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Since | 18.5 |
このノードは、Pyroツールセットで動作するように特別に調整されたPoint Replicateノードです。 これは、入力ポイント毎にポイントクラウドを生成します。 何も入力を接続しなかった場合は、原点にポイントが生成されます。 これによってばら撒かれたポイントを使用することで、Pyroトレイルパスを生成したり、火花とかインスタンス化された瓦礫に利用可能なパーティクルシミュレーション用の基点として使用することができます。
Note
ばら撒かれたポイントからPyroトレイルを作成する場合、このノードの後にBallistic Pathを使用する必要があります。 とはいっても、このノードを組み込んだハイレベルツールのPyro Trail Pathノードが用意されていて、トレイルを生成するための完全なコントロールが備わっています。
Tip
Quick Setup メニューを使用することで、パーティクルシミュレーション用のセットアップを生成することができ、 Ballistic Pathノードよりも優れたトレイル用のコリジョンオプションを用意することができます。
ばら撒きのタイプ ¶
このノードは、入力ポイントを基点に球状にポイントクラウドを生成し、それらのVelocityを外側に向けます。 軌道や火花は爆発の中心から全方位に放出させたいことが多いので、これはほとんどの爆発で必要とするものです。
とはいっても、( Direction で設定された)バースト方向に沿ってポイントを生成させることもできます。 これによって、キノコ雲が上昇する方向に軌道を発射させることができます。
ばら撒き方のカスタマイズ ¶
1個のノードで複数のポイントクラウドを生成することが可能です。 デフォルトでは、すべてのポイントクラウドのプロパティは、このノードのパラメータ(例えば、 Initial Size , Direction など)で設定されたものと同じになります。 ポイントクラウド毎にこれらのプロパティを変えたいのであれば、それに呼応するパラメータの隣にあるメニューから Set Varying オプションを選択してください。 これは、入力ポイント毎に、指定された範囲内でランダムな異なった値を使用するようになります。 この生成される乱数のシードは、デフォルトではポイント番号が使用されます。 代わりに独自の整数アトリビュートを使用したいのであれば、 Randomization By を Seed Attribute に設定します。 これによって、 Seed Attribute の値が同じである限り、ランダム化されたプロパティは、ポイントをシャッフルしても入力から削除しても同じままに維持されます。
アトリビュートを使ってパラメータ値を手動でオーバーライドすることもできます。
例えば、入力ジオメトリにpscale
Pointアトリビュートを追加すれば、グローバルの Initial Size の代わりにその値を使用することができます。
これによって、入力ポイント毎に生成されるポイントクラウドのサイズを細かく制御することができます。
これを行なうには、該当するパラメータの隣にあるメニューを必ず Use Attribute に設定してください。
Tip
メニューの右側にあるランダム化ボタンを使用することで、関係のあるPointアトリビュートを作成または影響を与えるAttribute Adjust系ノードを配置することができます。
Pointアトリビュートで制御可能なパラメータを以下のテーブルに載せています。
パラメータ名 |
範囲 |
アトリビュート名 |
アトリビュートタイプ |
---|---|---|---|
Initial Size |
0 to ∞ |
|
float |
Direction |
(-1,-1,-1) to (1,1,1) |
|
vector |
Points per Point |
0 to ∞ |
|
integer |
Spread Start Angle |
0 to 180 |
|
float |
Spread Angle |
0 to 180 |
|
float |
Azimuth Start Angle |
0 to 360 |
|
float |
Azimuth Angle |
0 to 360 |
|
float |
Line Start |
0 to ∞ |
|
float |
Line Length |
0 to ∞ |
|
float |
Velocity Scale |
0 to ∞ |
|
float |
Start Frame |
-∞ to ∞ |
|
float |
パラメータ ¶
Group
ポイントクラウドの生成に使用する入力ジオメトリポイントのサブセット。ここを空っぽのままにすると、すべてのポイントが使用されます。
Guide Display
このメニューを Distribution Guide に設定すると、( Spread Angle , Spread Start Angle , Azimuth Angle , Azimuth Start Angle で制御された)ポイントのばら撒き可能な領域が視覚化されます。
Quick Setups
このメニューは、非常に使用頻度の高いタスクを補助するいくつか単純なスクリプト化されたセットアップを実行することができます。
Single Input Point
爆発を起こしたい位置を決める準備をした1個のポイントのAddノードを作成します。
Color by Start Frame
各入力ポイントが発動される時期を確認できるように時間軸でstartframe
Pointアトリビュートを視覚化するのに役立つAttribute Wrangleノードを上流で作成します。
Simulated Particles
火花やインスタンス化された瓦礫を生成するための基点となるパーティクルシミュレーション、または、数少ないパーティクルをレンダリングするパーティクルシミュレーションのセットアップを作成します。
