Since | 17.0 |
このCHOPは、CHOPsを利用してFBXファイルからアニメーションを読み込みます。 File CHOPを使ってFBXファイルを読み込むことができますが、このノードには、FBX特有のインポートオプション向けのもっと便利なインターフェースが備わっています。
パラメータ ¶
File ¶
File Name
読み込むファイルの名前。
Reload File
ファイルを再読込して、外部の変更を反映します。
Take Name
FBXファイルから取り込むアニメーションのテイクを指定します。 空っぽの場合、ファイルのデフォルトテイクが使用されます。
Override Sample Rate
FBXファイルに保存されているサンプルレートの代わりに Sample Rate パラメータの値を使用するかどうかを指定します。 これは、オリジナルのFBXファイルをエクスポートしたアプリケーションが正しくサンプルレートを設定していなかった時に役立ちます。
Sample Rate
Override Sample Rate が有効な時にクリップに使用されるサンプルレート。
Convert Units
FBXファイルをインポートする時にHoudini単位に変換するかどうかを指定します。
Minimal Nodes
ディスプレイフラグが有効なノードのみのアニメーションを取り込みます。 これを無効にすると、階層内の すべての ノードがクリップに取り込まれます。
Keep Transforms for Deforming Shapes
Minimal Nodes が有効な時、変形ジオメトリを含んだノードのチャンネルをクリップに含めるかどうかを指定します。
Rate Options
ファイルのサンプルレートを変更することができます。
No Change
ファイルのサンプルレートを使用します。
Override
ファイルのサンプルレートを新しいレートに変更します。
Resample
ファイルのサンプルレートを新しいレートに変更し、その時間範囲を一定に保ちます。
Sample Rate
OverrideまたはResampleを選択した時に使用する新しいサンプルレート。
Extend Left
チャンネルの開始インデックスの前の延長条件。
Extend Right
チャンネルの終了インデックスの後の延長条件。
Default Value
デフォルト値の延長条件の値。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
See also |