Since | 17.0 |
このノードは、オクルージョンを“指定したポイントから、あるポイントを中心とした球が可視になっている割合”として計算します。 これは、各ポイントから色々な方向に光線を送信して、その光線が最大距離に到達するまでに地形に当たった回数を測定します。
パラメータ ¶
Masking ¶
Combine with Existing
入力内の既存マスクとこのマスクを組み合わせる方法。
Replace
既存マスクをクリアして、新しいマスクに置換します。
Add
既存マスクにこのマスクの値を加算します。
Subtract
既存マスクからこのマスクの値を減算します。
Difference
古いマスクとこのマスクとの差分をマスク値に設定します。
Multiply
古いマスクの値をこのマスクの値で乗算します。これは、空っぽの領域をそのままに既存の値を“スケール”するのに役立ちます。
Maximum
古いマスクとこのマスクから最大値をマスク値に設定します。
Minimum
古いマスクとこのマスクから最小値をマスク値に設定します。
Blend
古いマスクとこのマスクを特定の量でブレンドします。
Blend
Combine with existing が“blend”の時、古いマスクと描画したマスクをブレンドする量。
0
の値は、既存マスクをそのままにし、1
の値は、新しいマスクに置換します。0.5
の値は、古いマスクと新しいマスクを均等にブレンドします。
Minimum Occlusion
出力されるマスクにスケールをかけます。 この値以下のオクルージョンの領域のマスク値は0.0になります。
Maximum Occlusion
出力されるマスクにスケールをかけます。 この値以上のオクルージョンの領域のマスク値は1.0になります。
Occlusion Ramp
指定したポイントにおける日光の露出(この範囲は0から1で、値が高いほど日光が露出されます)をそのポイントのマスク値にマッピングするランプ。
Sample from Hemisphere
各ポイントを中心とした球の可視性を測定するのではなくて、Y方向の半球の可視性を測定します。
Quality ¶
View Distance
ポイントから空が見えるかどうかを判断するために光線を送信する距離。 この距離が長いほど、測定の精度が良くなりますが、遅くなってしまいます。 0の値は、無限のビュー距離に相当します。
Step Scale
ポインから空が見えるかどうかを判断するための光線に沿ったステップの細かさ。 この数値が大きいほど高速になりますが、薄い特徴部を見逃す可能性があります。
Number of Searches
ポイントから空が見える化どうかを判断するために送信する光線の数。 この数が多いほど、測定の精度が良くなりますが、遅くなってしまいます。
Layer Bindings ¶
Mask Layer
Maskボリュームをこのノードの2番目の入力に接続することで、このノードの効果にマスクをかけることができます。通常はmask
。
ビューポート内で直接マスクをペインをするなら、“Add mask paint”ボタンをクリックします(これは、2番目の入力に自動的にペイントノードを追加します)。
Height Layer
処理するHeightボリュームの名前。通常はheight
。