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利用可能なチャンネル/オーディオのフォーマット

拡張子

タイプ

説明

.chan

外部

行列でrawの値を含んだHoudini ASCIIチャンネルフォーマット。

この情報は、アスキーファイルとして書き出し、データのフレーム毎に1行、チャンネル毎に1列の書式になっています。ファイルには、チャンネル名、サンプリングレートなどの特定の情報を含みます。このフォーマットは、Houdiniのアニメーションエディタでインポート・エクスポートすることができます(また、古いアクションチャンネルフォーマットと互換性があります)。

.bchan

外部

Houdiniバイナリチャンネルフォーマットで.chanと同等です。

このファイルタイプは、.chanフォーマットと同じですが、データはバイナリフォーマットで書き出されます。アスキーフォーマットならテキストとして読むことができるのに対して、このファイルは、コード化されています。そのためサイズが小さく、読み込みが速いです。

.clip

内部

Houdini ASCIIネイティブCHOPフォーマット。.chanのようなrawの値と、さらにCHOPで保持されている情報すべてを含んでいます。現在では、このフォーマットには名前を付けたチャンネルとそのraw sample値の配列を含んでいます。clipでは開始・終了の範囲、サンプルレート、チャンネル拡張コンディションとクォータニオンアトリビュートがあります。

Houdini clipファイルの読み書きをするサンプルのソースコードは、$HFS/houdini/public/CPD.tar.Zにあります。

.bclip

内部

これはclipのバイナリバージョン。このフォーマットは、最初の4つの文字のbclpで識別することができます。

.bclipnc

内部

これはbclipフォーマットの非商用バージョンです。

.chn

外部

キーフレームセグメント(例えば、bezier()ease()など)として表現したチャンネルのグループのHoudini ASCIIフォーマットです。

このフォーマットは、セグメント、スロープ、アクセラレーション、補間タイプ、他のスプラインベースのアトリビュートを含むチャンネルを記述するのに使われます。これは内部のHoudiniアニメーションエディタと互換性があります。

.bchn

外部

Houdiniバイナリフォーマットで.chnと同等です。

.au

内部

古いSun/NeXTオーディオフォーマット。

.sf

内部

NeXTAudioフォーマット。

.snd

内部

オーディオフォーマット。

.wav

内部

Windows非圧縮オーディオフォーマット。

チャンネルデータの読み込みと保存

To...Do this

CHOPからチャンネルを保存する

  • CHOPのタイルのポップアップメニューから Save Data Channels を選択します。フォーマットはファイル名の拡張子で決まります。

チャンネルファイルをCHOPに読み込む

  • File CHOPを作成して、パラメータでチャンネルファイルを指定します。

.chan/.bchanファイルをCHOPに読み込む

  1. アニメーションエディタで、値を読み込みたいチャンネルを選択します。

  2. File ▸ Load Active Chan/Bchan を選択します。

  3. CHOPエディタにFetch CHOPを配置して、パラメータエディタのSourceタブでオブジェクトとチャンネルを指定します。

CHOPの内部

CHOPチャンネルすべてが32ビット浮動小数点の配列で構成されています。そしてCHOPにはオーディオサンプルを含んでいます。

以下の時にCHOPがサンプリングされます

  • 下流のCHOPで必要になる時

  • 他のOPがchop()関数を使ってアクセスした時

  • グラフでチャンネルを表示する時

  • チャンネルをオーディオデバイス(スピーカー)に接続する時

  • OPにリンクした時

  • CHOPがHoudiniの出力をファイルまたはTextportにした時

  • opcookコマンドでクッキングした時

拡張コンディション

拡張コンディション: CHOPを範囲外にまでサンプリング

chop()関数を使ってチャンネルをサンプリングする時、インデックス値がCHOPの区画外であっても構いません。しかし、合理的な値が返ります。ユーザは区画外のチャンネルの値をコントロールすることができます。Extend CHOPを参照してください。

CHOPは1つのサンプルレートでチャンネルを保持します。他のCHOPが別々のサンプルレートでチャンネルを取得する必要があれば、必要なサンプルレートで一時的に独自の配列を作成します。

フレーム依存

Houdiniが他のフレームに進む度にCHOPのデータのチャンネルが変わる場合のみ、CHOPはフレーム依存になります。ほとんどのCHOPはフレーム依存にはなりません。例えばCHOPがアニメーションカーブを持っていても、特定のフレームの値を取得する度にサンプリング(クッキングではない)しているので、フレーム依存にはなりません。

フレーム依存のCHOPは以下のようにコールされる場合です:

  • フレーム毎に外部デバイスからデータを読み込むCHOP

  • フレーム毎にSOPを読み込み、それをカーブに変換するCHOP

  • アニメーションする(一定ではない)コントロールチャンネルを持つCHOP

CHOPは$Fとは無関係です。ディスプレイでCHOPを使う時のみ、$FはCHOPとそのサンプルレートを使ってサンプルするインデックスを選択するために機能し始めます。

サポートしているファイルフォーマット