Houdini 20.0 ノード シェーダノード

Alembic Geometry SHOP shader node

Mantraで直接Alembicプリミティブをレンダリングします。

Since 12.5

MantraでAlembicプリミティブを直接レンダリングするジオメトリプロシージャルです。

パラメータ

Main

Use Object Geometry

このプロシージャルを割り当てたオブジェクトに対して、ジオメトリ内のAlembicプリミティブをレンダリングします。

Alembic File

オブジェクトジオメトリをレンダリングしない場合、このパラメータには、レンダリングを行なうAlembicファイルを指定します。

Frame

レンダリングするフレーム。

FPS

Alembic File のアニメーションの1秒あたりのフレーム。

Object Path

個々にシェープノードをレンダリングするには、このパラメータにそれらのパスを入力することができます。 これは、Alembic SOPObject Path パラメータと同様です。

Object Pattern

個々にシェープノードをレンダリングするには、このパラメータにそれらのパターンを入力することができます。 これは、 Alembic SOPObject Pattern パラメータと同様です。

Render Non-Alembic Primitives

通常は、HoudiniとAlembicの両方のプリミティブがレンダリングされます。 しかし、ジオメトリにHoudiniとAlembicのプリミティブが混在していた場合、このオプションを使えば、Houdiniのプリミティブのレンダリングを無効にすることができます。

User Properties

Alembicプロシージャルは、Alembicシェープノードに保存されているユーザプロパティをMantraプロパティにマップすることができます。 このパラメータでは、そのマッピングを指定することができます。 パラメータは、JSON形式で指定されたマップ、または、よりシンプルな文字列表記のどちらかになります。

JSONの文字列を{ "subd" : "rendersubd", "dbound" : "displacebound", "reflectlimit" : "reflectlimit" }と仮定すると、 プロシージャルは“subd”、“dbound”および“reflectlimit”という名前のAlembicユーザプロパティを探します。 もしこれらのプロパティがシェープノードにある場合、その値はMantraの“rendersubd”、“displacebound”および“reflectlimit”の設定をするために使われます。 ユーザプロパティが見つからない場合、オブジェクトの設定が使われます。

単純な文字列構文解析用のアルゴリズムは、カンマ(,)またはスペースをセパレータとして使い、文字列を分割します。トークンにコロン(:)が含まれていると、ユーザプロパティ名からMantraプロパティ名へマッピングが定義されます。そうでなければ、AlembicユーザプロパティとMantraプロパティの両方を表現するためにトークンが使われます。コロンの周辺にはスペースを入れないようにしてください。

上記の例に対応する同等で単純な文字列形式は、subd:rendersubd dbound:displacebound reflectlimitです。

Attribute File

第二のAlembicファイルを指定するパラメータです。この第二のファイルは、アトリビュートデータを提供またはレンダージオメトリから上書きするために使うことができます。 例えば、2番目のAlembicファイルは、“uv”座標もしくはポイントカラーを指定するために使うことができます。

適切に動作するには、Alembicファイルのトポロジが合致しなければなりません。

Note

全てのアトリビュートは時間0で抽出され、いかなるモーションブラー情報も提供しません。

Point Attributes

第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてvarying(あるいはvertex)アトリビュートに使われます。

Vertex Attributes

第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてfacevaring(あるいはvertex)アトリビュートに使われます。

Primitive Attributes

第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてuniform(あるいはconstant)アトリビュートに使われます。

Detail Attributes

第二のAlembicファイルから取り込むアトリビュートのパターンを指定します。このパターンは、プリミティブタイプに応じてconstant(あるいはuniform)アトリビュートに使われます。

IFD Bounds

Bounding Box

境界ボックスコントロールでは、参照ジオメトリ用の境界ボックスを指定することができます。 この境界ボックスが“on screen”の場合のみ、Mantraは参照ジオメトリを読み込みます。 Bounding BoxNo bounding box required に設定することができ、その場合Mantraは常に気にすることなく参照ジオメトリを読み込みます。 また、 SOP Bounds パラメータのSOPの境界ボックスを参照することで、境界ボックスを指定することもできます。

SOP Bounds

参照したい境界ボックスのジオメトリ。

Min Bounds

Explicit Boundsに設定した時の最小境界ボックスの寸法。

Max Bounds

Explicit Boundsに設定した時の最大境界ボックスの寸法。

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