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このCHOPは、時間を通過するパラメータの値を複製するチャンネルを作成することができます。 各チャンネルは名前を付けることができ、異なる値を割り当てることもできます。 パラメータは、シーン内のフレーム毎に評価されます。
このノードは、 Channel Groups リスト内の名前をクリックし、 Motion FX ▸ Create Clip を選択することで、既存のチャンネルグループから作成することができます。
パラメータ ¶
Data ¶
Show All Parameters
このトグルを無効にするとインターフェースが簡素化されて、パラメータと値が扱いやすくなります。 チャンネルをセットアップした後にこれを無効にすることで、もはや不要になったコントロールを削除することができます。
Copy to Exports
valueパラメータからのアニメーションをチャンネルエクスポートパラメータへコピーします。
Copy from Exports
チャンネルエクスポートパラメータからvalueパラメータにアニメーションをコピーします。
Channel Names from Exports
valueパラメータの名前をチャンネルエクスポートパラメータの名前に設定します。
Sort Channels
名前によってチャンネルすべてをソートします。
Reset All Channels
チャンネルすべてのアニメーションを削除して、すべてをゼロにリセットします。
One Key Per Sample
valueパラメータをフレーム毎に評価するのではなく、各サンプルがvalueパラメータ上のキーに相当するチャンネルを作成します。 これは、valueパラメータをアニメーションさせる場合にのみ意味があります。
Add Node Name Dependencies
設定される場合、Nameパラメータで指定された名前が本物のパラメータパスとして扱われ、それらのパラメータパス用に名前の依存関係が構築されます。 万が一、参照ノードの名前を変更しても場合、Nameパラメータのパスはそれに応じて更新されます。
Number of Channels
作成するチャンネルの数。
Name
作成するチャンネルの名前。 チャンネルサイズが1より大きい場合、valueパラメータの1番目、2番目、3番目、4番目の各コンポーネントに応じて、チャンネル名の後に文字x,y,z,wが付きます。
Type
作成するチャンネルのタイプ。
Float
通常の浮動小数パラメータ。
Euler Rotation
生成された3つのチャンネルにquaternion
アトリビュートが追加されます。
Rotate Order
Type が Euler Rotation の場合、このパラメータには、その回転の順番を指定します。
Size
コンポーネントの数。 Type が Euler Rotation の場合、3つのコンポーネントを生成しなければならないので、このパラメータは何の効果もありません。
Value
チャンネルの値。
Channel ¶
Channel Range
生成するデータの範囲を指定します。
Use Full Animation Range
アニメーションする範囲全て。
Use Current Frame
現行フレームのサンプルのみ。
Use Start/End
Start パラメータから End パラメータまでの範囲を指定します。
Use Value Animation
範囲は、評価済みのvalueパラメータの中で利用できるキーの範囲から取得されます。
Ignore Sampling Rate
Channel Range を Use Current Frame に設定すると、このチェックボックスを有効にすることができます。 これを有効にすることで、サンプリングレートにマッチしたサンプルに制限されることなく、サンプリングの開始時間が正確に現在のクック時間になります。
Start
チャンネル範囲の開始時間。
End
チャンネル範囲の終了時間。
Sample Rate
CHOPのサンプルレート。
Extend Left
左拡張条件(CHOPの開始前)。
Extend Right
右拡張条件(CHOPの終了後)。
Default Value
“Default Value”拡張条件タイプ用に使う値。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
ローカル変数 ¶
C
現行チャンネルインデックス。
I
現行インデックス。
NC
チャンネルの合計数。
Examples ¶
ChannelBasic Example for Channel channel node
このサンプルでは、Channel CHOPとNoise CHOPを使って、キーフレームアニメーションにバリエーションを加えて、簡単にキーフレームアニメーションを調整する方法を説明しています。 もちろんビューポートでは通常通りにオブジェクトを操作することができます。 そのオブジェクトの値はChannel CHOPで修正されます。
See also |