| Since | 11.1 |
パラメータ ¶
Number of Layers
このmultiparmを使って、Alembicレイヤーを適用します。
File Name
Alembic archive(.abc)ファイルのパス。
Reload Geometry
Alembicキャッシュをクリアして新しくジオメトリを再読み込みします。
Frame
ジオメトリをサンプリングする Alembic フレーム。デフォルト値は$F(Houdiniの現行フレーム)です。アーカイブのアニメーションの開始時間をオフセットする必要があれば、フレームを加算または減算することができます(例えば、$F + 48)。
Frames Per Second
Frame パラメータと組み合わせます。これはAlembicの時間ベースのアニメーションをHoudiniのフレームに変換するのに使用します。デフォルトは$FPS(Houdiniの現在の1秒当たりのフレーム数)です。アーカイブ・ファイルが異なるFPSで作成されていたら、ここで調整する必要があります。
Missing File
指定したファイルがディスク上に存在しなかった場合の動作を指定します。 デフォルトでは、Alembicアーカイブが見つからない、または無効な場合、SOPはエラーを出します。 これは、そのエラーを修復できるネットワークにおいては面倒です。 そのような場合には、その挙動を No Geometry に設定して、警告だけを出すようにすることができます。
Geometry ¶
Create Primitives For
シェイプ、トランスフォーム、または両方に対してパックプリミティブを生成することができます。 デフォルトでは、パックプリミティブはシェイプに対してのみ生成されます。
Shape Nodes Only
Alembicシーン内のジオメトリのみ。
Shapes and Transforms
Alembicシーン内のジオメトリとトランスフォーム。
Transform Nodes Only
Alembicシーン内のトランスフォームのみ。
Load As
AlembicジオメトリをHoudiniに読み込む方法を指定します。
Alembic Delayed Load Primitives
これらのカスタムプリミティブは非常に軽く、ビューポートで高速に表示されます。 他のHoudiniプリミティブタイプと違ってすべての機能を読み込んでいません(例えば、レイトレースはあまり正確ではありません)が、必要に応じて他のプリミティブに変換することが可能です。
Unpack Alembic Delayed Load Primitives
ジオメトリをAlembicパックプリミティブとして読み込み、自動的にそのジオメトリをアンパックしてネイティブHoudiniジオメトリを作成します。
Load Houdini Geometry
AlembicプリミティブをネイティブのHoudiniジオメトリに変換します。
Houdini Point Cloud
AlembicプリミティブからHoudiniのポイントクラウドとしてPアトリビュートを読み込みます。現在では、この機能はP以外のアトリビュートを読み込みません。
Bounding Boxes
Alembicプリミティブの境界ボックスだけを読み込みます。
Display As
ビューポートでのAlembicジオメトリの表示方法。
Full Geometry
Alembicジオメトリを完全に表示します。
Point Cloud
ポイントのみを表示します。
Bounding Box
ジオメトリの境界ボックスのみを表示します。
Centroid
ジオメトリの重心のみを表示します。
Points
Alembic Delayed Loadプリミティブを読み込む時、各プリミティブに対して固有のポイントを作成したり、すべてのAlembicプリミティブが1つのポイントを共有することができます。 固有のポイントはすべて原点にあるか、またはプリミティブの重心にあります。
Poly Soup Primitives
Houdiniジオメトリを読み込む時、このオプションはAlembicポリゴンメッシュをHoudiniのPoly Soupプリミティブに変換するかどうか決めます。 Houdini Poly Soupプリミティブはリソースをあまり使わずに保存とレンダリングをすることができます。 現在では、Poly SoupをMantraでサブディビジョンサーフェスとしてレンダリングすることができません。
No Poly Soup Primitives
Poly Soupプリミティブを作成しません。メッシュ内の各フェースは、固有のHoudiniポリゴンプリミティブになります。
Use Poly Soups For Polygon Meshes
Alembicポリゴンメッシュに対して可能な限りPoly Soupプリミティブを作成します。この機能は現在では、メッシュに一定のアトリビュートがあったり、フェースセットが存在すると、処理されません。
