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このCHOPは、1番目の入力CHOPのチャンネルを数字またはアルファベット順で並べ替えます。 チャンネルパターンが新しい順番を指定するか、数列が新しい順番を決めるかの どちらかです。
もし2番目の入力 Order Reference が存在する場合、 Numeric Pattern および Character Pattern は無視され、参照CHOPのチャンネルになるべく一致するように 1番目の入力CHOPのチャンネルの順番を並べ替えます。この場合、 Method は使われません。
チャンネル値は全く影響を受けません。
サンプル ¶
全てのサンプルは、 Remaining Position が At Ending で、 Remaining Order が Same as Input であると想定します。
入力 | 数字のパターン | 結果 |
---|---|---|
A B C D
|
3 2 1 0
|
D C B A
|
C B D A
|
3 1
|
A B C D
|
A B C D E
|
[1-5:2]
|
B D A C E
|
A1 A2 B1 B2
|
*1 *2
|
A1 B1 A2 B2
|
c4 c2 c3 c1
|
c[1-4]
|
c1 c2 c3 c4
|
パラメータ ¶
Reorder ¶
Method
並べ替える方式は4つあり、それに加えてオプションで2番目の入力参照ソートがあります。
Numeric Pattern
名前は、 Numeric Pattern パラメータに入力されたとおりに、数字のパターンでソートされます。
Character Pattern
名前は、 Character Pattern パラメータに入力されたとおりに文字パターンによってソートされます。
Base Name Sort
まずアルファベット名、その後数字でチャンネルを並べ替えます
(つまり、chan1は “chan”で、その後1
で順番が付けられます)。
Numeric Suffix Sort
まず数字で、その後名前でチャンネルを並べ替えます(つまり、chan1は、まず1
で、その後 “chan”で順番が付けられます)。
Numeric Pattern
これは、チャンネル番号によってチャンネルを並べ替えます。
通常は、インデックス順は0,1,2,3...
などです。
1番目のチャンネルは、インデックス0
です。標準の数字パターンでは、0-6:1,2
または!*:1,3
といったものが可能です。
Character Pattern
これは、チャンネル名によってチャンネルを並べ替えます。
標準の文字パターンでは、ch[XYZ]
やchan[1-15:2,5]
またはchan? ch*
といったものが可能です。
CHOPのStandard Parametersの、マニュアルセクションのChannel Name Matching Optionsを参照してください。
Remaining Position
合致しないチャンネルは“remaining”と呼ばれ、順番をつけることができます。 それらのチャンネルは、(合致したチャンネルの位置を基準に) At Beginning または At Ending に配置することができます。
Remaining Order
合致しなかったチャンネルは、 Same as Input の順番を持つか、あるいは“AlphaNumeric”的にソートすることができます。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
See also |