Since | 15.0 |
このSOPを使用することで、パックディスクプリミティブとパックディスクシーケンスプリミティブの両方を編集することができます。
パックディスクプリミティブには、読み込み元のディスク上のファイルを管理しているunexpandedfilename
Intrinsic(組み込みプロパティ)が含まれます。
このオペレーションは、そのプロパティに対して簡単に正規表現の置換を実行することができます。
これにより、絶対パスを持ったプリミティブを新しい場所へホームを変更することができます。
パックディスクシーケンスプリミティブを編集する時、このSOPでは、使用するシーケンスのインデックスを選択することができます。 このインデックスには浮動小数点を指定することができます。それによって、レンダリング時に異なるディスクファイル間をブレンドすることができます。
Note
パックディスクプリミティブには、filename
(組み込みプロパティ)も含まれます。
これは、filenameを展開したものです。
読み取り専用であり、それを調整するには、代わりにunexpandedfilename
Intrinsic(組み込みプロパティ)へ書き出す必要があります。
パラメータ ¶
Group
オペレーションから影響を受けるプリミティブのグループ。
Source Pattern
置換に一致するパターン。
Destination Pattern
ソースパターンを置換するパターン。
尚、Houdiniは、このDestination Patternとして使用する前に、変数を展開します。
従って、$HIP
を含んだDestination Patternは、unexpandedfilename
では$HIP
にはならずに、フル展開されたパスになります。
$HIP
変数を埋め込むには、\$HIP
を使用します。
Expand Filename
パックディスクプリミティブは、ジオメトリを読み込みたい時に、unexpandedfilename内の値も展開する必要があるかどうかを知る必要があります。
通常ではFile SOPはフル展開をするので、これを無効にします。しかし、$HIP
のような変数を埋め込みたい場合は、これを有効にする必要があります。
尚、ファイル名に$
の文字が含まれている場合は、これを無効にして展開の重複を回避する必要があります。
しかし、ほとんどのファイル名では、有効にしたままで問題ありません。
Sequence Index
パックディスクシーケンスを編集する時、このindex
によって、レンダリングされるディスクファイルが選択されます。index
の小数部は、トポロジーが同じディスクファイル間のブレンド量を決定します。
See also |