On this page |
このCHOPは、最大40個までの新しいチャンネルを作成することができます。 各チャンネルは名前を変えたり、異なる値を割り当てることができます。 チャンネルを作成するには、0、10、20、30ページにある左側のパラメータにチャンネル名を入力してから、値を右側に合わせます。
インターバルは、(インデックス0では)1サンプルがデフォルトです。インターバルの範囲をオプションで、 Channel タブで設定することができます。
入力を持たない単純なConstant CHOPが、CHOPの最も一般的な使い方です。 しかし、あらゆるCHOPをその入力に接続し、 Snap タブにある Snapshot Input ボタンをクリックすると、チャンネル名と値を設定することができます。 これにより、他のCHOPからチャンネルを取得し、Constant CHOPのスライダを使ってそれらを調整することができます。
2番目の入力は、オフセットをconstant値に追加するために使うことができます。 2番目の入力(Active)がゼロより大きいとき、1番目の入力に対するあらゆる変更がCHOPの出力に追加されます。 これは、MIDIスライダボックスのような外部入力デバイスからConstant CHOP値を調節する場合に役立ちます。 例えば、Mouse CHOPやMIDI In CHOPにマウスやMIDIスライダボックスを接続し、 マウスまたはスライダを動かしながら、Active入力を有効にしたままでConstant CHOP値を上/下させることができます。
パラメータ ¶
0-9 ¶
Channel 0-9
0から9までのユーザ定義チャンネル。
10-19 ¶
Channel 10-19
10から19までのユーザ定義チャンネル。
20-29 ¶
Channel 20-29
20から29までのユーザ定義チャンネル。
10-19 ¶
Channel 30-39
30から39までのユーザ定義チャンネル。
Snap ¶
Snapshot Input
このボタンをクリックすると、現行フレームでの入力チャンネルの値がキャプチャされます。
First Channel
スナップを始める開始チャンネルインデックスを指定します。
Active Needs Current
有効で、このCHOPが現行CHOPである場合、2番目の入力、Active入力のみが効果があります。 無効で、これが現行CHOPである場合、何の効果もありません。 これは、キーフレームの編集時にAnimation Editorによって使われます。
Channel ¶
Single Frame
Start位置に1サンプルの作成のみ行ないます。
Start
CHOPの開始位置。
End
CHOPの終了位置。
Sample Rate
CHOPのサンプルレート。
Extend Left
左拡張条件(CHOPの開始前)。
Extend Right
右拡張条件(CHOPの終了後)。
Default Value
“Default Value”拡張条件タイプ用に使う値。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
Examples ¶
Constant01 Example for Constant channel node
このサンプルでは、Constant CHOPの使用頻度の高い使い方である、値が変化しないチャンネルを作成する方法を説明しています。
Constant02 Example for Constant channel node
このサンプルでは、Constant CHOPを使って、1番目の入力のチャンネルからチャンネル名と現行フレームでの値を適用して、チャンネルをインポートする方法を説明しています。
See also |