このCHOPは、入力のチャンネルを新しいレートおよび/あるいは開始/終了の間隔にサンプリングし直します。 全てのケースにおいて入力間隔全体は、出力間隔に合致するようにサンプリングし直されます。
パラメータ ¶
Resample ¶
Method
チャンネルに適用する再サンプリング方式。
Same Rate, New Interval
Stretch CHOPのようにチャンネルを伸張あるいは萎縮します。
New Rate, Same Time Range
CHOPの時間の長さを変更せずに、サンプルレートを変更します。
New Rate, Same Index Range
CHOP内のサンプル数を変更せずに、サンプルレートを変更します。
New Rate, New Interval
サンプルレートを両方変更し、CHOPを伸張/萎縮します。
Sample Rate
新しいサンプルレート。
Unit Values
Start/End パラメータを解釈する方法を決定します。
Absolute
値は、新しい開始/終了位置です。
Relative to Start/End
値は、古い開始/終了位置からのシフトです。
Start
CHOPの新しい開始位置。
End
CHOPの新しい終了位置。
Interpolation
再サンプリング時に使う補間方式。
No Interpolation
近接サンプルの値を使います。
Linear
出力がより多くのサンプルをも持っているとき、サンプル間にリニア補間を使用します。 出力があまりサンプルを持っていないとき、新しいサンプルの近くの全てのサンプルを平均化します。
Cubic
Linearよりもより滑らかな曲線を生成するために、サンプル間を3次的に補間します。 この方式は、シャープに変化するチャンネル向けにはお勧めできません。
Pulse Preserve
単一のサンプルパルスを認識し、それらの高さと1サンプルの幅を保持するリニア補間です。 パルスは非ゼロ値が先で、ゼロ値サンプルが後です。
Constant Area
有効の場合、チャンネルの値をスケールすることによって、チャンネルの下の領域を一定にします。
Correct For Cycles
有効の場合、360から0の角度のように、サンプル間で最短ステップを常に選択することによって、周期チャンネル(角度など)を補います。
Cycle Length
周期の長さ。角度に関しては360。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
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