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| Since | 20.0 |
このSOPは、(例えば、
Crowd MotionPath Transitionや
Crowd MotionPath Layerを使用して)エージェントのアニメーションを変更させるのに使用可能なトリガーまたはイベントを定義します。
トリガーは、モーションパスジオメトリ上のポイントグループとして表現されています。 トリガーがポイントに対して“True”と評すると、そのポイントがそのポイントグループに入ります。
SOP Crowds MotionPathツールセットの詳細は、SOPモーションパスを参照してください。
パラメータ ¶
Group
トリガーが評価されるモーションパス。
Trigger Name
トリガーに対して作成されるポイントグループの名前。
このノードの後にCrowd MotionPath Transitionなどのノードでこの名前を使用することで、そのトリガーを参照することができます。
デフォルトでは、このCrowd MotionPath Triggerノードの名前が設定されています。
Type
トリガーの計算方法を指定します。
Time
timePointアトリビュートと指定された値を比較します。
Bounding Region
ポイントが境界領域内にあるかどうかを判断します。
Object Distance
ポイントがオブジェクトに近いかどうかを判断します。
Object Raycast
ポイントから飛ばした光線がオブジェクトに当たるかどうかを判断します。
Neighbor Distance
ポイントのサンプルタイムで近接エージェントが存在するかどうかを判断します。
Animation Clip
エージェントのクリップの名前、時間、ループ数と指定された値を比較します。
Time Dependent
有効にすると、モーションパスの時間範囲にわたって各フレームでCollision Object入力がクックされます。 これによって、トリガーは時間依存のコリジョンジオメトリを評価評価することができます。
このパラメータは、 Type が Bounding Region 、 Object Distance 、 Object Raycast のどれかに設定されている場合にのみ利用可能です。
ブール演算を使用して、トリガーと他の既存トリガーを結合します。
Boolean Operation(左側のドロップダウンボックス)
実行するブール演算( Union (Or) 、 Intersect (And) 、 Exclusive Or 、 Subtraction )。
Comparison(中央のドロップダウンボックス)
右側のドロップダウンボックス内のトリガーグループに対してブール演算を実行する( With )のか、 または、右側のドロップダウンボックス内のトリガーグループを除くすべてのトリガーグループに対してブール演算を実行する( With All But )のか指定します。
Trigger Group (right drop-down box)
トリガーグループ名、または、トリガーグループ名のリスト。
Frame
Type が Time に設定されている場合、ここには、各サンプルポイントの時間と比較するフレーム番号を指定します。
Comparison
サンプルポイントの時間と指定された値を比較する方法を指定します。
このパラメータは、以下の設定の場合にのみ利用可能です:
-
Type が Time に設定されている場合。
-
Type が Animation Clip に設定、且つ、 Clip Time が有効な場合。
Bounding Type
ポイントの位置がテストされる境界ジオメトリの形状。
Bounding Box
Size と Center で表現された境界ボックス。
Bounding Sphere
Size と Center で表現された境界球。
Bounding Object
Collision Object入力からのジオメトリ。
Bounding Volume
Collision Object入力からのボリュームプリミティブ。
Bounding Convex Hull
Collision Object入力ジオメトリの凸ハル。
Size
Bounding Type が Bounding Box または Bounding Sphere に設定されている場合、これは境界ボックスまたは境界球のサイズです。
Center
Bounding Type が Bounding Box または Bounding Sphere に設定されている場合、これは境界ボックスまたは境界球の中心位置です。
Initialize to Input Bounds
Bounding Type が Bounding Box または Bounding Sphere に設定されている場合、これは、 Size と Center のパラメータに入力ジオメトリの境界を設定します。
Comparison
ポイントが境界オブジェクトの内側/外側のどちらにあるのかに基づいてトリガー値を計算する方法を指定します。
このパラメータは、 Type が Bounding Region 、 Object Distance 、 Neighbor Distance に設定されている場合にのみ利用可能です。
Treat As
Type が Object Distance に設定されている場合、そのCollision Object入力ジオメトリまでの距離の計算方法を指定します。
Surface
ジオメトリのサーフェスまでの最短距離を計算します。
Point Cloud
ジオメトリ内の一番近いポイントまでの距離を計算します。
Distance
Type が Object Distance または Neighbor Distance に設定されている場合、ここには、比較される距離閾値を指定します。
Direction from
光線方向の計算に使用される方法。
Orientation
サンプルポイントでのモーションパスのtransformによってトランスフォームされる Reference Direction 。
Velocity
サンプルポイントでのVelocity。 エージェントがそのポイントでの動きと異なる方向を向いてしまっている場合に、これによって Orientation と異なる向きにすることができます。
Attribute
モーションパスジオメトリ上のベクトルPointアトリビュートの方向を使用します。
このパラメータは、以下の設定の場合にのみ利用可能です:
-
Type が Object Raycast に設定されている場合。
-
Type が Neighbor Distance に設定、且つ、 Field of View が有効な場合。
Reference Direction
The original facing direction of the agent.
