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| Since | 12.0 |
概要 ¶
これは、アトリビュートの精度とアトリビュートの保存で使用するメモリ量を変更します。 このノードを使って浮動小数点演算の精度を上げるとメモリ使用量が増えますが、非常に大きなモデルに対して精度を下げることで、メモリ使用量を抑えることができます。
例えば、アトリビュートの精度を16ビットの浮動小数点精度(real16)に下げれば、ポイント数が1億のモデルのPointアトリビュートが300MB分節約されます。
注記と警告 ¶
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Houdiniのすべてのノードが64ビット精度を維持しているわけではありません。
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低い精度のアトリビュートに範囲外の値を保存(例えば、
int8のアトリビュートに130を保存する)しても、エラーが 起きません 。 その代わりに、値が 周回 (例えば、int8に130を保存すると、-125が保存されます)します。これを回避したい場合は、その境界チェックを独自のスクリプト/エクスプレッションに追加する必要があります。
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スクリプトまたはエクスプレッションがアトリビュートを読み込むと、アトリビュートの値がスクリプト環境の通常の数値タイプに変換されます。 低い精度のアトリビュートタイプに関しては、つまり、アトリビュートに値を戻す前に、中間結果でより高い精度/範囲の値を使うことができます。
利用可能なストレージタイプ ¶
| タイプ名 | 説明 | 範囲 |
|---|---|---|
int8
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8ビット整数(1バイト)。 | -128 to 127 |
int16
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16ビット整数(2バイト) | -32768 to 32767 |
int32
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32ビット整数(4バイト) | -2147483648 to 2147483647 |
int64
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64ビット整数(8バイト) | -9223372036854775808 to 9223372036854775807 |
real16
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16ビット浮動小数点(2バイト)。小数点以下約3桁の精度。 | 最大値は約104 |
real32
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32ビット浮動小数点(4バイト)。小数点以下約7桁の精度。 | 最大値は約1038 |
real64
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64ビット浮動小数点(8バイト)。小数点以下約15桁の精度。 | 最大値は約10308 |
パラメータ ¶
Set Preferred Precision
Houdiniのジオメトリには、ノードがアトリビュートを操作したり、または、アトリビュートを生成する際のその精度のヒントとして使用可能なPreferred Precision(優先精度)なるものがあります。 特に、デフォルトのVEX系ノードは、この精度で実行されます。 ジオメトリ上にこの優先精度を設定することで、すべてのノードを更新することなく、これより下流のノードを指定された精度で動作させることができます。
Number of Casts
変換したい別のタイプの数。他の変換を追加するには、+ボタンをクリックします。
Class
変更するアトリビュートのクラス(Vertex、Point、Primitive、Detail)。
Attributes
変更するアトリビュート名のスペース区切りのリスト。ここにはパターンを使うこともできます。
例えば、foo、bar*、P C*。
Precision
アトリビュートの新しいストレージタイプ。上記の利用可能なタイプを参照してください。
さらに、 Convert to Preferred は、そのタイプをジオメトリの現行優先精度に拡大または縮小させます。 この変換では、アトリビュートのタイプの整数または浮動小数点は維持されます。
ローカル変数 ¶
Note
名前の最後が2の変数名は、もし該当すれば2番目の入力のジオメトリを参照します。例えば、$PT2は2番目の入力の現行のポイント番号を意味します。
AGE
パーティクルが生存する秒数。
ARC
L-systemsのルートからの円弧長。
AREA
プリミティブの表面積(
Measure SOPで作成)。
BBX, BBY, BBZ
境界ボックス内におけるポイントの相対位置(0から1)。
CA
PointまたはVertexのアルファ値。
CEX, CEY, CEZ
ジオメトリの重心。
COMX, COMY, COMZ
質量の中心。
CR, CG, CB
PointまたはVertexのDiffuseカラー。
CREASE
PointまたはVertexのCrease Weightの値。
CY , NCY
$CYは、Copy SOPで生成した現行のコピー番号で、0から始まります。$NCYはコピーの総数です。Copy SOPの2番目の入力を使用している場合は、$CYの代わりに$PTを、$NCYの代わりに$NPTを使用します。
DIST
パーティクルから最後の衝突までの距離。
DIV
Polywire(L-systemsで作成)に沿わせる円の分割数。
DRAG
ポイントの抵抗力。
GEN
L-systemsで生成したもの。
ID
入力のパーティクルのID。
LAGE
L-systemで計算したポイントの寿命。
LIFE
寿命における経過した時間の割合(0から1)。
LOD
詳細レベル。
MAPU, MAPV, MAPW
ポイントまたは頂点のテクスチャ座標。
MASS
ポイントの質量。
MAT
現行マテリアルの文字列名(shop_materialアトリビュートの値)。
MAXLAYER
表示でアクティブとみなされているレイヤーの数。
NPT
テンプレートジオメトリでのポイントの総数。
NX, NY, NZ
法線ベクトル。
NX2, NY2, NZ2
Point SOPの2番目の入力のポイントの法線ベクトル。
PERIMETER
プリミティブの外周の長さ(Measure SOPで作成)。
PR, NPR
プリミティブ番号とプリミティブの総数。
PSCALE
パーティクルのスケール。
PT
現在処理しているポイントのポイント番号。
RESTX, RESTY, RESTZ
Rest Position(静止位置)。
SEGS
カーブをPolywire(L-systemsで作成)に分割するセグメント数。
SIZEX, SIZEY, SIZEZ
境界ボックスのサイズ。
SPRINGK
ポイントの弾性。
TENSION
エッジのスプリング張力。
TX, TY, TZ
ポイントの位置。
TX2, TY2, TZ2
Point SOPの2番目の入力のポイントの位置。
TW
WEIGHTを参照してください。
UPX, UPY, UPZ
Upベクトル。
VTX, NVTX
頂点番号と頂点の総数。
VX, VY, VZ
Velocityの方向。
WEIGHT
ポイントスプラインのWeight。
WIDTH
カーブの幅。カーブとL-Systemで生成したPolywireをレンダリングする時に
Mantraで使われます。
XMIN, XMAX
ジオメトリの境界ボックスのX座標の範囲。
YMIN, YMAX
ジオメトリの境界ボックスのY座標の範囲。
ZMIN, ZMAX
ジオメトリの境界ボックスのZ座標の範囲。
| See also |
Attribute Rename
Attribute Copy
Attribute Create
Attribute Mirror
Attribute Promote
Attribute Transfer
Primitive Properties
Vertex