Simulated Trails
トレイルパスに変換されるパーティクルシミュレーションのセットアップを作成します。 これを使用することで、Pyro Trail Source用のトレイルソースを生成することができます。
Simulated Debris
非常に基本的な粉砕ジオメトリを使用して、爆発の中心部から飛び出す破壊ピースのシミュレーションをするRBDシミュレーションセットアップを作成します。
Simulated Sparks
Particle Trailを使用して火花に変換されるパーティクルシミュレーションセットアップを作成します。
Ballistic Sparks
パーティクルシミュレーションの代わりにBallistic Pathノードを使用して火花のセットアップを作成します。
Initialize
Force Uniform は、すべてのパラメータオーバーライドメニューを Set Uniform に設定します。 これは、パラメータインターフェースからすべてのScatterプロパティを制御できるようにしたい場合に役立ちます。 Use Attribute は、入力ポイントからパラメータのオーバーライドが可能なアトリビュートを検索し、それに呼応するパラメータを Use Attribute に設定します。
Additional Guides
バーストは通常では生成された後に即座に消えるので、バーストとばら撒きポイントを一緒に視覚化するのが困難になります。 これを有効にすると、このノードを表示している間は、Pyroバーストがガイドとして表示されるので、異なる要素のアニメーションと同期させるのに役立ちます。 ここには、スペース区切りでPyro Burst Sourceノードのリストを指定することができます。
Fuse Input Points
Pyro Burst Source SOPによる1つの爆発で複数の入力ポイントを使用する場合、通常ではポイントをばら撒く基点となるポイントを生成するのには1個の入力ポイントだけが必要になります。
これを有効にすることで、すべての入力ポイントを1つに結合したり、カスタムアトリビュート値が同じポイントを結合することができます。
ポイントが結合されると、それらの結合されたすべてのポイントの中で最小のアトリビュート値がstartframe
Pointアトリビュートに設定され、方向(N
)は平均化されます。
None
ポイントは結合されず、すべてのポイントがポイントのばら撒きに寄与します。
All Into One
すべての入力ポイントが単一ポイントに結合され、そのポイントがばら撒きに使用されます。
By Attribute
Match Attribute の値が同じポイントが単一ソースに結合されます。
Match Attribute
結合されるポイントを制御するためのアトリビュート。 ポイントを結合するには、それらのポイントのアトリビュート値が同じである必要があります。 このPointアトリビュートは整数型でなければなりません。
Randomization By
Set Varying を使用しているパラメータのシードをランダムに選択する方法を制御します。 入力ジオメトリのトポロジーが変わると、エレメント番号がずれた結果として異なるランダム選択が使用されてしまう可能性があります。 Seed Attribute では、ランダム値がエレメント順に依存しないように整数アトリビュートを指定することができます。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Seed Attribute
Set Varying を使用しているパラメータのランダム選択に使用する整数型アトリビュート。
Burst Shape ¶
Shape
生成されるポイントクラウドの形状を制御します。 爆発の中心にポイントが必要であれば Sphere を、上昇するキノコ雲の中にポイントが必要であれば Line を使用します。
Sphere
Line
Initial Size
ポイントがばら撒かれるバーストの開始サイズ。
1
のサイズは、バーストの直径が約1ユニットになることを意味します。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Size Scale
メニューが Scale Attribute に設定されている時、既存のpscale
アトリビュートをこの値でスケールします。
これによって、アトリビュート値を調整する必要なく、迅速に軌道をスケールさせることができます。
Variation
最大許容偏差サイズを設定します。
サイズがInitial Size - Variation
からInitial Size + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Direction
このベクトルは、水平平面に垂直な方向を定義します。 Azimuth Angles(方位角)は、この平面内で測定されます。 Shape が Sphere に設定されている場合、このベクトルは0のSpread Angleにも一致します。 Shape が Line に設定されている場合、ポイントクラウドはこの方向で整列します。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
最大許容偏差角を度で設定します。 可変方向が Direction 方向を軸とした円錐状にこの範囲内で広がります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Shape Offset
ポイントのランダムなばら撒きを制御します。 この値を変更することで、異なるポイント群を得ることができます。
Points per Point
入力ポイント毎に生成されるポイントの数。このパラメータを上げると、もっと多くのポイントがばら撒かれます。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
最大許容偏差量を設定します。
