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このCHOPは、1番目の入力のチャンネルを使って2番目の入力のlookupテーブルに索引を付け、lookupテーブルから値を出力します。 1番目の入力はIndex入力で、索引参照として使うには単一チャンネルを格納してください。 2番目の入力はLookup Tableで、チャンネルをいくつでも含有することができます。
Index範囲の0
から1
は、Index(1番目の)入力の0
がlookupテーブルの開始(左側)にマッピングし、
Index(1番目の)入力の1
はlookupテーブル(2番目の入力)の終了(右側)にマッピングすることを意味します。
出力CHOPは、Index入力と同じ長さです。 これはLookup Table入力とチャンネル数が同じで、Lookup Table入力と同じチャンネル名を持っています。 その出力は、lookupテーブルから抽出されたデータで埋められます。 2つのlookupテーブルサンプル間で足りない索引は、補間されます。 lookupテーブルは、この範囲外でサンプリングすることができます。 この場合にはExtend Conditionsが使われます。
出力のサンプルレートは、Index入力のサンプルレートです。
Lookup CHOPを使えば、カラーlookupテーブルから値を取得することができ、単一Indexは赤、緑、青チャンネルを生成します。 また、ロールオフやDecay(減衰)テーブルに使用することもできます。その場合、パラメータが距離に応じてどれだけ減衰するのか指定します。
パラメータ ¶
Lookup ¶
Index Range
インデックスの範囲は、インデックスチャンネルの値をlookupテーブルの開始と終了にマッピングします。
1番目のパラメータは、lookupテーブルの開始を意味します。Indexチャンネルがこの値を持つとき、lookupテーブルの開始を索引付けします。
2番目のパラメータはlookupテーブルの終了を意味し、同様の挙動をします。
Per Index Channel
Indexチャンネルをlookupテーブルにどのようにマッピングするかを決定します。
One Lookup Table Channel
Indexチャンネルは、一つのlookupテーブルにのみ合致します。
All Lookup Table Channels
各Indexチャンネルは、それぞれのlookupテーブルに合致します。
Match By
Indexチャンネルが One Lookup Table Channel モードでどのようにlookupチャンネルと合致するかを決定します。
Channel Number
Indexチャンネルは、クリップ内の索引によってlookupテーブルに合致します。 もしIndexチャンネルよりも数が少ない場合、lookupテーブルは周期化されます。
Channel Name
Indexチャンネルは、名前でlookupテーブルに合致します。 合致しないインデックスチャンネルは、 “as is(現状通り)”残されます。
Match Failure
1番目の入力のチャンネルが他の入力のチャンネルに正しく合致しなかった場合に警告またはエラーを生成したい時があります。 インデックス入力がlookupテーブル入力のチャンネル数よりも多い場合だと Channel Number によるマッチングで失敗が起こり、 インデックス入力のチャンネル名がlookupテーブル入力になかった場合だと Channel Name によるマッチングで失敗が起こります。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。