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このCHOPは、Channel CHOPのチャンネルにウェイトを付けて合算します。 Animation Layer Editorを使えば、CHOPネットワーク内に入ることなく簡単にアニメーションレイヤーをセットアップすることができます。
このCHOPセットアップは、 Layer Mixer として参照するLayerCHOP、 Base Layer として参照するChannel CHOP、 Animation Layers として参照する0個以上のChannel CHOPで構成しています。 Base Layer には、移動、スケール、回転の絶対値を含んでおり、それらの値がChannel CHOPに記録されています。 Base Layer のウェイトは常に1に設定してください。 そして、アニメーションレイヤーには、移動、スケール、回転の相対値を含みます。 その相対値は、単に Base Layer の値に加算されるだけです。 これにより、同じチャンネルに寄与するキーフレームアニメーションのレイヤーを複数持つことができます。 Active Layer は、 Animation Editor UI が表示するチャンネルに影響を与え、また新しいキーフレームの追加先となるレイヤーに影響を与えます。
詳細は、Animation Layer Mixerのヘルプを参照してください。
パラメータ ¶
Layers ¶
Active Layer
アクティブレイヤーは、新しいキーフレームの追加先となるアニメーションレイヤーがどれなのかをアニメーションコマンドに知らせるために使われます。 インデックスは、入力の順番に該当します。
Layer Name
Animation Layer Editorで表示させる個々のレイヤーの名前。
Layer Weight
通常では0.0から1.0までのウェイト値で、各レイヤーの寄与度を意味します。
Layer Mute
ウェイトを変更することなく、レイヤーの寄与度を0.0に設定します。 これは Animation Layer Editor のボタンと連動しており、アニメーションレイヤーをオン/オフすることでアニメーションの効果を確認するのが簡単になります。
Layer Solo
他のレイヤーすべての寄与度をゼロに設定し、指定したレイヤーの効果のみを確認することができます。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
See also |