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Volume Rasterize Attributes SOPは、点群を入力として受け取り、そのfloatまたはベクトルのアトリビュートからVDBを生成します。 内部的には、このノードは、Volume Rasterize Particles SOPを利用しているので、そのSOPの特徴と制限に準拠しています。
入力 ¶
Points to Rasterize
ラスター化するターゲットを含んだジオメトリ。
出力 ¶
VDBs
入力のPointアトリビュートから生成されたVDBs。
パラメータ ¶
General ¶
Group
ラスター化する入力のポイントグループ。
Attributes
VDBsを生成するアトリビュートを示したパターン。
Note
floatとvectorのアトリビュートのみをラスター化することができます。
Source Attribute
有効にすると、指定した文字列アトリビュートの値を使用して、各出力ボリュームに関係するポイントのみが抽出されます。
例えば、burn
アトリビュートをラスター化する時、 Source Attribute の値がburn
と同じポイントのみが考慮されるようになります。
Note
指定したアトリビュートが入力ポイント上に存在しなかった場合、このオプションが無効な場合と同様にラスター化が処理されます。
Note
Source Attribute の値にはパターンを指定することができます。
例えば、このPointアトリビュートの値にb*
を指定すると、ラスター化されるすべてのボリュームが“b”という文字で始まるPointアトリビュートを使用するようになります。
Visible Volumes
フォグとして描画されるボリュームを示したパターン。 ラスター化されたボリュームの名前がこのパターンにマッチしなかった場合、そのボリュームはビューポートでは非表示になります。
Filter ¶
Filter
パーティクルをばら撒く時に使用するフィルター形状。 デフォルトのGaussianフィルターは、滑らかなブロブを生成するので、パーティクルサイズが大きいほど役立ちます。 パーティクルサイズがボクセルサイズよりも小さい時は、Boxフィルターを使用した方が短時間で同様の結果が得られます。
Voxel Size
生成されるVDBsのボクセルサイズ。
Particle Scale
この値でpscale
アトリビュートをスケールします。このアトリビュートが存在しなかった場合、1が参照として使用されます。
Minimum Filter Size
パーティクルの半径がボクセルよりも非常に小さい場合、そのパーティクルが移動した時にグリッド位置から別のグリッド位置に瞬間移動したような感じに見えてしまいます。 このパラメータは、そのパーティクルのサイズがボクセルサイズのこの割合を保証できるように、余分なブラーをパーティクルに追加します。 1の値は、各パーティクルのメインサポートが最低でもボクセルサイズになるようにして、どのようなパーティクルの動きでも、境界の鮮明さがなくなる代わりに、ボクセル値内で滑らかな変化に対応できるようにします。
Velocity Blur ¶
Velocity Blur
Velocityブラーのラスター化を有効にします。 Velocityパスに沿って複数のポイントサンプルを作成し、それらのサンプル間に元のポイントのCoverage(影響範囲)を分布させることで、Velocityブラーがかかったパーティクルがラスター化されます。
Shutter
Velocityブラーのラスター化に使用するシャッター時間。
Shutter Offset
Velocityブラーのラスター化に使用するシャッターオフセット。
Blur Samples
Velocityブラーのラスター化に使用するモーションブラーサンプル数。 サンプル数が多いほど、より滑らかで正確な結果が生成されますが、計算に時間がかかります。
Coverage ¶
Coverage Attribute
各パーティクルのCoverage(影響範囲)を格納したPointアトリビュートの名前。 このCoverage Attributeが存在しなかった場合、各パーティクルの範囲は1と想定されます。
Coverage Scale
この値でCoverage Attributeをスケールします。
Normalize by Clamped Coverage
このオプションを有効にすると、サンプルしたボリュームがCoverage(影響範囲)で乗算されて、パーティクルの影響範囲間が滑らかに遷移するようになります。
Note
このオプションは、デフォルトのスタンプメソッドを Weighted Average から Covered Average に変更します。 Attribute Rules を使用することで、このデフォルトの挙動を上書きすることができます。
Attribute Rules
各ボリュームを基準にしてスタンプメソッドを指定したルール。
Note
複数のルールをボリュームに適用すると、1番目のルールが使用されます。
Note
Coverage Attribute は、 Accumulated メソッドを使って無条件にスタンプされます。
Attributes
このパターンは、ルールを適用するボリュームを特定します。
Method
このルールが適用されるボリュームを生成する時に使用するスタンプメソッド。
Weighted Average
ボクセル値は、重なったパーティクルのアトリビュート値をウェイトから平均化した値です。 このウェイトは、Coverage Attributeと同じ位置からパーティクルまでの距離に依存しています。
Covered Average
Weighted Average と同様ですが、パーティクルの影響範囲外で減衰して、滑らかなフォールオフが生成されます。
Accumulated
すべてのパーティクルからの寄与度が単純に合算されます。
Stochastic
重なったパーティクルから(疑似乱数的に選択された)単一パーティクルを使って、ボクセル値が推定されます。
See also |