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概要 ¶
このSOPノードは、RBD Guide DOPノードと組み合わせて使用します。 これは、パックジオメトリ上にBullet RBDシミュレーション用のアトリビュートを設定し、そのアトリビュートがRBD Guide DOPを介してガイドを駆動させます。
パラメータ ¶
Setup ¶
このセクションでは、ガイドリレーションシップを作成します。 近接度に基づいて、RBDピースにガイドピースと強度が割り当てられます。これらの割り当てられた情報によって、ピースがガイドの影響から解放される(ガイドされなくなる)タイミングが決まります。
Scale
Bulletワールドスケール。 これは、あなたが扱っているBulletワールドスケールと入力ジオメトリがスケールされた場合にのみ使用してください。 これは、ガイドジオメトリをスケールし、それに応じてパラメータ値を検索します。
Group
ガイドされるシミュレーションジオメトリパックプリミティブ。
Start Frame
ガイド系アトリビュートがシミュレーションジオメトリに取り込まれる参照開始フレーム。
End Frame
ガイドシミュレーションの終了フレーム。
Mode
Near Point
ガイド名は、ガイドピースの重心までの近接度に基づきます。
Near Surface
ガイド名は、最近接のガイドサーフェス位置に基づきます。
Max Distance
シミュレーションジオメトリがガイドとこの距離を超えるとそのガイドを取得しなくなる距離。
この値を-1
に設定すると、最大距離は使用されません。
Strength
ガイド強度。
Distance to Strength
ガイドジオメトリまでの距離に基づいて強度を乗算します。
Distance
Strength Multiplier が線形補間される間の開始距離と終了距離。
Strength Multiplier
開始距離として指定された距離以下の距離にあるピースに対する強度乗数と終了距離として指定された距離以上の距離にあるピースに対する強度乗数。
Blend
シミュレーションピースにブレンドアトリビュートを追加します。このアトリビュートはグローバルのブレンド値で乗算されます。
Use VEXpressions
VEXを使用してstrength
, blend
, useneighbours
のアトリビュートを修正します。
Neighbors ¶
Use Neighbors
ガイドクラスタ毎の繋がった隣接ピースの最小数をガイド解放の条件として使用することができます。 これによって、ガイドクラスタ内の直接の隣接ピースすべてが解放された時に孤立したピースがガイドされたままになるのを回避させることができます。 これは、各ピースの隣接ピースに関して必要な情報を格納します。
Points Per Area
まず最初にすべてのオブジェクトのサーフェス上にポイントをばら撒きます。 近接サーフェスを検知するためには、近接ポイントを発生させるのに十分なポイントが必要になります。 これは、ジオメトリサイズの2乗でスケールを下げてください。 例えば、ジオメトリが10倍大きくなれば、 Points Per Area を1/100にスケールしてください。
Search Radius
隣接ポイントを検索する際の最大許容距離を指定します。
Max Search Points
検査可能な隣接ポイントの数の上限を指定します。 この数が少ないほどパフォーマンスは良くなりますが、隣接ピース上のポイントではなく同じピースからのポイントしか検出されなくて接続を見失ってしまう危険性があります。
Max Connections
各シードポイントが接続できるピースの数の上限を指定します。 ただし、この値を上げるとパフォーマンスが悪くなります。
Ensure Neighbor
ガイドされるピースがそのガイドクラスタ内で隣接ピースを持たなかった時、一番近くにあるピースのガイドターゲットを継承します。
Minimum Neighbors
ピースが持つ隣接ピースの数がこの数よりも少ない時、次に近いガイドクラスタにバインドされて、そのガイドピースでガイドされます。
Constraints ¶
Remove Intra-Guide Constraints
異なるガイドクラスタに属しているピース間の拘束を削除します。
Note
ガイドされるピースとガイドされないピースとの間の拘束は影響を受けません。
Group
ガイド内部拘束を除去する際に考慮する拘束ジオメトリプリミティブ。
入力 ¶
Geometry
パックレンダージオメトリ。 プロキシジオメトリを指定しなかった場合、このジオメトリ上にアトリビュートが作成されます。
Constraint Geometry
拘束ジオメトリ。
Note
ガイド時に拘束が必ずしも必要になるとは限りません。 すべてのジオメトリがガイドされなくても拘束が必要で、ガイドされるジオメトリとガイドされないジオメトリを拘束する必要があります。
Proxy Geometry
パックプロキシシミュレーションジオメトリ。 プロキシジオメトリを指定しなかった場合、代わりに Geometry 上にアトリビュートが作成されます。
Guide Geometry
ガイドシミュレーションを駆動させるジオメトリ。
Note
ガイドジオメトリは、様々なピースからトランスフォーム行列を使用してガイドピースを駆動させます。
パックオブジェクトに関しては、そのIntrinsic(組み込み)トランスフォームが使用されます。
アンパックジオメトリはname
アトリビュート単位で(name
アトリビュートが利用不可であれば接続性単位で)キャプチャ開始フレーム時にパックされ、そのパックジオメトリをトランスフォームさせます。
そのため、ガイドジオメトリとして変形する単一メッシュは、ガイドを期待通りに動作させる要件を満たせるようにまず最初に様々なクラスタに分割する必要があります。
Examples ¶
RBDGuideSetup Example for RBD Guide Setup geometry node
このサンプルでは、RBD Guide DOPと併せてRBD Guide Setup SOPを使用する方法を説明しています。
See also |