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Delete CHOPは、入力から入ってくるチャンネルを削除します。 そのチャンネルは様々な方式によって選択され、レイヤー化されます。 第1方式は、テキスト文字列を使って名前またはインデックスでチャンネルを選択します。 第2方式は、値の範囲を使ってその範囲の内側または外側のサンプルを持つチャンネルを選択します。 第3方式は、一定値のチャンネルを選択します。
選択したチャンネルを削除または出力するかどうか選択するオプションもあります。
パラメータ ¶
Delete ¶
Delete
選択したチャンネルが削除または保持されるべきかどうかを決定します。
Scoped Channels
選択したチャンネルが削除されます。その残りのチャンネルが出力されます。
Non-Scoped Channels
選択したチャンネルが出力されます。その残りのチャンネルが削除されます。
Select Channels
名前またはインデックスでチャンネル選択を行ないます。
Channel Names
削除または抽出するチャンネルの名前。可能なスコープパターンは、以下を参照してください。
Channel Numbers
削除または抽出するチャンネルのインデックス。可能な数のパターンは、以下を参照してください。
Channel Value
値の範囲の選択肢のタイプを選択します:
Off
範囲選択を実行しません。
Channel Completely Within Range
指定した範囲が選択されるためには、チャンネルのサンプル全てがその範囲内になければなりません。
Channel Partially Within Range
指定した範囲が選択されるためには、最低でも1つのチャンネルのサンプルがその範囲内になければなりません。
Channel Completely Outside Range
指定した範囲が選択されるためには、チャンネルのサンプルがその範囲内にあってはいけません。
Value Range
範囲の上限と下限の値が範囲選択に使用されます。
Select Constant Valued Channels
全てのサンプルに対して同じ値を持つチャンネルを選択します。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
Examples ¶
See also |