれに一番近いゴールオブジェクト上のポイント間にソフトボディの拘束を作成します。これはダイナミックオブジェクトにワイヤーを取り付けるのに役に立ちます。

このツールは、2つの異なるオブジェクトの2つのポイントセット間にソフトボディ拘束を作成します。 拘束するオブジェクトのポイントを選択して、任意でゴールオブジェクトとゴールポイントを選択します。 このツールは、ターゲットの各選択したポイントをゴールオブジェクトの一番近いポイントに紐付けします。 ゴールオブジェクトとして何も選択しなかった場合は、このツールは、内部アニメーションに拘束します。

このツールの他の用途は、既存拘束を再接続することです。再接続ツールとして使うには、最初のステップでWireオブジェクトではなく既存拘束を選択します。次に選択した拘束の新しいゴールを指定します。

このツールは、複雑なSBD Constraintを簡単にセットアップできるように設計されています。Attach Wire to Surfaceツールは、自動的にワイヤーの選択した各ポイントをゴールオブジェクトのそれに相当する(一番近い)ポイントに割り当てます。これにより、手動でポイント番号を検索して各ポイントに合わせる必要がありません。

ビューポートでの拘束の操作

To...Do this

新しいワイヤー拘束を作成する

  1. Wires シェルフの Attach Wire to Surfaceツールをクリックします。

  2. 拘束するWireオブジェクトを選択して、Enterを押します。

  3. 選択したオブジェクトの拘束するポイントを選択して、Enterを押します。

  4. 拘束先のゴールオブジェクトを選択して、Enterを押します。何も選択しなかった場合は、内部アニメーションに拘束します。

  5. 一番近いポイントの選択領域を制限したい場合は、ゴールオブジェクトのポイントを選択して、Enterを押します。何も選択しなかった場合は、すべてのゴールオブジェクトのポイントの一番近いポイントに拘束します。

既存拘束を再接続する

  1. Wires シェルフの Attach Wire to Surfaceツールをクリックします。

  2. 再接続する拘束を選択して、Enterを押します。

  3. 拘束先のゴールオブジェクトを選択して、Enterを押します。何も選択しなかった場合は、内部アニメーションに拘束します。

  4. 一番近いポイントの選択領域を制限したい場合は、ゴールオブジェクトのポイントを選択して、Enterを押します。何も選択しなかった場合は、すべてのゴールオブジェクトのポイントの一番近いポイントに拘束します。

Note

このツールは、デフォルトではスプリングSBD拘束を作成します。オペレーションコントロールツールバーの Type ドロップダウンメニューでSpring SBD拘束をピン拘束に変更することができます。

パラメータの詳細は、SBD Constraintノードのヘルプを参照してください。

See also

シェルフツール

シェルフの使い方

シェルフタブ

  • Createタブ

    Createタブのツールは、シーンビューにプリミティブ、カーブ、Nullオブジェクトを作成、配置します。

  • Modifyタブ

    Modifyタブのツールは、 シーンビューのオブジェクトを簡単にカスタマイズします。

  • Modelタブ

    Modelタブのツールは、シーンビューのオブジェクトを編集します。

  • Polygonタブ

    Polygonタブのツールは、 シーンビューのポリゴンを修正します。

  • Deformタブ

    Deformタブのツールは、シーンビューのオブジェクトを変形します。

  • Textureタブ

    Textureタブのツールは、シーンビューのテクスチャオブジェクトを編集します。

  • Riggingタブ

    Riggingタブには、あらかじめ作成したリグを作成するためのツールが含まれています。

  • Musclesタブ

    Musclesタブには、筋肉を作成するためのツールが含まれています。

  • Charactersタブ

    Characterタブのツールは、シーンビューにキャラクタを作成します。

  • Constraintsタブ

    Constraintsタブのツールは、シーンビュー内でオブジェクトをお互いに拘束させることができるConstraint Networkを作成します。

  • Hair Utilsタブ

    Hair Utilsタブのツールは、オブジェクト上にヘアーとファーを簡単にセットアップすることができます。

  • Guide Processタブ

    Guide Processタブのツールは、スキンアトリビュートをペイントすることで、ガイドヘアーの位置と向きを変更することができます。

  • Guide Brushesタブ

    Groomingタブのツールは、ヘアーを追加したり直接制御することができます。

  • Terrain FXタブ

  • Simple FXタブ

    Simple FXタブには、ジオメトリレベルでダイナミクスシミュレーションを作成するためのツール群が含まれています。

  • Cloud FXタブ

    Cloud FXタブには、雲のエフェクトを作成するためのツールが含まれています。

  • Volumeタブ

    Volumeタブには、ボリュームエフェクトを作成するためのツールが含まれています。

  • Lights and Camerasタブ

    Lights and Camerasタブのツールは、シーンビューにライトとカメラを作成、配置します。

  • Collisionsタブ

    Collisionsタブのツールは、シーンビューに衝突オブジェクトを作成することができます。

  • Particlesタブ

    Particlesタブには、ダイナミックパーティクルシミュレーションを作成するためのツールが含まれています。

  • Grainsタブ

    Grainsタブには、砂の粒や他の粒状のものをシミュレーションするためのツールが含まれています。

  • Vellumタブ

    Vellumタブには、色々なタイプのVellumエフェクトを作成するためのツールが含まれています。

  • Rigid Bodiesタブ

    Rigid Bodiesタブのツールは、シーンビューにダイナミックRBDオブジェクトを作成します。

  • Particle Fluidsタブ

    Particle Fluidsタブには、シーンビュー内の液体に基づいてパーティクルを作成するためのツールが含まれています。

  • Viscous Fluidsタブ

    粘度のある流体は、temperature(温度)アトリビュートを使用して粘度を駆動させるFLIPシミュレーションです。

  • Oceansタブ

    Oceansタブには、海洋シミュレーションを作成するためのツールが含まれています。

  • Fluid Containersタブ

    Fluid Containersタブには、Pyro、Smoke、Liquidのコンテナを作成するためのツールが含まれています。

  • Populate Containersタブ

    Populate Containersタブには、Fire、Smoke、Liquidの作成と削除をするためのツールが含まれています。

  • Container Toolsタブ

    Container Toolsタブには、Fire、Smoke、Liquidを操作するためのツールが含まれています。

  • Pyro FXタブ

    Pryo FXタブのツールは、煙と炎の効果をシミュレーションします。

  • Sparse Pyro FXタブ

    Sparse Pyro FXタブ上のツール群は、煙と炎のシミュレーションエフェクトを作成することができます。

  • Solidタブ

    Solidタブのツールを使って、ソリッドオブジェクトの作成と修正をします。

  • Wiresタブ

    Wiresタブのツールは、シーンビューに曲げられるダイナミックオブジェクトを作成します。

  • Crowdsタブ

    Crowdsタブには、群衆の作成や群衆の挙動を定義するツールとサンプルが含まれています。

  • Drive Simulationタブ

    Drive Simulationタブのツールは、シーンビューのダイナミックオブジェクトを操作します。

テクニカル