Use Poly Soups Wherever Possible
AlembicポリゴンメッシュとAlembicサブディビジョンサーフェスプリミティブの両方に対してPoly Soupプリミティブを作成します。 uniformアトリビュート(フェース毎のアトリビュート)があれば、それらのアトリビュートが消えます。
Transform Geometry To World Space
各オブジェクトのワールド空間トランスフォーメーション(アーカイブのルート基準)をオブジェクトのプリミティブにベイクします。
Use Visibility
Alembicファイルに定義された可視設定を使って、読み込むジオメトリを決めます。 Alembic Delayed Loadプリミティブを読み込む時、非表示のプリミティブもまだ読み込まれますが、可視ジオメトリを作成しません。 Alembic Delayed Loadプリミティブと一緒に可視性を使うと余計な負荷がかかる場合があります。
Set Zero Time for Static Geometry
指定したフレームに関わらず、静的ジオメトリの時間/フレームを0に設定します。 これは、同じシェイプノードのインスタンスが複数ある時に少しでも高速にMantraで静的ジオメトリを読み込むための最適化です。
Primitive Groups
Note
このオプションによって、膨大な数のまとまりのないグループが生成されてしまう可能性があります。 これが原因でワークフローが非常に非効率になってしまうことが多いです。 代わりに、Attribute Create SOPやAttribute Wrangle SOPを使って文字列アトリビュートにグループ名を格納することを検討してください。
例えばこのオプションによって生成されたまとまりのない一連のグループを1つの文字列アトリビュートに変換したいのであれば、Name SOPのName from Groupオプションを使用してください。
Alembicシェイプノードのグループ名を作成するか、またはトランスフォーム(オブジェクト)名を使うか指定します。トランスフォームオブジェクトに複数のシェイプがあれば、ジオメトリを同じグループに配置するのに役に立つ時があります。
Subdivision Group
Houdiniジオメトリを読み込む時、Alembicファイル内のサブディビジョンシェイプノードすべてが、このグループに追加されます。
Selection ¶
Object Path
アーカイブ内の1つ以上のオブジェクトのパス。指定すると、ノードは、それらのオブジェクトとそれらの子だけを読み込みます。デフォルトは空っぽです。これはアーカイブ内のジオメトリをすべて読み込むことを意味します。
Object Exclude
アーカイブ内の1つ以上のオブジェクトのパス。指定すると、ノードは、それらのオブジェクトとそれらの子の読み込みをスキップします。 ここで指定した内容は、 Object Path で指定した内容を上書きします。 デフォルトは空っぽです。これはアーカイブ内のジオメトリをすべて除外しないことを意味します。
Object Pattern
このパターンに一致するオブジェクトのみが読み込まれます。これは、 Object Path よりも読み込むオブジェクトを指定するのが一般的でシンプルな方法です。
Animating Objects
これはオブジェクトがアニメーションするかどうかに基づいてオブジェクトをフィルタリングすることができます。
Include All Primitives (デフォルト)
アニメーションに関係なくプリミティブを読み込みます。
Only Static Primitives
アニメーション しない プリミティブのみを読み込みます。
Only Deforming Primitives
時間軸でポイントポジションが変化するプリミティブのみを読み込みます。
Only Transforming Primitives
時間軸で親のトランフォームノードが変化するプリミティブのみを読み込みます。
Only Deforming or Transforming Primitives
アニメーションするプリミティブのみを読み込みます。
Load Polygons
これは、ポリゴンの読み込みを許可します。
Load Curves
これは、カーブの読み込みを許可します。
Load NURBS
これは、NURBSの読み込みを許可します。
Load Points
これは、ポイントの読み込みを許可します。
Load Subdivision Surfaces
これは、サブディビジョンサーフェスの読み込みを許可します。
Load Maya Locater
Mayaで保存したロケータノードにどのように合わせるのかトランスフォームノードをテストして、それらをHoudiniに読み込みます。
