Houdini 18.0 Solaris

USDでのVEXの使い方

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概要

VEXは、デフォーマからシェーダ、さらにはソルバまで至るところで使用されているHoudiniのプログラミング言語です。 VEXはSIMD(Single Instruction Multiple Data:1つの命令で複数のデータに適用)言語なので、そのコード/ネットワークのスニペットは、ターゲットとなる'エレメント'毎に実行されるように設計されています。 LOPsでは、このエレメントはデフォルトでプリミティブを意味します。つまり、ターゲットプリミティブ毎に反復処理させたい場合にはループを追加する必要がなく、自動的にそうなります。 プリミティブの各アトリビュートは、@構文またはBind VOPを使ってアクセスします。

Wrangle LOPとVOP LOPにも Run on Elements of Array Attributes という二次モードがあります。 このモードを有効にすると、コードが実行されるエレメントは、プリミティブ上の配列プロパティのエレメントになります。 これによって、PointInstancerやPoints Primsさらに重いメッシュのポイントに対して、もっと高速に処理を実行することができます。

ビルトイン変数

@primpath

ステージ上のPrimのパス。

@elemnum

Primまたは配列エレメントの現在のエレメント番号。

@numelem

Primまたは配列エレメントの合計の数。

@primtype

Primタイプ名。

@primkind

Kindが設定されていれば、そのPrimのKind。

@primname

Primの名前。

@primpurpose

現行Primの表示Purpose。

@primdrawmode

PrimのDaw Mode。

@primactive

現行Primがアクティブか非アクティブかどうかを返します。

@primvisible

Primの可視性を返します。

USD固有の関数

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チュートリアル

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