Since | 12.5 |
MantraでAlembicプリミティブを直接レンダリングするジオメトリプロシージャルです。
パラメータ ¶
Main ¶
Use Object Geometry
このプロシージャルを割り当てたオブジェクトに対して、ジオメトリ内のAlembicプリミティブをレンダリングします。
Alembic File
オブジェクトジオメトリをレンダリングしない場合、このパラメータには、レンダリングを行なうAlembicファイルを指定します。
Frame
レンダリングするフレーム。
FPS
Alembic File のアニメーションの1秒あたりのフレーム。
Object Path
個々にシェープノードをレンダリングするには、このパラメータにそれらのパスを入力することができます。 これは、Alembic SOPの Object Path パラメータと同様です。
Object Pattern
個々にシェープノードをレンダリングするには、このパラメータにそれらのパターンを入力することができます。 これは、 Alembic SOPの Object Pattern パラメータと同様です。
Render Non-Alembic Primitives
通常は、HoudiniとAlembicの両方のプリミティブがレンダリングされます。 しかし、ジオメトリにHoudiniとAlembicのプリミティブが混在していた場合、このオプションを使えば、Houdiniのプリミティブのレンダリングを無効にすることができます。
User Properties
Alembicプロシージャルは、Alembicシェープノードに保存されているユーザプロパティをMantraプロパティにマップすることができます。 このパラメータでは、そのマッピングを指定することができます。 パラメータは、JSON形式で指定されたマップ、または、よりシンプルな文字列表記のどちらかになります。
JSONの文字列を{ "subd" : "rendersubd", "dbound" : "displacebound", "reflectlimit" : "reflectlimit" }
と仮定すると、
プロシージャルは“subd”、“dbound”および“reflectlimit”という名前のAlembicユーザプロパティを探します。
もしこれらのプロパティがシェープノードにある場合、その値はMantraの“rendersubd”、“displacebound”および“reflectlimit”の設定をするために使われます。
ユーザプロパティが見つからない場合、オブジェクトの設定が使われます。
単純な文字列構文解析用のアルゴリズムは、カンマ(,
)またはスペースをセパレータとして使い、文字列を分割します。トークンにコロン(:
)が含まれていると、ユーザプロパティ名からMantraプロパティ名へマッピングが定義されます。そうでなければ、AlembicユーザプロパティとMantraプロパティの両方を表現するためにトークンが使われます。コロンの周辺にはスペースを入れないようにしてください。
上記の例に対応する同等で単純な文字列形式は、subd:rendersubd dbound:displacebound reflectlimit
です。
Attribute File
第二のAlembicファイルを指定するパラメータです。この第二のファイルは、アトリビュートデータを提供またはレンダージオメトリから上書きするために使うことができます。 例えば、2番目のAlembicファイルは、“uv”座標もしくはポイントカラーを指定するために使うことができます。
適切に動作するには、Alembicファイルのトポロジが合致しなければなりません。
Note
全てのアトリビュートは時間0で抽出され、いかなるモーションブラー情報も提供しません。
Point Attributes
第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてvarying(あるいはvertex)アトリビュートに使われます。
Vertex Attributes
第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてfacevaring(あるいはvertex)アトリビュートに使われます。
Primitive Attributes
第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてuniform(あるいはconstant)アトリビュートに使われます。
Detail Attributes
第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてconstant(あるいはuniform)アトリビュートに使われます。
IFD Bounds ¶
Bounding Box
境界ボックスコントロールでは、参照ジオメトリ用の境界ボックスを指定することができます。 この境界ボックスが“on screen”の場合のみ、Mantraは参照ジオメトリを読み込みます。 Bounding Box を No bounding box required に設定することができ、その場合Mantraは常に気にすることなく参照ジオメトリを読み込みます。 また、 SOP Bounds パラメータのSOPの境界ボックスを参照することで、境界ボックスを指定することもできます。
SOP Bounds
参照したい境界ボックスのジオメトリ。
Min Bounds
Explicit Boundsに設定した時の最小境界ボックスの寸法。
Max Bounds
Explicit Boundsに設定した時の最大境界ボックスの寸法。