ポイントがCapture Regionの境界に近づけば近づくほど、その領域に割り当てられたキャプチャーウェイトは軽くなります。
オプションの2番目の入力は、Parent Object階層にあるものに加えて処理する余分なキャプチャ領域を指定するために使うことができます。
Bone Captureオペレーションは、(フィードバック用にポイントカラーを追加する場合があることを除く)可視的なジオメトリの変更は行ないません。Capture Regionsをアニメーションしてジオメトリを実際に変更するには、Bone Deformオペレーションを追加してください。
典型的には、1つ以上のCapture Regionsがオブジェクト(通常は、ボーン)内に配置され、“cregion”と名付けられます。 その後、オブジェクトは、オブジェクトの階層を通じてBone Captureオペレーションに読み込まれます。 オブジェクトを動かすと、Bone DeformオペレーションによってBone Captureオペレーションのジオメトリが変形します。
ウェイト付けスキームに関しては、次のセクションのCapture Edit SOPで説明しています。
Note
hipファイルが読み込まれたとき、関連するすべてのキャプチャー領域がキャプチャーフレームで評価されます。キーフレームは、キャプチャーフレームで、キャプチャー領域の正しい位置に設定されなければいけません。さもないと、ジオメトリは、サブシーケンスファイルを読み込むときに間違ったウェイトが設定されてしまいます。
パラメータ ¶
Group
キャプチャーするためのポイントグループのオプション。
Capture ¶
Hierarchy
Capture Regionオペレーションで行き来するオブジェクト階層の最上位。Extra Regionsパラメータを指定すれば、これは空っぽで構いません。
Extra Regions
使用する追加ボーンオブジェクトまたはキャプチャ領域のパスをスペースで区切ったリスト。このリストは、Hierarchyパラメータで指定した内容に追加されます。
Region SOP
Capture Regionsを見つけるためのオペレーションを指定します。
Traverse into subnets
有効の場合、キャプチャー領域用の階層を行き来した時に、同時にオブジェクトサブネット内にも行き来します。
Create Relative Skeleton Root Path
有効の場合、このSOPに関連するスケルトンパスの接頭辞を持った内部的なcregionパスが生成されます。無効の場合、接頭辞は、全てのキャプチャー領域パスの中で一番長い共通のオブジェクトパス接頭辞で決まります。
Use Capture Pose
有効の場合、ボーンとキャプチャー領域のキャプチャーパラメータが、ポイントをキャプチャーするために使われます。これは、ボーンの配置とキャプチャー領域の形状は、キャプチャフレームから独立していることを意味します。 Capture Poseは、メニューから Edit ▸ Objects ▸ Bone Kinematic Override: Capture Pose を選択することで確認することができます。
Capture Frame
キャプチャーウェイトの計算を行なうフレーム番号です。このフレームは、ウェイトの計算が原因で他のフレームよりも処理が遅くなります。
Weight From
ポイント位置またはサーフェス位置のどちらかのウェイトです(NURBSまたはBezierサーフェス用)。
Normalize Weights
キャプチャーウェイトを調整して、すべてのポイントのウェイトの合計を1にします。これにより、ペイントツールが使いやすくなります。下位互換にするなら、無効化するべきです。
Destroy Existing Weights
既存のキャプチャーウェイトを破壊します。
Blend Factor
Destroy Existing Weightsが無効の場合、このパラメータは、既存のキャプチャーウェイトと作成したキャプチャーウェイトのブレンド係数を決定します。
Point Coloring
ポイントのウェイトを意味するポイントカラーアトリビュートを追加します。各ポイントのカラーは、キャプチャーされた領域の色のブレンドになります。
Zero Weight Point Color
ウェイトが0のポイントに使用するカラー。
Override ¶
Override File
キャプチャー上書きファイルの名前(拡張子は.ocapt)。そのファイルは、デフォルトのウェイト計算の後に、キャプチャフレームで読み込まれます。.ocaptファイルフォーマットのドキュメントを参照してください。
Save File
現行のウェイティングデータを持つオーバーライドファイルを保存するためのファイル名です。
Increment Save File
保存する前に“Save File”名をインクリメントします。
Save All Data to File
全てのポイントのウェイトをSave Fileへ保存します。
Save Selected Points to File
選択したポイントのウェイトをSave Fileへ保存します。ビューポート内でこのジオメトリを編集する必要があることに注意してください。
Force Recapture
ノードを強制的に再クックします。
See also |