複製の数がPoints per Point - Variation
からPoints per Point + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Spread Start Angle
Shape が Sphere に設定されている場合、ばら撒かれたポイントが( Direction で設定された)バーストの方向ベクトルを基準に広がることができる最小角度を設定します。 Guide Display を Distribution Guide に設定することで、指定した角度を視覚化することができます。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
最大許容偏差角を度で設定します。
Spread Start Angle がSpread Start Angle - Variation
からSpread Start Angle + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Spread Angle
Shape が Sphere に設定されている場合、ばら撒かれるポイントが( Direction で設定された)バーストの反対方向を基準に Spread Start Angle だけ広がった角度からさらに広がることができる角度を設定します。
ここがデフォルト設定の180
度に設定されていると、ポイントが入力ポイントを基点に全周にばら撒かれます。
Guide Display を Distribution Guide に設定することで、指定した角度を視覚化することができます。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
最大許容偏差角を度で設定します。
Spread Angle がSpread Angle - Variation
からSpread Angle + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Line Start
Shape が Line に設定されている場合、( Direction で設定された)バースト方向を表現したライン周辺にポイントがばら撒かれます。 このパラメータは、このラインを入力ポイントからどのくらい離れた場所から生成するのかをワールド単位で設定します。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
Line Start の最大許容偏差長を設定します。
生成される値がLine Start - Variation
からLine Start + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Line Length
Shape が Line に設定されている場合、( Direction で設定された)バースト方向を表現したラインを軸にポイントが生成されます。 このパラメータは、そのラインの長さをワールド単位で設定します。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
Line Length の最大許容偏差長を設定します。
生成される値がLine Length - Variation
からLine Length + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Azimuth Start Angle
Azimuth(方位角)は、( Direction で設定された)バースト方向を基準にポイントをどのように生成するのかを制御するので、
これを使用することで、バーストの望ましい側にのみ軌道を生成することができます。
デフォルトの0
の値は、+X軸上にポイントを生成し、この値を上げていくと、バースト方向ベクトルを軸にしてそれらのポイントが反時計回りに回転されます。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
最大許容偏差角を度で設定します。
生成される値がAzimuth Start Angle - Variation
からAzimuth Start Angle + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Azimuth Angle
Azimuth(方位角)は、( Direction で設定された)バースト方向を基準にポイントをどのようにばら撒くのかを制御するので、
これを使用することで、バーストの望ましい側にのみポイントを生成することができます。
この値を上げると、バースト方向を基準に Azimuth Start Angle だけ広げた角度にさらに時計回りと反時計回りの両方でポイントが広がります。
360
の値は、バースト方向全周でポイントが生成されることを意味します。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
最大許容偏差角を度で設定します。
生成される値がAzimuth Angle - Variation
からAzimuth Angle + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Prune by Noise
ノイズパターンに基づいて一部のばら撒かれたポイントを削除します。 これを使用することで、もっと面白いばら撒きパターンを生成することができます。 このチェックボックスを有効にしたら、削除されたポイントを補填するために Points per Point を上げる必要が出てくる場合があります。
Size
生成されるノイズの基本特徴サイズを制御します。 この値が各座標に適用されます。
Offset
Y軸方向のオフセット量。現在のノイズパターンが望ましくなければ、 Offset の値を変えてください。
Roughness
フラクタルノイズの反復間のスケール増分。 値が大きいほど、出力に追加される“ギザギザ”が大きくなります。
