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このCHOPは、チャンネルの名前を変更します。 入力CHOPからのチャンネル名は、 From パターンを使って合致され、 To パターンのそれに相当する名前に変更されます。 From パターンに合致しないチャンネルは、影響は受けません。
チャンネルの値および順番は影響を受けません。名前だけが変更されます。
Math CHOP内の他のCHOPに追加された(0のチャンネル値を含んだ)Constant CHOPもチャンネルの名前の変更に使用することができます。)
命名パターンのサンプル ¶
From および To パラメータには、chan[1-9:2]
あるいはt[xyz]
といった任意のチャンネル名の作成パターンを指定します。
また From パラメータには、chan*
およびch?
といったパターンに合致させることも可能です。
例:
chan1 chan2 chan3の入力を想定したシンプルなマッチング:
From | To | 生成する内容 |
---|---|---|
chan1 chan2 chan3
|
tx ty tz
|
tx ty tz
|
chan[1-3]
|
t[xyz]
|
tx ty tz
|
chan[1-3]
|
tx ty tz rx
|
tx ty tz
|
chan[1-2]
|
tx ty
|
tx ty chan3
|
tx ty t zの入力を想定したシンプルなマッチング:
t[xyz]
|
[XYZ]trans
|
Xtrans Ytrans Ztrans
|
“bob”で始まるチャンネルを“carol”で始まるチャンネルに変更:
bob*
|
carol*
|
真ん中に“hand”を持つチャンネルを、同じ空間内で“foot”を持つチャンネルに置換:
*hand*
|
*foot*
|
半角スペースで分かれている名前の単語をスワップする:
*_*
|
*(1)_*(0)
|
a_x changes to x_a
|
ch1 ch2 ch3の入力を想定した、ワイルドカードマッチング:
ch?
|
t?
|
t1 t2 t3
|
*
|
op:*
|
op:ch1 op:ch2 op:ch3
|
*h*
|
*han*
|
chan1 chan2 chan3
|
*[1-3:2]
|
foot[11-13:2]
|
foot11 ch2 foot13
|
*
|
chan[3,1,2]
|
chan3 chan1 chan2
|
パラメータ ¶
Rename ¶
From
名前を変更するチャンネルパターン。上記のサンプルを参照してください。
To
チャンネル名用の置換パターン。上記のサンプルを参照してください。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
Examples ¶
See also |