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このノードは、対称化の手法で入力スケルトンのポイントセットを複製するためにあります。 例えば、Skeleton SOPを使用して片側のスケルトンを作成してこのノードを使用することで、指定した Group に基づいてもう片側にスケルトンをプロシージャルに作成することができます。 標準のHoudiniグループ構文に対応しているので、例えば以下の2つのようなことができます:
@name=*_l* // 名前に'_l'が含まれたすべてのポイントを対称化します。 @P.x<0.01 // 'x'座標が0.01未満のすべてのポイントを対称化します。
パラメータ ¶
Group
複製して対称化させたいポイント。
Point Mirror Attribute
対称化情報を格納するために生成されるアトリビュートの名前。これは以下のキーを含んだ辞書アトリビュートになります:
{ 'reference': "ptnum"または参照するアトリビュートの名前(例えば"name"), 'value': 'reference'キーで指定されたアトリビュートの値、または、'reference'が"ptnum"の時に対称化されるポイントのポイント番号, 'flipaxes': ポイントをどのように対称化したのか( __By Scale__ または __By Rotation__ )を記録した整数値 }
Reference Attribute
対称化に対応した何かしらの下流オペレーションによって対称化されるポイントのマッチングに使用される値のアトリビュート。
ここで入力された値は Point Mirror Attrib ['reference']
キーに格納されます。
空っぽのままにすると、ポイント番号が使用されます。
Attributes To Mirror
対称化されたポイントを作成する時にトランスフォームさせたい入力ジオメトリ内のPointアトリビュートのリスト。 これらのアトリビュートは対称化オペレーションと整合性を保ってトランスフォームされます。 つまり、対称化されるポイントにジョイントのY軸に整列された法線アトリビュートが含まれていれば、 Mirroring Style で使用している形式に関わらず新しく作成されるジョイントの法線もその新しいジョイントのY軸に整列します。
Note
このパラメータは、標準のHoudiniグループ構文に対応しているので、* ^orient
はorient
アトリビュート以外のすべてのアトリビュートをトランスフォームさせます。
Mirror Groups
これを有効にすると、リストで指定された入力ジオメトリ上のポイントグループが対称化オペレーションの一部としてコピーされます。 これらのポイントグループは、 Group Rename と Group New Name のパラメータで指定されたパターンに応じて名前を変更することができます。
例えば、スケルトンにL_arm
とL_leg
の名前のポイントグループがあった場合、 Group Rename をL_*
、 New Group Name をR_*
に設定すると、そのグループに属している対称化されるポイントはR_arm
とR_leg
という名前の新しいグループにそれぞれ追加されます。
Group Rename と New Group Name のパターンをデフォルトの*
のままにすると、単にそれらのグループ名は同じ名前のままになります。
Group Rename
入力グループ名から検索するパターン。 対称化されたグループを作成する時に、ここで検索されたパターンが New Group Name で指定されたパターンに置換されます。
Group New Name
対称化されたグループを作成する時に Group Rename パターンを置換するパターン。
Token Position
ポイント名から Find Tokens で指定されたトークンを検索する位置。 これは入力の命名スキームに依存し、例えば、入力名が以下のようなパターンに準拠している場合:
left_upperarm, left_lowerarm, left_hand
これを’Start'に設定します。 その一方で、以下のスキームでは、このパラメータを'End'に設定する必要があります:
upperarm_left, lowerarm_left, hand_left
Find Tokens を空っぽのままにすると、単に Replace Tokens で指定された1番目のトークンがそのStartとEndでの入力ポイントの名前に追加されます。
Note
Find Tokens を空っぽのままにすると、'Middle'の挙動は'End'の挙動と同じになります。
Find Tokens
入力ポイントの名前から Token Position で指定された位置で検索するトークンをスペースで区切ったシーケンス。 これは、 Replace Tokens で指定されたトークンのシーケンス内の呼応するトークンに置換されます。
Replace Tokens
Find Tokens で指定されたトークンの置換文字列として使用するトークンをスペースで区切ったシーケンス。
Mirroring Style
このパラメータは、入力ポイントのトランスフォームをどのようにその新しく作成されるポイントに対称化させるのかを設定します。
By Rotation
入力トランスフォームを回転させてポイントを対称化します。 この効果では、下流のポージングを回転だけで対称化することができるものの、移動のアニメーションが反転します。 この形式は、FK回転のみでアニメーションさせてたいもののマイナスのスケールを望まないパイプラインでよく使われています。
By Scale
入力トランスフォームをマイナスでスケールさせて対称化します。 これによって下流のポージングは回転も移動もどちらも対称化することができますが、その結果のトランスフォームは入力とは逆にスケールされるのでゲームエンジンや他の3Dパッケージへのエクスポートで問題を起こす可能性があります。
Reflect Using
Mirror Plane
Direction パラメータと Origin パラメータで定義された平面を基準に入力トランスフォームを対称化します。
Direction
対称化オペレーションを実行する際の方向。これは、ビューポート内に表示される平面の法線として視覚化されます。
Note
このパラメータは、 Reflect Using が Mirror Point に設定されている場合は無効です。
Origin
対称化に使用される平面の原点。
Note
このパラメータは、 Reflect Using が Mirror Point に設定されている場合は無効です。
Reference Point
Reflect Using が Mirror Point に設定されている場合、これは対称化に使用される平面を定義する際に使用される入力上のポイントです。
Note
このパラメータは、 Reflect Using が Mirror Plane に設定されている場合は無効です。
Reference Point Axis
Reflect Using が Mirror Point に設定されている場合、これは対称平面の法線として使用される Reference Point で指定されたポイントの軸です。
Note
このパラメータは、 Reflect Using が Mirror Plane に設定されている場合は無効です。
入力 ¶
Skeleton
対称ポイントが生成されるスケルトン。
出力 ¶
Skeleton
対称化されたスケルトン。
See also |