Since | 17.0 |
このCHOPは、指定したポーズドライバセットからチャンネルセットを生成します。 ドライバ毎に、1つ以上のチャンネルが生成され、その名前は、このノードの名前とそのドライバインデックスから付けられます。 これらのチャンネルの値は、ドライバのタイプで決まります。 Transformドライバの場合、そのトランスフォームタイプとマッピングを使ってオブジェクトのトランスフォームを選択してマッピングすることで、指定したOBJノードからチャンネルが抽出されます。 Parameterドライバの場合、指定したOBJノードからパラメータとしてチャンネルが抽出されます。 Channelドライバの場合、指定したCHOPノードからチャンネルが抽出されます。
このCHOPは、指定されたジオメトリライブラリからこのノードを間接的に検索するPose-Space Deform SOPで使用します。
パラメータ ¶
Drivers ¶
Show All Parameters
このトグルを無効にするとインターフェースが簡素化されて、パラメータと値が扱いやすくなります。
Geometry Path
トランスフォームの抽出元のボーンキャプチャーアトリビュートを含んだSOPノードのパス。 通常では、このSOPノードには、Bone Deform SOPより上流のノードを指定します。 その理由は、Bone Deform SOPはデフォルトでボーンキャプチャーアトリビュートを除去するからです。
Skeleton Root Path
入力ジオメトリに取り付けたボーンの親OBJを指定します。
デフォルトでは、このパラメータが空っぽの時はpCaptSkelRoot
Detailアトリビュートが使用されます。
このパラメータが空っぽでない場合、入力ジオメトリのpCaptSkelRoot
Detailアトリビュートが上書きされます。
Channel Name Prefix
このノードで生成されたチャンネルの名前に付ける接頭辞を指定します。 空っぽの場合、このノードの名前がチャンネル名の接頭辞として使用されます。
Number of Drivers
ドライバの数。各ドライバは、1つ以上の出力チャンネルを生成します。
Type
ドライバチャンネルのソースを指定します。
Local Transform
指定したOBJノードのローカルトランスフォーム。
Effective Local Transform
指定したOBJノードのプリトランスフォーム、ローカルトランスフォーム、領域トランスフォーム、拘束トランスフォームの積。
Object Local Transform
Skeleton Root Path で指定されたサブネットを基準とした、指定したOBJノードのトランスフォーム。
Relative Transform
Relative OBJ Node を基準とした、指定したOBJノードのトランスフォーム。
World Transform
指定したOBJのワールドトランスフォーム。
CRegion World Transform
指定したOBJノード(キャプチャー領域を含む)に影響を与えているトランスフォームすべての積。
Parameter Path
Skeleton Root Path のOBJの興味のあるパラメータを選択します。
CHOP Channel Path
CHOP Channel Path で生成される興味のあるチャンネルを選択します。
OBJ Node
ポーズドライバに指定するOBJノード。
Transform
このTransformドライバの興味のあるトランスフォームを指定します。 通常では、回転、スケール、移動の組み合わせを指定します。 回転には、オイラー回転角を指定します。他のドライバは、以下の方法でトランスフォームします:
Quaternion (Rot.)
オイラー回転をクォータニオン座標に変換します。マイナスのクォータニオン座標も出力されます。
Dual Quaternion (Rot. and Tran.)
オイラー回転とデカルト変換をデュアルクォータニオン座標に変換します。マイナスの回転クォータニオン座標も出力されます。
Matrix Exponential
トランスフォーム行列をトランスフォーム行列の指数に変換します。
CHOP Channel Path
CHOPノードとチャンネルのパス(例えば、/obj/chopnet1/constant1:chan1
)を指定します。
Parameter Path
ノードとパラメータのパス(例えば、/obj/chain_bone1/r
)を指定します。
Relative OBJ Node
Relative Transform タイプのドライバで使用する親OBJノードを指定します。
Scale
スケールは、他のドライバで生成される値よりもはるかに大きいまたは小さいドライバ値を調整するのに必要です。
Offset
値の範囲を中心からスケールさせる前に適用するオフセット量。
Channel ¶
Channel Range
生成するデータの範囲を指定します。
Use Full Animation Range
すべてのアニメーション範囲。
Use Current Frame
現行フレームのサンプルのみ。
Use Start/End
この範囲は、 Start と End のパラメータで指定します。
Start
チャンネル範囲の開始時間。
End
チャンネル範囲の終了時間。
Extend Left
左側の延長条件(CHOPの開始インデックスの前)。
Extend Right
右側の延長条件(CHOPの終了インデックスの後)。
Default Value
“Default Value”の延長条件タイプで使用する値。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
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