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アセットライブラリ ¶
デジタルアセット定義は、拡張子が.hda
のデジタルアセットライブラリファイルに保存されます。
(古いバージョンのHoudiniでは.otl
の拡張子でライブラリを保存していました。)
Houdiniは、HOUDINIPATH/otls
で見つかったライブラリファイルからアセットを読み込み、Houdiniに含まれている“ファクトリー”ノードと一緒にユーザに利用できるようにします。
新しくアセットを作成した際のデフォルトのライブラリ保存場所は、あなたのユーザアカウントのHoudiniプリファレンスディレクトリ(HOUDINIPREFS/hda
下)になっているので、そのアセットはあなたのみが利用可能になります。
スタジオ環境では、他のユーザでも利用できるように、(Houdiniパスに追加された)中央的にアクセス可能なディレクトリにアセットを保存すると良いでしょう。
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大きなスタジオでは、中央的な役割を持つネットワークディレクトリにスタジオ全体で使用するアセットを格納し、すべてのアーティストの
$HOUDINI_PATH
にそのディレクトリを持つようにします。 -
$JOB/hda
にはプロジェクト固有のアセットを格納することができます。$JOB
をセットアップする方法は、プロジェクト管理を参照してください。 -
あなたのユーザアカウントのHoudini環境の
hda
ディレクトリには、あなた個人のアセットを格納することができます。これは、新しくアセットを作成した時のデフォルトの場所です。
1つのライブラリファイルには複数のアセットを格納することができます(つまり、あなたのアカウント用のライブラリに新しいアセットを保存し続けることができてしまいます)。 しかし、一般的には各アセットを別々のライブラリファイルに保存することを推奨します。 これによって、一部のアセットは共有し、別のアセットは共有しないといったことがしやすくなり、どのアセットがどのファイルにあるのか追跡することができます。
To... | Do this |
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ライブラリファイル内のアセットを手動でインストールする |
File ▸ Import ▸ Houdini Digital Asset を選択します。 |
アセットライブラリを手動でアンインストールする |
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Note
他のアセットを含んだアセットを使用している場合(例えば、スケルトンセットアップアセットを含んだキャラクタアセット)、 “トップの”アセットだけでなく、 すべての アセットのライブラリファイルがインストールされているか確認する必要があります。 ネスト化されているアセットがインストールされていなかった場合は、そのトップレベルのノードがエラーになります。
その見つからなかったノードを含んだライブラリをインストールすれば、そのトップレベルのアセットは、自動的に動作し始めます(Houdiniを再起動する必要がありません)。
アセットとライブラリファイルの管理 ¶
To... | Do this |
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アセットの元であるファイルを検索する |
ネットワークエディタでアセットのインスタンスをクリックしたままにします。そのノードに関する情報のウィンドウが表示され、そのアセットを定義しているファイルの場所が表示されます。 または
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既存アセットのコピーを作成する |
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複数の利用可能なソースからアセットを選択する |
コンテキストメニューから Jump to Current Definition や Jump to Next Definition を選択して、ツリーからアセットの利用可能なソースすべてを探すことができます。 |
ライブラリファイルからアセットを削除する |
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現在のシーンファイル内にアセットを埋め込む方法 ¶
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アセットは外部ファイルとしてではなく現在の
.hip
ファイル内に埋め込むことができます。これは、サンプルファイルをテストしたり共有するのに役立ちます。アセットを作成した時に、 Save to Library フィールドをEmbedded
に設定してください。 -
オプションを有効にすることで、シーンファイル内に使用されているアセットの定義をそのシーンファイルと一緒に保存することができます。これによって、アセットライブラリが利用できない環境でも、そのシーンファイルを使用することができますが、どの定義が使用されているのか混乱を招きかねないです。 Windows ▸ Asset Manager を選択して、 Configuration タブをクリックして、 Save Operator Definitions to HIP File を有効にしてください。
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アセットがシーンファイルに埋め込まれていて、且つ、そのアセットがライブラリファイルからも利用可能になっている場合、デフォルトでは、Houdiniはライブラリファイルからアセットを読み込みます。これを逆にしたいのであれば、 Windows ▸ Asset Manager を選択して、 Configuration タブをクリックして、 Give Preference to Definitions Saved with HIP File を有効にしてください。
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Houdiniはシーンファイル内にアセット定義を埋め込むことができますが、私どもは、すべてのアセットをライブラリファイルに保存することを推奨しています。
アセット定義を埋め込む場合の1つの問題は、Houdiniはシーン内で使用されているアセットに対して定義しか埋め込まないことです。 知らず知らずにアセットの最新のインスタンスを削除して保存してしまったら、そのアセットの定義が失われてしまいます。
HTTP経由でアセットとデータを供給する方法 ¶
Houdini内でファイルが指定可能なほとんどの場所では、URLにも対応しています。
Webサーバーを使用することで、共有したい.hda
アセットライブラリだけでなく、共有したいプロジェクトデータ(例えば、テクスチャ)を供給することができます。