Radius Along Length
Shape が Line に設定されている場合、これは、ラインの長さに沿ってポイントをばら撒くことができる半径を制御します。
ランプの値が1
の場合、その半径は Initial Size と同じです。
Output Attributes ¶
Velocity Scale
ばら撒かれるポイントのVelocityベクトルの長さ(大きさ)を設定します。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Variation
Velocity Scale の最大許容偏差スケールを設定します。
生成される値がVelocity Scale - Variation
からVelocity Scale + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Top Spread Angle
Shape が Line に設定されている場合、中心から遠くにあるポイントのパスの“垂直性”を制御します。
Spread Angleとは、( Direction で設定された)バースト方向とパスの開始Velocityベクトルとの間の角度のことを言います。
そのため、Top Spread Angleを0
にするとパスはバースト方向を向くようになり、90
にするとパスはバースト方向から垂直に発射するようになります。
Direction を Gravity とは反対の方向に設定することがよくある場合では、90
くらいの値は、放出ラインの上部では水平に発射されるパスが生成されます。
+/- ボタンを使用することで迅速にポイント毎の値をランダムにすることができます。
パスの開始点おけるSpread Angleは、 Direction に沿ったバースト中心までの距離によって完全に決まります。
この距離が Line Start に位置する場合または Line Length の合計長さの場合、Spread Angleがそれぞれ Bottom Spread Angle 、 Top Spread Angle に設定されます。
このSpread Angleは、 Bottom Spread Angle と Top Spread Angle の間の距離で線形補間されます。
Variation
最大偏差角度を度で設定します。
生成される値がTop Spread Angle - Variation
からTop Spread Angle + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Bottom Spread Angle
Shape が Line に設定されている場合、中心に近いポイントのパスの“垂直性”を制御します。
Spread Angleとは、( Direction で設定された)バースト方向とパスの開始Velocityベクトルとの間の角度のことを言います。
そのため、Bottom Spread Angleを0
にするとパスはバースト方向を向くようになり、90
にするとパスはバースト方向から垂直に発射するようになります。
Direction を Gravity とは反対の方向に設定することがよくある場合では、90
くらいの値は、放出ラインの下部では水平に発射されるパスが生成されます。
+/- ボタンを使用することで迅速にポイント毎の値をランダムにすることができます。
パスの開始点おけるSpread Angleは、 Direction に沿ったバースト中心までの距離によって完全に決まります。
この距離が Line Start に位置する場合または Line Length の合計長さの場合、Spread Angleがそれぞれ Bottom Spread Angle 、 Top Spread Angle に設定されます。
このSpread Angleは、 Bottom Spread Angle と Top Spread Angle の間の距離で線形補間されます。
Variation
最大偏差角度を度で設定します。
生成される値がBottom Spread Angle - Variation
からBottom Spread Angle + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Enable Direction Noise
このチェックボックスを有効にすると、ノイズパターンに基づいてポイントVelocityの方向が変更されます。 これを使用することで、ポイントVelocityがランダムになってもっとバリエーションを生成することができます。
Amplitude
ノイズの強度を設定します。 値が大きいほど、ポイントVelocityのバリエーションが強くなります。
Size
生成されるノイズの基本特徴サイズを制御します。 この値が各座標に適用されます。
Offset
Y軸方向のオフセット量。現在のノイズパターンが望ましくなければ、 Offset を変えてください。
Roughness
フラクタルノイズの反復間のスケール増分。 値が大きいほど、出力に追加される“ギザギザ”が大きくなります。
Enable Length Noise
このチェックボックスを有効にすると、ノイズパターンに基づいてポイントVelocityの長さ(大きさ)が変更されます。
Scale Min
Velocityを元の長さから縮小させることができる大きさを設定します。
1
の値は、Velocityが元の長さより短くならないことを意味します。
Scale Max
Velocityを元の長さから拡大させることができる大きさを設定します。
1
の値は、Velocityが元の長さより長くならないことを意味します。
Size
生成されるノイズの基本特徴サイズを制御します。 この値が各座標に適用されます。
Offset
Y軸方向のオフセット量。現在のノイズパターンが望ましくなければ、 Offset を変えてください。
Roughness
