Since | 12.5 |
標準ボリュームとOpenVDBボリュームの説明は、ボリュームを参照してください。
このノードは、以下の平滑化処理の種類から局所的な特性に応じて、符号付き距離フィールドのサーフェスを動かします。
例えば、曲率の大きさに応じて法線方向に動かすと、凹凸が平坦化され、平坦な領域はそのままになります。
VDB Smooth SOPとは違い、このノードは、必ずSDFを有効なままにします。
パラメータ ¶
Group
平滑化するVDBプリミティブ。 詳細は、ボリュームの指定を参照してください。
Alpha Mask
有効にすると、アルファマスクに2番目の入力のVDBを使用します。 ボクセルの値は、0から1(含む)の間にあると見なします。 詳細は、ボリュームの指定を参照してください。
Operation
VDBに適用する平滑化処理の種類。
Mean Value
周辺の値の平均(total/count
)を見つけます。
これは、同じ半径のボックスブラーと同等です。
Median Value
周辺の値の中央値(中間の値)を見つけます。 これは、極値が最終結果に寄与しないので、ノイズデータのスパイク(急に大きく変化する値)の除去に役に立ちます。
Mean Curvature Flow
各位置での平均曲率を見つけます。 ローカルのサーフェス法線方向にサーフェスを動かして凹凸を平坦化します。
Laplacian Flow
ローカルの“ラプラス”を見つけて、法線方向に動かす量を制御します。
Filter Voxel Radius
平滑化を行なうボクセル数。 これは、距離ではなく、ボクセル単位で測定されます。 この距離は 立方体 を定義するので、“半径”を大きくすると、指数関数的に処理が増えます。
Iterations
平滑化処理を繰り返す回数。
Invert Alpha Mask
アルファマスクを反転します。つまり、0-1の値を1-0にマッピングします。
Min Mask Cutoff
これより小さいアルファマスク値が0にマッピングされます。
Max Mask Cutoff
これより大きいアルファマスク値が1にマッピングされます。
Trim
狭帯域外のボクセルに背景値を設定します。
オプションで、狭帯域外にある内側、外側、すべてのどちらのボクセルに背景値を設定するのか指定することができます。
トリムによってメモリ使用量が減りますが、それと同時に、dense SDFが狭帯域レベルセットまで削られます。
See also |