On this page | |
Since | 17.0 |
概要 ¶
このノードは、1番目の入力の照会ポイントを基に、2番目の入力のサーフェスのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。
これは、それぞれの照会ポイントがサーフェス内に入っている度合いを表現します。
要するに、閉じたサーフェスの中に完全に入っているポイントのWinding Numbers(回転数)がほぼ1
に、閉じたサーフェスの外に完全に出ているポイントのWinding Numbers(回転数)は0
になります。
開いたサーフェスの境界付近のポイントのWinding Numbers(回転数)は、ほぼ0.5
になり、その奥にあるポイントのWinding Numbers(回転数)は0.5
より大きな値になります。
反転させたサーフェスでは、内側にあるポイントのWinding Numbers(回転数)はマイナス値になります。
パラメータ ¶
Query Points
2番目の入力のサーフェスを基準にWinding Numbers(回転数)を計算させたい1番目の入力のポイントのサブセット。
Mesh Primitives
1番目の入力のポイントにおけるWinding Numbers(回転数)を計算するための2番目の入力のプリミティブのサブセット。
Winding Number Type
Winding Numbers(回転数)を計算する空間。
3D
3DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、立体角を4πで除算します。
2D in XY Plane
2DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、弧に対する角度を2πで除算します。2番目の入力のカーブと1番目の入力のポイントをXY平面に投影します。
2D in YZ Plane
2DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、弧に対する角度を2πで除算します。2番目の入力のカーブと1番目の入力のポイントをYZ平面に投影します。
2D in ZX Plane
2DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、弧に対する角度を2πで除算します。2番目の入力のカーブと1番目の入力のポイントをZX平面に投影します。
Attribute Name
Winding Numbers(回転数)の書き出し先となるPointアトリビュートの名前。
Scale to Solid Angle
有効にすると、2番目の入力で囲まれた立体角を表現できるように、Winding Numbers(回転数)を4πで乗算します。 Winding Number Type は2Dオプションの1つで、2番目の入力のカーブの弧に対する角度を表現できるように、Winding Numbers(回転数)を2πで乗算します。
Negate Value (Reverse)
有効にすると、2番目の入力のジオメトリの反転に相当するように、Winding Numbers(回転数)を-1
で乗算します。
Full Accuracy (Slow)
有効にすると、このノードは、より精度が高いアルゴリズムを使用します。しかし、これは照会ポイント数とサーフェスジオメトリのポリゴン数が多い時は非常に遅くなります。
Accuracy Scale
Full Accuracy を無効にすると、近似精度を使用するように制御することができます。 通常では、値が小さいほどクックが高速になりますが、精度が悪くなります。 12の値は、 Full Accuracy 相当の精度になります。 1の値は、場合によっては精度が非常に悪くなります。 通常では、2の値が十分な精度です。
Examples ¶
WindingPighead Example for Winding Number geometry node
このサンプルでは、Pigheadテストジオメトリに対して色々な方法でWinding Number SOPを使用する方法を説明しています。
See also |