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Since | 19.0 |
このノードを使用すると、キャラクタの静止位置または Tポーズ (tposeアトリビュートによって定義されます)と、ショットアニメーションの開始フレームの間にブリッジを作れます。
シミュレーションが成功するには、ボーン、筋肉、皮下組織、スキンがすべて、同じワールド空間位置で開始する必要があります。このノードを使用すると、キャラクタをアクションショットが開始する位置まで移動し、Tポーズとショットアニメーションの開始の間でポジションをブレンドします。
Note
アニメーションされたジオメトリにプリロールをベイク済みであれば、Muscles & Tissueネットワークで Muscle Preroll SOP を使用する必要は ありません 。
ステート ¶
ローカルトランスフォームハンドルまたは viewport handle を使用して、静止位置のジオメトリを、対応するアニメーションジオメトリにぴったり合うように移動できます。
Tip
最良の結果を得るには、 Muscle Preroll SOP を選択してそのDisplayフラグをオンにします。そして、 Muscle Preroll SOP のすぐ上流にあるノードのTemplateフラグをオンにしてから、可視化された2つのジオメトリの足の位置と骨盤の向きを揃えます。
例えば、上の画像と下のビデオでは、静止位置のボーンの右足は、アニメーションされたボーンの右足と重なっています。静止位置のボーンの骨盤の方向は、アニメーションされたボーンの骨盤と一致しています。
アトリビュート ¶
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ジオメトリのTポーズとショットアニメーション開始時の間での、 回転 の動き(補間)のスナップショットを格納します。 |
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ジオメトリのTポーズとショットアニメーション開始時の間での、 ピボットポイント の動き(補間)のスナップショットを格納します。 |
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ジオメトリのTポーズとショットアニメーション開始時の間での、 移動 の動き(補間)のスナップショットを格納します。 |
Tip
これらのアトリビュートは、ある Muscle Preroll SOP ノードに格納されているトランスフォーメーションを、ネットワークの他のところにある別の Muscle Preroll SOP ノードから参照したい場合に便利です。
パラメータ ¶
Mode
Tポーズからショットアニメーションの先頭フレームまでのトランスフォーメーション(補間)をどう制御するかを決定します。
Hold
Tポーズをショットアニメーションが始まる位置までトランスフォームしてから、指定した Initialization Frame でフリーズします。このパラメータ設定は、キャラクタのアニメーションがプリロールに表示されたり、影響したり しない ようにしたい場合に便利です。
Blend Into Sequence
Tポーズのトランスフォーメーションを Initialization Frame で初期化し、 Initial Hold フレームでフリーズします。それから Pre-Roll Duration のフレーム数で、Tポーズをショットアニメーションの先頭フレームまでモーフィングします。例えば、 Init Frame が1、 Initial Hold が5、 Pre-Roll Duration が10の場合、フレーム16がショットアニメーションのフレーム1(先頭フレーム)になります。このパラメータ設定を使用すると、ホールドやプリロールに必要なフレーム数でオフセットすることになります。
Pre-Roll ¶
Initialization Frame
プリロール用のトランスフォーメーション(補間)の計算を初期化するフレーム番号を設定します。
Initial Hold
プリロールをフリーズするフレーム番号を設定します。
Pre-Roll Duration
Tポーズからショットアニメーションの先頭フレームまでモーフィングするフレーム数を指定します。
Local Transform ¶
Match Untransformed T-Pose
オンの時、ローカルトランスフォームパラメータは無視され、Tポーズポジションが初期ポジションとして明示的に使用されます。
Match Reference
オンの時、すべてのローカルトランスフォームパラメータ設定は無視されます。ノードは指定した Muscle Preroll SOP ノードのpreroll
アトリビュートを代わりに使用します。これは、必要な計算が上流で実行済みの場合に、ある Muscle Preroll SOP ノードに別の Muscle Preroll SOP のデータを再利用させたい場合に便利です。
Invert
Tポーズからアニメーションされたジオメトリの開始位置までの計算されたトランスフォーメーションを取得し、それを反転します。
例えば、Tポーズに含まれないジオメトリ(歯や眼球など)が開始位置にあり、そのジオメトリを筋肉と同じTポーズポジションにトランスフォームしたい場合があります。 Invert を使用すると、自動的に同じオフセットトランスフォーメーションを反転状態でそのジオメトリに適用できます。
このパラメータは、Modeが Hold に設定されている場合のみ利用可能です。
Translate
Tポーズのローカル移動オフセットを設定します。このパラメータまたは Viewport Handle を使用して、ポジションオフセットを調整できます。
Rotate
Tポーズのローカル回転オフセットを設定します。このパラメータまたは Viewport Handle を使用して、方向オフセットを調整できます。
Display
オンの時、ローカルトランスフォームハンドルまたは viewport handle が表示され、ビューポートでプリロールオフセットを作成したり調整できます。
Pivot Translate
読み取り専用。Tポーズからショットアニメーションの先頭フレームまでのビューポートハンドルの移動オフセットを表示します。
Pivot Rotate
読み取り専用。Tポーズからショットアニメーションの先頭フレームまでのビューポートハンドルの回転オフセットを表示します。
T-Pose ¶
T-Pose
どこからジオメトリの静止位置または t-pose を取得するかを指定します。
From Attribute
tpose
アトリビュートによって定義されたTポーズを使用します。
Use Init Frame
指定した Init Frame のポーズをTポーズとして使用します。
T-Pose Attribute
Tポーズに使用するアトリビュートの名前を指定します。デフォルトでは、Tポーズのアトリビュート名はtpose
です。
このパラメータは、 T-Pose が From Attribute に設定されている場合のみ利用可能です。
入力 ¶
Input 1
定義されたtpose
アトリビュート付きのアニメーションされたジオメトリ。
出力 ¶
Output 1
ジオメトリのTポーズとショットアニメーションの開始時の間での、ポジションブレンド用のトランスフォーメーション情報を格納するpreroll_position
、preroll_orient
、preroll_pivot
アトリビュート。
See also |