Box Culling
これは空間内の境界ボックスのルールに基づいたプリミティブのみを読み込むことができます。
No spatial filtering (default)
すべてのプリミティブを読み込みます。
Load Objects Entirely Inside Box
完全に指定した境界ボックス内に含まれたオブジェクトのみを読み込みます。
Load Objects Partially Inside Box
指定した境界ボックスと交差するオブジェクトのみを読み込みます。
Load Objects Entirely Outside Box
完全に指定した境界ボックス外にあるオブジェクトのみを読み込みます。
Load Objects Partially Outside Box
指定した境界ボックス内に一部だけ含まれているオブジェクトのみを読み込みます。
Use First Input To Specify Box
Alembic SOPの入力を使って、Box Cullingで使用する境界ボックスを指定します。
Box Size
手動でBox Cullingの境界ボックスのサイズを指定します。
Box Center
手動でBox Cullingの境界ボックスの中心を指定します。
Size Culling
境界ボックスのサイズに基づいて、読み込むプリミティブを制限することができます。
No size filtering (default)
すべてのプリミティブを読み込みます。
Filter Objects By Bounding Area
半径で定義したボックスで囲まれたオブジェクトのみを読み込みます。
Filter Objects By Bounding Radius
半径で定義した球で囲まれたオブジェクトのみを読み込みます。
Filter Objects By Bounding Volume
ボリュームで定義したボックスで囲まれたオブジェクトのみを読み込みます。
Size Compare
各境界ボックスを比較する時に使用するテストを指定することができます。
Less Than
指定したサイズよりも小さいボックスで囲まれたオブジェクトのみを読み込みます。
Greater Than
指定したサイズよりも大きいボックスで囲まれたオブジェクトのみを読み込みます。
Size
各境界ボックスと比較するサイズを指定します。
Attributes ¶
Point Attributes
指定したパターンに一致するPointアトリビュートのみを読み込みます。
Vertex Attributes
指定したパターンに一致するVertexアトリビュートのみを読み込みます。
Primitive Attributes
指定したパターンに一致するPrimitiveアトリビュートのみを読み込みます。
Detail Attributes
指定したパターンに一致するDetailアトリビュートのみを読み込みます。
Faceset Attributes
指定したパターンに一致するFacesetアトリビュートのみを読み込みます。
Note
Alembicノード上の組み込みアトリビュートすべてがどの場合にも作成されます。例えば、 Point Attribute パターンに一致するかどうかに関係なく、ポイント上にvelocityアトリビュートが作成されます。
User Properties
Alembicユーザプロパティを制御する方法。
Do Not Load
ユーザプロパティを読み込みません。
Load Values Only
ユーザプロパティの値をJSON辞書としてPrimitive文字列アトリビュートに読み込みます。
Load Values and Metadata
ユーザプロパティの値をJSON辞書としてPrimitive文字列アトリビュートに読み込みます。 値の解釈と処理に役に立つユーザプロファイルのメタデータをJSON辞書として別のPrimitive文字列アトリビュートに読み込みます。
Add Path Attribute
Houdiniはグループ名をわからなくする場合がある(特殊な文字がグループ名で許可されていない)ので、このオプションはシェイプノードのフルパスを名前を付けた文字列アトリビュートに格納することができます。
Path Attribute
Pathアトリビュートの名前。
Add Filename Attribute
ファイル名を含んだDetailアトリビュートを追加します。
Filename Attribute
Filenameアトリビュートの名前。
Remap Attributes
このMultiparmを使ってAlembic point、vertex、primitiveのアトリビュートの名前をHoudiniに相当するものに変更し、オプションでそれらのタイプ情報を変更します。
例えば、MyColorをCd(Diffuseカラー)にリマップします。+ボタンをクリックすれば、新しいマッピングが追加されます。
