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アンビエントオクルージョンは、自己閉塞した領域ほど暗くさせるといった使用頻度の高いオペレーションです。 典型的には、これはレンダリング工程で処理するのですが、ジオメトリレベルでできるようにするために、このノードを追加しました。
これは、最短経路アルゴリズムのコストを選択したり、閉塞領域に対してポリゴン削減をもっと抑えたり、散布密度を濃くするといったいくつかのバイアス処理で非常に便利です。
入力 ¶
Object To Recieve Occlusion
1番目の入力には、作用させるオブジェクトを接続します。
Optional Occlusion Object
オクルージョン計算に寄与するもののジオメトリに追加されない補助入力。不可視のシャドウキャスターなど。
パラメータ ¶
Occlusion Settings ¶
Number of Rays
生成するサンプル数。サンプル数が多いほど品質が良くなりますが、処理速度が悪くなります。
Bias
出力の値をシフトさせます。これは強度スライダーと同様ですが、値が0に近いほどAOが強くなります。
Advanced ¶
Maximum Ray Distance
AO光線がこの距離を超えないようにします。遠方のオブジェクトが原因でAOが発生してしまうアーティファクトの除去に役立ちます。
Cone Width
サンプリングの幅。幅が小さいほど減衰幅が狭くなります。
Output ¶
Output Occlusion as Color ( Cd )
オクルージョンをポイント上のCd(カラー)チャンネルに書き出します。
Occlusion Attribute
Output Occlusion as Colorが無効な場合、ここには出力アトリビュートのオーバーライド名を指定します。
Output curve
このカーブは、AOの基本レベルオペレーションを実行して、負荷の高いAO計算を返す必要なく結果を微調整することができます。
Smoothing ¶
Method
色々なブラーメソッドを選択することができます。
Influence Type
このパラメータでは、ポイントが隣接ポイントを探す方法を決めます。
Blurring Iterations
入力ジオメトリをブラーさせる回数。
Blur Size
各ブラーの反復のサイズ。