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Volume Reduceノードは、ボリュームのボクセル値すべてを単一値に減らします。 このノードを使えば、最小値や最大値などのボリュームの特性を決めることができます。
Volume Reduceノードは、ボリュームのぼかしもできます。しかし、中間をぼかし、端側をぼかすわけではないので、Volume Blurとは異なります。 このノードは、一部のボリュームではなく、全体のボリュームに影響を与えます。
パラメータ ¶
Source Group
削減するボリュームプリミティブ。
Reduction
実行する削減タイプ。
Maximum
入力ボリュームの一番大きい値を見つけます。
Minimum
入力ボリュームの一番小さい値を見つけます。
Maximum of Absolute
入力ボリュームの一番大きい絶対値を見つけます。
Minimum of Absolute
入力ボリュームの一番小さい絶対値を見つけます。
Average
入力ボリュームの合計値をボクセルの数で割算します。
Median
入力ボリュームのボクセルを昇順で並べ替え、指定した百分順位の値を取得します。 これは想像通りに遅いです。50の値は、中間値を、25の値は第一四分位数を取得します。
Sum
すべてのボクセルの合計値。
Sum of Absolute
すべてのボクセルの絶対値の合計値。
Sum of Squares
各ボクセルの2乗の合計値。
Root Mean Square
すべてのボクセルの2乗の平均値の平方根。
Percentile
どの割合に位置するボクセルを抽出するのかをReductionタイプのMedianで使用します。
Scale By
入力フィールドの寸法に依存して、追加スケールを適用して、ボクセルの解像度に関係なく結果を作成したい場合があります。
Note
テーパー付きボリュームは、一貫したスケールを持たないので、それらのボリュームの挙動はあまり上手く定義されません。
None
スケール効果を適用しません。
By Voxel Length
ボクセルの体積の立方根として定義されたボクセルの長さでスケールします。
By Voxel Area
ボクセルの体積の立方根の2乗として定義されたボクセルの面積でスケールします。 これを使えば、SDF to Surfaceの結果が表面積になります。
By Voxel Volume
ボクセルの体積でスケールします。これを使えば、SDF to Fogの結果が体積になります。
Store Results In
最後に計算された値をどこに記録するかどうか決めます。 Volumeに設定すると、ボリュームがその値の定数ボリュームに置き換えられます。 また、ボリュームは縞々の境界条件に変更されるので、どこでサンプリングしても、削減された値が返されます。
他の項目に設定すれば、その値を適切なアトリビュートに記録します。 アトリビュートが存在しなければ、指定した名前の単一float型アトリビュートが作成されます。 Detailアトリビュートの場合では、Detailアトリビュートは削減されたボリュームの数と同じサイズになります。
Attribute
その値を記録するアトリビュート名。
Local Variable
アトリビュートに対して作成するローカル変数。空っぽの場合、アトリビュート名を大文字にした名前が使われます。
Examples ¶
barycenter Example for Volume Reduce geometry node
このサンプルでは、Volume Reduce SOPで3Dオブジェクトの重心を計算する方法を説明しています。
See also |