Root-3 Subdivisionとは、三角形によるサブディビジョンスキームのことです。 このスキームは、三角形で構成されたサーフェスをサブディビジョンして平滑化します。 サブディビジョンレベルを上げる度に、三角形の数が3倍になります。 また、三角形で構成されたメッシュの元のエッジは保持され、通常のCoving(隙間埋め)が施されます。
最小面積チェックによって、指定された値より面積が小さい三角形、または、その値より面積が小さい三角形に隣接する三角形はサブディビジョンされません。 代わりに、それらの三角形は何も変更されません。 これは、初期入力メッシュ内のすべての三角形とサブディビジョンの各反復で生成される三角形に適用されます。
エッジ分割は、三角形のエッジを分割します。分割される各エッジは、新しい2つの三角形のエッジになります。 一番長いエッジが最初に分割されます。 これによって、一様でないメッシュを一様化することができます。 元のメッシュのエッジと形状を保持するので、サブディビジョンに制限があります。
Note
最小面積オプションは、エッジ分割の結果のメッシュには影響しないので、 指定した面積よりも小さい三角形が存在する可能性があります。
2番目の入力を指定すると、それを使ってエッジ分割するエッジ長を決めることができます。 この入力によって、アニメーションするジオメトリを一貫性のある方法で分割することができます。 他には、変形するジオメトリを参照として使うことで、元のジオメトリのエッジ分割による大きなスケールの変形を改善することができます。 変形を再度実行すると、目的のエッジ長に近くなりますが、中間ポイントに対する変形ツールの完全な精度を使用します。
パラメータ ¶
Group
改良する三角形を指定します。入力グループ内の非三角形は無視されます。
Convex Polygons
すべての凹ポリゴンを分割して凸ポリゴンにします。
Root-3 Depth
実行するRoot-3 Subdivisionの反復回数。
Note
Root-3 Subdivisionは、プリミティブの並びを変更するため、適切にVertex/Primitiveアトリビュートを保持することができません。
Use Min Area
指定した値より面積の小さい三角形、または、その値より面積の小さい三角形に隣接する三角形をサブディビジョンしないようにするか決めます。 これは、現在の三角形と各反復で生成される三角形の両方に適用されます。
Min Area
サブディビジョンされる三角形の最小面積。 この値より面積の小さい三角形、または、これよりも面積が小さい三角形に隣接する三角形は、何も変更されません。
Use Projection Matrix
Min Area を測定する前に三角形をカメラ空間に投影するのに使用可能な投影マトリックス。 三角形がカメラ空間内で十分に小さくなるまでは、このSOPを使用してサブディビジョンすることができます。 この投影マトリックスを作成する例はRemesh To Camera SOPの中身を参考にしてください。
Projection Matrix
Use Projection Matrix が有効な時に三角形をカメラ空間に投影するのに使用される投影マトリックス。
Use Bounding Box
Min Area が有効な時にサブディビジョンの制限に使用することができる境界ボックス。 三角形は、 Projection Matrix が有効な場合にそれが適用された後のこの境界ボックスと比較されます。
Size
境界ボックスのサイズ。
Center
境界ボックスの中心。
Use Min Edge Length: #id: dominedge
Min Edge Length
エッジの最小距離。この値より長い三角形のエッジが半分に分割されます。
Use Number of Splits
Number Splits を使ってエッジ分割の最大数を決めるかどうか。
Number Splits
エッジの最大分割数。一番長いエッジが最初に分割されます。
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