Since | 12.5 |
このノードは、レベルセットVDBボリュームプリミティブを複数の破片に分割します。
VDBプリミティブを破壊するには、2番目の入力に カッター ジオメトリを用意する必要があります。 オプションの3番目の入力には、カットを実行するためのカッタージオメトリをインスタンス化(トランスフォーム)する場所となるポイントを指定します。
通常では、1番目の入力には、VDB from Polygonsノードで生成されたVDBボリュームプリミティブを指定します。 破壊されたVDBボリュームプリミティブは、元のポリゴンを2番目の入力に接続したConvert VDBノードを使うことで、シームレスにポリゴンに変換することができます。
Note
カッタージオメトリは閉じたサーフェスでなければなりませんが、マニフォールド(多様体)である必要はありません。 カッタージオメトリには、自己交差や縮退フェースが含まれていても構いません。カッタージオメトリの法線は無視されます。
Note
オプションの3番目の入力で指定した参照ポイントには、カッターのトランスフォームを制御するアトリビュートを持つことができます。 これは、スケールを除いたCopyノードのトランスフォームと同じ規則に従います。 SDFを正しくスケールするには、レベルセットを同時に再構築する必要があります。 つまり、最初にカッタージオメトリを適切にスケールしておかなければなりません。
パラメータ ¶
Group
破壊するVDBプリミティブの名前。 ボリュームの指定を参照してください。
Separate Cutters by Connectivity
カッタージオメトリは、ポイントの接続性で分類されます。繋がったコンポーネント単位で別々にカットされます。 個々のカッタージオメトリのコンポーネントが重なっていれば、このオプションを使ってください。
Allow Cutter Overlap
立て続けにカッターインスタンスが前に生成した破片を破壊することができます。
Center Cutter Geometry
有効にすると、カッタージオメトリのポイントポジションの重心を基点にカッタージオメトリを配置します。
Randomize Cutter Rotation
カッタージオメトリを各ポイント上にインスタンス化する時に、各カッタージオメトリにランダムな回転を加えます。
Random Seed
カッタージオメトリの回転をランダム化するための乱数シード値。
Split Input Fragments into Primitives
結合されていないセグメントを持つ入力VDBを複数のプリミティブ、1セグメントにつき1プリミティブに分割します。
例えば、缶があり、それを中間でカットした場合、同じVDBとして2つに分かれます。 このオプションをオンにすると、それらは2つのVDBとして分割されます。
Note
衝突検出用に出力セグメントを使用する計画がある場合にのみ、このオペレーションを実行する必要があります。 もし複数のFracture(破壊)ノードを使用するなら、一番最後のFracture(破壊)ノードのみを有効にするのが非常に効率的です。
Fragment Group
このFracture(破壊)ノードで生成されるすべてのフラグメントに関連するグループ名を指定します。 入力VDBの残りのフラグメントは、このグループから除外されます。
Visualization
生成されるVDBを別々に色を付けて、新しい破片を確認しやすくします。 New Fragmentsオプションは、元のフラグメントをそのままの色で残し、新しいフラグメントにのみ影響を与えます。
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