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このCHOPは、マウスデバイスのXおよびYスクリーン値を出力します。
Activeボタンが有効になっていると、Mouse XとMouse Yの位置はPosition XとPosition Yパラメータで付けた名前のチャンネルを介して出力されます。
マウス値の範囲は、Xでは-1
から+1
まで、Yでは-0.8
から+0.8
までです。
0, 0
は、スクリーンの中央です。
Mouse CHOPおよびKeyboard CHOPは、KeyboardとMouseから生成されたチャンネルの記録を有効にするために、 Record CHOPのPositionとActiveの入力にそれぞれ接続することがよくあります。
パラメータ ¶
Control ¶
Active
有効になっている時は、マウスの動きはCHOPから出力され、CHOPはフレーム毎にクックします。 そうでない時は、CHOPはクックせず、現行マウスのX値またはY値が出力されません。
Position X
マウスの水平移動を記録するチャンネルの名前。
Position Y
マウスの垂直移動を記録するチャンネルの名前。
Use Tablet
これが有効で、且つタブレットがシステムに接続されている場合、そのスタイラスペンの現行パラメータが報告されます。
Pressure
タブレットに対するスタイラスペンの筆圧の度合い。値が0
のときは筆圧は無く、1
のときは最大筆圧です。
Angle
タブレット上でスタイラスペンが向いている方向。
スタイラスペン先がタブレットの上部に向いている場合、値は0
です。
右側を向いている場合、この値は90
になります。
Tilt
スタイラスペンの水平面からの角度。
値が0
のときは、スタイラスペンは水平に置いてあることを意味します。
値が90
のときは、スタイラスペンが真っすぐ下を指していることを意味します。
値が負の数のときは、スタイラスペンが逆になっていることを意味します。
Roll
スタイラスペンがそれ自体の長さに対して捩れる角度。値は、0-360
の範囲の度です。
Cursor
どのツールが現在アクティブになっているか。
0
は、マウスの様なデバイス、1
はペン、2
は消しゴムの意味です。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
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