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このCHOPは、CHOPで使うためのチャンネルと音声ファイルを読み込みます。
有効なフォーマット ¶
chopに読み込めるファイルのタイプは、以下のとおりです:
.chan
Rawアスキーチャンネルファイル。フレームごとの数列。
.bchan
Raw PRISMS/Houdiniバイナリチャンネルファイル。
.clip .bclip .bclip.sc
HoudiniネイティブのCHOPクリップファイル。
.bclipnc
Houdiniネイティブの非商用CHOPクリップファイル。
.chn .bchn
Houdiniチャンネルセグメントファイル。
.aif .aiff .au .sf .snd .wav .mp3
音声ファイル。
Save Data Channels を選択すると、CHOPタイル上のメニューから同じファイルを出力することができます。 CHOP用に有効な形式の完全版リストに関しては、 Formats セクションを参照してください。
他の入力デバイス ¶
MIDIファイル(.midまたは.midi)に関しては、MIDI In CHOPを参照してください。 その他入力デバイスの一部(例えばPuppetworks)は、Pipe In CHOPで読み込むことができます。
ユーザは、 $HFS/houdini の中の io CHOPと CLIPio ファイルを通じて、File CHOPによって読み込み/書き出しが行なわれるファイル形式を拡張することができます。 必要な入力/出力の事例として clchan および clchn プログラムを使います。
パラメータ ¶
File ¶
Channel File
読み込むファイルの名前。文字列フィールドの横のボタンを押すとファイルブラウザが起動します。
Reload File
外部の変更を反映させるためにチャンネルファイルを再読み込みします。
Name Options
チャンネルの名前の付け方を変更することができます。
Use Names In File
ファイルに保存されたチャンネル名を使います。 もし形式が名前に対応していない場合(つまり音声ファイル)、chan0、chan1、chan2などが使われます。
Use New Names
チャンネル名は、以下のNameパラメータで手動で指定します。
Use Filename
拡張子とパスを除いたfilenameが使われます。 もし複数のチャンネルがファイル内にある場合、固有の名前を付けるために、チャンネルには番号が付与されます。
Name
ファイルのチャンネルの新しい名前。
Rate Options
ファイルのサンプルレートを変更することができます。
No Change
ファイルのサンプルレートを使います。
Override
ファイルのサンプルレートを新しいレートに変更します。
Resample
ファイルのサンプルレートを新しいレートに変更し、時間範囲を一定に保ちます。
Sample Rate
OverrideまたはResampleが選択された場合に使う新しいサンプルレート。
Extend Left
チャンネルの開始より前の拡張条件。
Extend Right
チャンネルの終了より後の拡張条件。
Default Value
デフォルト値拡張条件の値。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
See also |