フラクタルノイズの反復間のスケール増分。 値が大きいほど、出力に追加される“ギザギザ”が大きくなります。
Limit Length
Velocityの大きさを制限します。 これを使用することで、最小速度または最大速度を制限することができます。
Limit Min
最小速度を制限します。
Limit Max
最大速度を制限します。
Start Frame
ばら撒かれるポイント上に、各ポイントが発動されるフレームを示したアトリビュートを設定します。
この値は、ポイントがばら撒かれる前に入力ポイント上にstartframe
アトリビュートを設定するので、同じ入力ポイントから生成されたどのポイントも同じ開始フレームを持ちます。
Offset per Point を使用することで、ばら撒かれたポイント毎に開始フレームを可変させることができます。
このパラメータの右側にあるボタンを使用することで、ばら撒かれたポイントの開始フレームを視覚化することができます。
灰色のポイントは現行フレームで発動されていなくて、赤色のポイントは現行フレームで発動されたことを意味します。
このパラメータの右側にあるランダム化ボタンをクリックすると、入力エレメント毎に値をランダムにすることができます。 これは、このパラメータに呼応したAttribute Adjust系ノードを作成/選択して、そのパラメータの値をもっと細かく制御することができます。
Start Frame Visualizer
これを有効にすると、まだ開始されていないばら撒かれたポイントが灰色、既に開始されているばら撒かれたポイントが赤色に設定されます。
Offset
メニューが Shift Forward または Shift Backward に設定されている時、既存のstartframe
アトリビュートをこのフレーム分オフセットさせます。
これによって、アトリビュート値の調整を必要とすることなくstartframe
アトリビュートを迅速に変更することができます。
この値は、ポイントがばら撒かれる前に入力ポイント上にstartframe
を設定するので、同じ入力ポイントから生成されたすべてのポイントが同じ開始フレームを持ちます。
Variation
最大許容偏差フレーム数を設定します。
生成される値がStart Frame
からStart Frame + Variation
の範囲に収まります。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Offset per Point
各ポイントの最大許容偏差開始フレームオフセット数を設定します。
同じ入力ポイントから生成されたばら撒きポイントの開始フレームを可変させたいのであれば、このチェックボックスを有効にする必要があります。
これは、オフセット値をフレーム単位で設定するので、オフセット量を数フレーム分だけ指定すれば済みます。
しかし、数秒以上も長いオフセットを指定する必要がある場合には、別の方法として As Time Duration を使用した方が良いでしょう。
Random Distribution は、Start Frame
からStart Frame + Offset per Point
の範囲のstartframe
値を取得します。
これは、 Shape が Sphere に設定されている時に使用することができます。
Shape が Line に設定されている時に Along Direction を使用することで、ばら撒かれたポイントを( Direction で設定された)バースト方向に沿って徐々に開始させることができます。
Offset per Point
各ばら撒きポイントの最大許容偏差開始フレームオフセット数を時間単位で設定します。 これは、ばら撒きポイントを数秒以上も長く存続させる必要がある時にオフセット数を時間単位で指定するのが簡単です。
Seed
Variation のランダム選択を制御します。 現在のVariationが望ましくなければ、 Seed の値を変えてください。
Start Frame Over Length
Shape が Line に設定されている場合、このランプによって、最初にバースト中心に近いばら撒きポイントから開始して、遠くにいくほどそれらのポイントを開放させることができます。
このランプの左側はバースト中心に一番近いポイントを示し、右側は一番遠いポイントを示します。
このランプの値を0
に設定すると、startframe
には Start Frame の値が設定されます。
このランプの値を1
に設定すると、startframe
にはStart Frame + Offset per Point
の値が設定されます。
Copy Input Attributes
入力ポイントから生成された独自のPointアトリビュートを、生成されたポイントにコピーします。 これは、内部で使用されているすべてのアトリビュートのコピーを無視します。
Attributes
このパターンに合致した名前のアトリビュートのみをコピーします。
デフォルトの*
は、すべてのアトリビュートをコピーします。これは、内部で使用されているすべてのアトリビュートのコピーを無視します。
Point Index
生成されたばら撒きポイントのインデックス番号が格納されたPointアトリビュート。
Rest Position
ノイズパターンを各ポイントに追従させることができるアトリビュート。 このアトリビュートを使用してノイズパターンを生成することで、時間が経過してもノイズが各ポイントと整合性を保つようにさせることができます。
Length Position
Shape が Line に設定されている場合に( Direction で設定された)バースト方向に沿ってばら撒かれた各ポイントの位置が格納されたPointアトリビュート。
Randomization Attribute
これは、 Randomization by パラメータで使用された値が格納されたアトリビュートを出力します。
デフォルトでは、整数型のtrailid
Pointアトリビュートを出力します。
See also |