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このCHOPは、全入力CHOPのチャンネルを2進チャンネルに変換し、色々な論理演算を使って合成します。
0
は無効、1
は有効とみなされます。
チャンネルとCHOP入力演算の結果 ¶
合成チャンネル |
合成CHOP |
結果 (出力チャンネルの数) |
Off | Off | 全入力のチャンネルの合計数。 |
Off | On | 1番目の入力のチャンネルの数。 |
On | Off | 入力の数と同様。 |
On | On | 1チャンネル。 |
パラメータ ¶
Logic ¶
Convert Input
入力を2進のon/offに変換する方式。
Off When Zero
ゼロ->0, 非ゼロ->1
Off When Zero Or Less
負の数またはゼロ->0, 正の数->1
Channel Pre OP
単項演算を各チャンネルに適用することができます。
Combine Channels
各入力内部のチャンネル間に適用される演算。
Combine CHOPs
複数の入力の呼応するチャンネルの間に適用される演算。
Match By
入力間で数またはインデックスで合致するチャンネル。
Match Failure
1番目の入力のチャンネルが他の入力のチャンネルに正しく合致しなかった場合に警告またはエラーを生成したい時があります。 入力が入力1のチャンネル数よりも多い場合だと Channel Number によるマッチングで失敗が起こり、 チャンネル名が入力1になかった場合だと Channel Name によるマッチングで失敗が起こります。
Align
同じフレームで開始しない入力を揃えることができます。
Script ¶
Off To On
出力チャンネルが無効から有効に切り替わる時に実行されるスクリプトで、最初の“on”のフレームで呼び出されます。
コマンドで$C
や$I
といった変数を使うことができます。
While On
出力チャンネルが有効のときに実行されるスクリプト。 有効な時、各フレームで1チャンネルごとに一度呼び出されます。
On To Off
出力チャンネルが有効から無効に切り替わるときに実行されるスクリプトで、最初の“off”のフレームで呼び出されます。
While Off
出力チャンネルが無効のときに実行されるスクリプト。 無効な時、各フレームで1チャンネル毎に一度呼び出されます。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
ローカル変数 ¶
V
現行値。
I
現行インデックス。
C
現行チャンネル(0からNC-1)。
NC
チャンネルの合計数。
See also |