このパラメータは、以下の設定の場合にのみ利用可能です:
-
Type が Object Raycast に設定、且つ、 Direction from が Orientation に設定されている場合。
-
Type が Neighbor Distance に設定、且つ、 Field of View が有効、且つ、 Direction from が Orientation に設定されている場合。
Ray Distance
Type が Object Raycast に設定されている場合、ここには、光線がCollision Object入力ジオメトリと交差可能な最大距離を指定します。
Comparison
Type が Object Raycast に設定されている場合、ここには、光線がCollision Object入力ジオメトリに当たったかどうかに基づいてトリガー値を計算する方法を指定します。
Direction Attribute
モーションパスジオメトリ上のベクトルPointアトリビュートの名前。
このパラメータは、以下の設定の場合にのみ利用可能です:
-
Type が Object Raycast に設定、且つ、 Direction from が Attribute に設定されている場合。
-
Type が Neighbor Distance に設定、且つ、 Field of View が有効、且つ、 Direction from が Attribute に設定されている場合。
Field of View
Bounding Type が Neighbor Distance に設定されている場合、エージェントの正面方向を基準にこの角度(単位は度)内にあるエージェントのみが近接エージェントとして見なされます。
Time Threshold
Bounding Type が Neighbor Distance に設定されている場合、 Distance 閾値内、且つ、そのサンプルポイントの時間がこの秒数内にあるエージェントが近接エージェントとして見なされます。
Clip Name
Type が Animation Clip に設定されている場合、エージェントのクリップ名がこのパターンと比較されます。
Clip Time
Type が Animation Clip に設定されている場合、エージェントのクリップ時間がこの値(単位は Clip Time Units で設定)と比較されます。
Clip Time Units
Initial Clip Time と Random Clip Offset の単位を指定します。
Seconds
クリップ時間を、クリップの開始時間を基準として秒で指定します。
Phase
クリップ時間を、正規化された周期で指定します。
0はクリップの開始、1はクリップの終了を指します。
尺が異なるクリップを扱う時は、こちらを使用する方が簡単です。
Number of Loops
Type が Animation Clip に設定されている場合、エージェンの現行クリップのループ数がこの値と比較されます。
Comparison
Type が Animation Clip に設定、且つ、 Number of Loops が有効な場合、ここには、エージェントの現行クリップのループ数と Number of Loops を比較する方法を指定します。
Examples ¶
このサンプルでは、Crowd MotionPath Layer SOPを使用して、エージェントの上半身にクリップをレイヤーする方法を説明しています。 このクリップは、エージェントが境界オブジェクト内に入った時にアクティブになります。
このサンプルでは、Crowd MotionPath Transition SOPを使用して(Clip Transition Graphで定義された中間遷移クリップなどの)アニメーションクリップ間をブレンドする方法を説明しています。
| See also |
Crowd MotionPath
Crowd MotionPath Avoid
Crowd MotionPath Edit
Crowd MotionPath Evaluate
Crowd MotionPath Follow
Crowd MotionPath Retime
