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アセットのロックとロック解除 ¶
アセットを作成すると、新しいタイプのノード、例えば、新しいタイプのジオメトリノード(SOP)を作成したことになります。 また、ネットワークには、そのノードの インスタンス を持つことになります。
最初にアセットを作成した時は、そのインスタンスは編集に ロックがかかっていません 。 また、そのノードを右クリックして、 Allow Editing of Contents を選択することで、アセットの編集のロックを解除することができます。
ノード名の下にあるバッジは、そのノードの編集状態を示します。 アセットノードを ロック解除 (内容の編集を許可)すると、そのバッジは ロック解除を示します。 ノードを ロック (現行定義に合わせる)すると、そのバッチは ロックを示します。
ロック解除されたアセット内のノードのパラメータは編集することができ、そのアセットのType Propertiesウィンドウのオプションを変更することができます。
アセット内のノードを編集すると、そのアセットの定義が メモリ内 で編集されます。 同じアセットの他のインスタンスは、それと同じ変更を取得しますが、アセットの元の定義はまだディスク上に存在しています。
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アセットの内容の編集が完了したら、そのノードを右クリックして Save Node Type を選択することで、その変更をディスク上のライブラリに保存することができます。 そのノードがまだロック解除されたままなので、再度右クリックして、 Match Current Definition を選択して、そのノードをロックします。
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Type Propertiesウィンドウの Apply または Accept をクリックすることでも、そのアセット定義がディスクに保存されます。
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ロック解除されたアセットに加えられた変更を破棄して、最後に保存したアセットに戻すには、そのノードを右クリックして、 Match Current Definition を選択します。
Tip
Houdiniでは、Type Propertiesウィンドウでロックされたアセットを編集することができますが、 Apply または Accept をクリックすると、まず最初にアセットのロックを解除するように促します。
How to ¶
To... | Do this |
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アセットのロックを解除して編集を可能にする |
アセットのインスタンスを右クリックして、 Allow Editing of Contents を選択します。 ノード名の下にあるバッジは、 ロック解除を示します。 |
ロック解除されたアセットに加えた変更をディスクに保存する |
ロック解除されたノードを右クリックして、 Save Node Type を選択します。 |
デジタルアセットをロックする |
ロック解除されたノードを右クリックして、 Match Current Definition を選択します。これは、最後の保存以降で加えられた変更を破棄します。 ノード名の下にあるバッジは、 ロックを示します。 |
アセットのオプションとパラメータを編集する |
アセットのインスタンスを右クリックして、 Type Properties を選択すると、Type Propertiesウィンドウが開きます。 このウィンドウ内のコントロールは、ノードタイプの基本オプションとユーザインターフェースを編集することができます。 |
Type Propertiesウィンドウの変更をアセット定義に保存する |
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ユーザがアセット定義を編集できないようにする |
詳細は、Asset Managerウィンドウのヘルプを参照してください。 |
テイクでアセットを編集 ¶
通常では、アセットの作成者/管理者にのみアセットの編集を許可し、一般ユーザにはアセットをロックさせます。 とはいえ、アーティストがアセットに一回限りの変更を本当に加える必要があれば、テイクでアセットを編集させることができます。
このオプションとAuto-Takeモードが有効な時、Houdiniは、だれにでもロックされたアセットも含めてアセットの編集を許可します。 しかし、ロックされたアセットに加えられた変更は、実際にはテイクを実行して、アセットの実際の定義をオーバーレイしています。 詳細は、テイクのヘルプを参照してください。
To... | Do this |
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テイクでアセットの編集を可能にする |
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