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それは、一般的な波形を選択することでトーンを合成する方法と、任意長の用意された入力音声クリップを繰り返す方法です。
基本波形からトーンを合成する時、 Pitch Control 入力に依存したレートで波形を描きます。
デフォルトでは、Pitch Controlが0
だと、440 Hzで中間Aになります。
1
だと880 Hz、-1
だと220Hzになります。
Pitch Controlのステップが1
では、1オクターブ離れます。ステップが1/12
(.08333)だと、1半音離れます。
最大で3つの入力CHOPまで使うことができます。
Pitch Control ¶
1番目の入力がピッチに影響を与えます。(これは“対数”です。) 出力チャンネルは、各Pitch Controlチャンネル用に生成されます。
Reset Pulse ¶
2番目の(オプション)入力は、波の始まり、またはPlayback Sourceからオシレータを再開するパルスを含んでいます。
入力の0
は“オシレータの再生”を意味します。1
は、“オシレータを停止し、波形の開始またはPlayback Sourceで待機”を意味します。
Playback Source ¶
3番目の(オプション)入力は、波形Typeの置換です。これはPitch Controlによって修正されたレートで再生する音声クリップです。 これらのチャンネルは、各Pitch Controlチャンネル用に生成されます。 Waveform Type と Base Frequency のパラメータは無効です。
あらゆる音声クリップをOscillator CHOPのPlayback Sourceに接続し、Pitch Controlが任意の持続時間の0
の一定値である場合、
Playback Sourceの反復のみを行ないます。Wave CHOPをそのPitch Controlとして接続した場合、入力のスピード/ピッチが上下します。
Oscillator CHOPは、一般的なモーションをタイムワープさせるCHOPとして動作することができます。
モーションチャンネルを3番目の入力に接続した時に、異なるPitch Control曲線を用意することで、そのタイムワープを制御することができます。
0
ピッチは通常のスピードで、1
は2倍速です。
Waveform CHOPと違い、これは反復CHOPです。つまり、ピッチが変わっても波形を描きます。このエフェクトを確認するには、Wave CHOPをOscillator CHOPに接続してください
パラメータ ¶
Waveform ¶
Type
反復する波形の形状: Sine, Gaussian, Triangle, Ramp, Square, Pulse。
Base Frequency
Pitch Controlが0の時の1秒あたり周期数。
Units per Octave
Pitch Controlがピッチを1オクターブ上げるために必要な量。デフォルトの1は、Pitch Controlの値1がピッチを1オクターブ上昇させることを意味します。
Offset
CHOPから出力された値を増やすことができます。
Amplitude
CHOPから出力された値をスケールすることができます。
Bias
三角波、Gaussian波、方形波用の形状コントロール。三角波に関しては、ピークを移動させます。方形波に関しては、幅を変更します。
Phase
0.5の値は、180度のフェーズシフトまたは半周期を意味します。
Smooth Pitch Changes
1フレーム単位の値を使って、フレーム間のすべてのサンプルに対してピッチ曲線をサンプリングします。
Channel ¶
Sample Rate
CHOPのサンプルレート。
Common ¶
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。
Scope 内では、パターン(例えば、*
(すべてに一致)、?
(1文字に一致))が使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chan
で始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfoot
が含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?
は1文字に一致します。t?
はt
で始まる2文字のチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3
、blend5
、blend7
に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2
、blend3
、blend5
、blend13
に一致します。
t[xyz]
[xyz]
はチャンネルtx
、ty
、tz
に一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Match オプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
Timeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Sliceはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことを Time Slice と呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
Export Prefix をCHOPチャンネル名の頭に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:tx
で、プリフィックスが/obj
なら、チャンネルは、/obj/geo1/tx
にエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:tx
のように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPにはグラフ表示用のデフォルトのカラーが割り当てられますが、 Graph Color を使ってそのカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。
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