Propertiesは、下位レベルから引き継いだ様々なレベル(レンダラー、カメラ、オブジェクト、プリミティブ)に追加できるレンダリングパラメータです。
Propertiesシェーダを持つマテリアルを適用すると、基本的にはシェーダのプロパティがターゲットオブジェクトにコピーされます。 しかし、各オブジェクトのプロパティは、オブジェクトのシェーダのプロパティを上書きします。
プロパティをオブジェクトに直接追加するのではなく、シェーダを通して適用すると、以下の様な状況で役に立ちます。
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Noise Displacementマテリアル内では、PropertiesシェーダはDisplacement Boundsプロパティをターゲットオブジェクトに追加し、 それを自動的に兄弟関係にあるディスプレイスメントシェーダ上に設定された変位の最大量と同じ量で設定します。
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例えばキャラクタ内部の目玉など、他のオブジェクト内部にあるオブジェクトにマテリアルが割り当てられている場合、 マテリアル内のPropertiesシェーダを使って、ターゲットオブジェクトにカスタムライトマスクを与えることができます。
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Instance Objectでは、インスタンスしたジオメトリのプロパティを上書きするPropertiesシェーダを選択することができます。
パラメータ ¶
Propertiesシェーダを作成する時点では、そのシェーダにはパラメータはありません。 シェーダノードにプロパティを追加すると、それらのプロパティが、シェーダを使うオブジェクトやプリミティブに適用されます。
ノードにプロパティを追加する方法を参照してください。
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