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このCHOPは、1チャンネルの規則的な間隔でパルスを生成します。 各パルスの振幅は、CHOPスライダまたはグラフ上のハンドルを使って編集することができます。
Pulse CHOPは、Copy CHOPに対するトリガーとして使うことができ、周期的に実行されるイベントを設定することができます。
デフォルトでは、パルスはサンプル1つ分の長さですが、 Pulse Width を増加させることができるので、パルスは次のパルスへ上がって行きます。 また、パルス間をLinear、Ease In Ease Out、Cubic、または他の曲線として補間することもできます。
パルスは、最小/最大制限まで制限することができます。 もし Limit Type がClampの場合、グラフは各パルスに対して最小制限および最大制限で便利な追加ハンドルを持つようになります。
Pulse CHOPは、最大32パルスの単一チャンネルを生成し、幾つかのPulse CHOPをマルチチャンネルCHOPに結合させることができます。
Pulse CHOPは、そのオプションの2番目の入力を開始/終了参照として使用するので、多くのPulse CHOPを同じ間隔にストレッチすることができます。
最終サンプルでの値を設定するために、オプションの Last Pulse at Last Sample が用意されています。 それ以外では、最終パルスは最終サンプルよりも優先されます。
パラメータ ¶
Pulse ¶
Number of Pulses
チャンネル内のパルスの合計数。
Interpolate
パルス値をどのように補間するか。
Pulse Width
Unitsでの各パルスの幅。
Limit Type
パルス値は、以下にリストされた最小および最大パラメータによって指定された幅にクランプ(制限)することができます。
Minimum
最小パルス値。
Maximum
最大パルス値。
Last Pulse at Last Sample
有効の場合、最終サンプルが、“Channel Length /(#Pulses -1)”の長さの区間の開始にあるパルスを持った最終パルスを含むようになります。 それ以外では、パルスは “Channel Length / #Pulses”の長さの区間の開始にあります。
0, 8, 16, 24 ¶
Pulse x
各パルスの値。
Channel ¶
Start
望ましい区間の開始時間。
End
望ましい区間の終了時間。
Extend Left
左側の拡張条件。
Extend Right
右側の拡張条件。
Default Value
拡張条件用のデフォルト値。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
ローカル変数 ¶
C
現行チャンネル(0からNC-1)。
NC
チャンネルの合計数。
See also |