Since | 12.5 |
Point Replicate SOPは、入力ポイントまわりにポイントクラウドを作成します。 初期の各ポイントクラウドは、ゼロ中心でZ軸方向に揃ったローカル空間に生成されてから、 標準のコピーとインスタンスのツールに従って、入力ポイントアトリビュートでトランスフォームされます。
このノードの主なメリットは、膨大な固有のポイントクラウドの複製がCopy SOPよりもパフォーマンスが優れていることです。
Tip
入力パーティクル上にid
アトリビュートが存在すれば、そのアトリビュートをシード値として使用し、
rest
アトリビュートが存在すれば、そのアトリビュートをNoise機能に使用して、Restポジション空間にノイズを生成することで、
パーティクルをランダムに配置することができます。
これらの2つのアトリビュートは、パーティクルシミュレーション上に安定したノイズのあるポイントクラウドの複製が可能になります。
パラメータ ¶
Group
複製する入力ポイントのグループ。
Keep Input Geometry
元の入力ポイントを削除しません。
Quantity ¶
Points Per Point
入力ポイント毎に生成するポイントの数。 Generate From Attribute が有効な場合、この値を入力ポイントアトリビュートで修正することができます。
Generate From Attribute
各入力ポイントからポイントが生成される可能性を、入力ポイントのアトリビュート値を使って設定します。
Attribute
Generate From Attribute が有効な場合、ポイントが生成される可能性として使用するアトリビュートの名前。 このアトリビュートは、0以上1以下の範囲の値の浮動小数点アトリビュートである必要があります。
Shape ¶
Shape
各入力ポイントのトランスフォーメーション前に生成されるポイントクラウドの形状。
FileとSOPの形状オプションは、それぞれファイルまたは外部SOPから独自形状を読み込み、
FileまたはSOPのどのポイントが各複製されたポイントで使われたのかを示すshapeptnum
アトリビュートを作成します。
Orientation
2-Dと1-Dの形状用のローカル空間の向き。
Center
ポイントクラウドのローカル中心。
例えば、中心の Z パラメータを大きくすれば、入力ポイントの整列ベクトル(通常はN
またはv
アトリビュート)に沿ってクラウドが遠くに移動します。
Size
ポイントクラウドのローカルサイズ。
Uniform Scale
複製されるポイントクラウドのスケールと入力ポイントのスケールアトリビュートに適用される均一係数。
Velocity Stretch
入力ポイントの速度に応じてローカルZ軸方向に追加スケールを適用することで、複製されるポイントクラウドが整列ベクトルに沿って効果的にストレッチします。
None
Velocityによってストレッチしません。
Scaled
入力ポイントの既存のスケール係数に適用します。
Ignore Geometry Scale
入力ポイントのスケールを無視して、 Velocity Scale のみを使用します。
この設定は、Velocityでスケールする時に、入力ポイントのpscale
アトリビュートを無視したい場合に役に立ちます。
Velocity Scale
Velocityでストレッチする前に入力ポイントの速度に適用されるスケール。
Seed
ランダムなパーティクルクラウドの生成に使用するシード値。
Quasi-Stratified Sampling
ランダムクラウド内のポイントの空間的分布を良くするには、若干処理が重くなりますが、階層化されたサンプリングを使用します。
Noise ¶
Add Noise
ローカル空間内に複製されるポイントクラウドにノイズを加えます。入力ポイントにrest
アトリビュートが存在すれば、ノイズは、そのアトリビュートを評価します。
Noise Type
ノイズタイプを指定します。
Frequency
ノイズのスケール。この値を下げれば、フィーチャサイズが大きくなります。
Offset
ノイズフィールドを効果的に空間内を移動させることができます。
Amplitude
ノイズの振幅。
Roughness
より高い周波数ノイズ分布の振幅を軽減します。
Attenuation
ノイズを指定した指数に上げます。
Turbulence
使用するノイズ生成の数。
Attributes ¶
Copy Source Attributes
入力ポイントのアトリビュート値を複製されるポイントにコピーします。
Attributes
複製されるポイントにコピーするアトリビュートのリスト。
Inherit Velocity
複製されるポイントが入力ポイントから継承するVelocityの速さ。
Radial Velocity
ソース入力ポイントから離れたトランスフォームの位置に基づいて、複製されるポイントに加算される放射状Velocityの速さ。
Keep Source Attributes
複製される各ポイントに対して内部的に作成されるソースポイントアトリビュートとソースインデックスアトリビュートを保持します。 ソースポイントアトリビュートは、ソースの入力ポイントに対してポイント番号を保持します。 ソースインデックスアトリビュートは、個々のポイントクラウド内に複製されるポイントのインデックスを保持します。
Source Point Attribute
Keep Source Attributes を有効にすると、出力ポイント毎にこのアトリビュート内にソースポイントの番号が格納されます。
Source Index Attribute
個々のポイントクラウド内の出力ポイント毎のインデックスを格納するアトリビュートの名前( Keep Source Attributes が有効な時)。
Create Output Group
複製されるポイントすべてをポイントグループに格納します。
Output Group
Create Output Group が有効な場合に、複製されるポイントすべてを格納するグループの名前。
See also |